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伊奈線 ニューシャトル

埼玉県上尾市原市の路線と言えばニューシャトルが有名ですが、正式名称は「埼玉新都市交通伊奈線」であり、伊奈線は埼玉県さいたま市大宮区の大宮駅から、同県北足立郡伊奈町の内宿駅までを結ぶ埼玉新都市交通の案内軌条式鉄道路線である。路線と列車の愛称である「ニューシャトル」は、新しいを意味する「ニュー」と往復する交通機関等によく使われる語である「シャトル」を組み合わせたもの。

ニューシャトル 開業当時のお写真(昭和58年12月)

ニューシャトルは埼玉県さいたま市大宮区、同市北区、上尾市、北足立郡伊奈町を結んでおり、さいたま市大宮区大成町にある鉄道博物館へは鉄道博物館駅が博物館と一体型の最寄駅となっており、当路線が主要なアクセスルートとなっている。開業した1983年当時はゴムタイヤの新交通システムはまだ珍しく、特に首都圏では先駆的な路線とされている。

大宮駅を発車してループ線を走行する ニューシャトル
1983年の開業以来走り続けてきた1000系電車
2015年より営業運転を開始した埼玉新都市交通2020系電車

鉄道博物館開業後、アクセス路線としても使われるが、元々は東北・上越新幹線の建設にあたり、高架で分断される地域への見返りとして建設、開業した路線。運賃は少し高めなので同じ原市市民でもニューシャトルではなく、東大宮駅を利用する人も多い。

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