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15:予想外の死で慌てない為に

人の終幕は本人、家族問わず覚悟してる時ばかりでなく、何の前触れも無く、何の自覚もなく突然迎える病もあれば、事故での終幕、更に例外として自ら断つ人生の終幕も何件も見てきましたが自分で死のうとしてる人は拘束衣でも着せない限り防げないだろうと思う。

心筋梗塞、脳梗塞等々、様々な原因での突然死や心配停止状態がありますが『病院』の救急処置室へのお迎えもあれば『自宅』へのお迎えもあります。

千数百件の施行には朝起きたら心配停止してた人もいれば、出勤する玄関で倒れた人もいるし、早朝台所で倒れた50代男性、風呂場で倒れた人、前橋祭りに行った翌日の突然死もありました。 そんな場面に遭遇したら――、

躊躇ためらわず119番に電話して救急車の出動要請をする』
『誰が』対象者の性別、年齢、
『何処で』
住所、周囲の目印
『どんな状態か』
対象者の状態、
『自分は誰か』
対象者との関係
死亡から時間経過してれば救急車には乗せて貰えない事もありますが、救急隊から所轄の警察に連絡が行き捜査一課が出動するはずです。

発見したら嘔吐対応で顔を横向きにするなど最低限の対処と処置、一度深呼吸したら自分で生死の判断はせず、迅速な通報と報告、電話で指示された事をして救急車の到着を待ちましょう。

家族がいれば、通報した携帯電話を持って救急隊員が見つけやすい場所に立ちスムースな誘導ができるようします。また別の家族がいれば保険証、掛かりつけ病院の受付カード、投薬中の薬(お薬手帳)などまとめて救急車に同乗できる準備します。

掛りつけの病院があれば救急隊員に伝えれば救急病院なら確認して貰えますし駄目でも受入れ可能な病院に搬送してくれますので、あとは救急隊員と搬送先医師にお任せします。

病院到着時に心臓が動いており、死亡状態に違和感なければ通常の死亡で処理される事もありますが、心配停止状態で搬入されたり死因に違和感があれば所轄警察署の捜査一課が介入します。

『警察介入時』

死亡診断書は医師又は歯科医師以外は書けませんので、死亡診断書を書いてくれる医師がいない場合、及び事故、事件では警察(捜査一課・殺人など強行犯担当)介入となり、家族他人問わず殺人捜査から行い聞き取りや捜索で4時間ほど掛ることが多いです。

関東なら警視庁は検案医師を抱えており無料、ただ担当医が都内全域を周る為、最低でも半日程度は待つ覚悟が必要です。警視庁以外は各警察署から依頼を受けた医師が死体検案に入りますが、大抵は個人医で救急車で搬送された場合は総合病院での検案になります。

死亡届書、死体検案書は全く同じ用紙ですが死亡診断書5.000円~7.000円ほどに対し、群馬県の死体検案書は15.000円~50.000円と差があり、更に高額請求する医院もありますが検案料金について警察は口を出せないそうです。

個人医が訪問して行う検案より、搬送された病院検案のほうが費用面では安くなる傾向が強く個人医の半額程度です。

昨日まで、先程まで元気だった人が突然逝去、元気に家を出た人が交通事故や突然の逝去は決して多くはありませんが少なくとも十数件以上あったと記憶してます。突然の心配停止、これが90才以上の老人なら不思議ではありませんし家族も想定内、でも70代くらいまでは想定外でしょう。

また最近は老いた親と同居する人が減り、老人夫婦だけの世帯が増え続けてますが片方が逝去すれば必然的に独居老人世帯となります。しかし今までが別居生活ですから同居も簡単ではありません。

つい先日、父親と同じ敷地内に住む息子夫婦がいるにも関わらず、風呂場で亡くなった父親発見、ところが大学病院で検死すると死後数日は経過してると診断されたという話しが飛び込んできました。

別居なら距離に関係なく毎日、出来れば朝と晩に声を掛けたり、電話連絡するなどして無事確認は必須です。朝起きたら「おはよう。元気かい!?」寝る前は「火と戸締りの確認したかい? おやすみ」もし対象者に何か起きたとしても最大半日で対応できます。

骨折とかなら助けられるし、逝去してたとしても腐乱死体になることはありません。周囲の家族は最低でも以上の対応は必須、また対象者自身すべき事があるけど正直なところ特効薬はありません。

あくまで僕の個人的な感覚でしかありませんが70代前半までは毎年の健康診断と胃カメラ、心電図、胸部レントゲン、大腸検査、できれば脳ドックをして問題あれば早い段階で治療、何処かに問題あれば保険が効きますから、2か月に一度くらいの定期検査をされては如何でしょう。

それと『雑掌』で書くつもりですが『自筆遺言証書』を書いて3,900円で法務局に預けておくことは超お勧めです。


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参考資料(お時間のある時にでも読んでみてください)
あんしんサポート葬儀支援センター  
代表ブログ 葬儀支援ブログ「我想う」

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