【117】2021まとめと来年の抱負


▼2021まとめ

・文章をわりかし書いた(上半期)
去年も含め、自分の文章と向き合う期間が1年以上続いた。その結果、色々と諦めがつく部分もあり、もちろん全然諦めがついてない部分(というか続けて考えたいこと)もあり、文章と良い距離感になってきた気がする。丁度1年ちょっと前の、何もかも呪ってやる的な状態からはかなり違うところにいる、といえる。
上半期に読んだ三中本からは、自分のために文章を書いて良い、ということを学んだ(というか自己正当化の材料になった)し、エゴイズムを徹底した結果、文章について考えることが苦痛でなくなった。

・自分の精神の捉え方を変えた
というか、自分の心の状態を記述することで、悪性の部分を分離できた感がする。心を連続や持続で捉えるのではなく、分離したほうが、僕にとっては楽であった。僕の心は僕によって眺められるものになったことで、幾分落ち着いた。
そのことによって、自ら不快に首を突っ込んでしまう癖が若干治り、気持ちがとても楽になった。無理に書くこと、無理に他人の意見を見たり聴いたりすること、無理に情報を集めようとすること、これらは(差し当たり現在の)僕にとっては有害であり、軽症から重症へ突き落とされる切っ掛けになりうる。
もちろん、不快は気持ちイイのだと思う。でないと、不快に首を突っ込もうとする自分の性分に説明が付かない。しかし必ず、過ぎたる酒と同様にして、不快は精神を蝕む。精神を蝕まれた結果、僕は悩みの袋小路に落ち込み、孤独のなかで苦しむことになる(この状態は、私的言語に満ち孤独で、結論が出ないという点で、二重に苦しい)。

・麻雀からポーカーへ
ゲームをコツコツやりたいな、という切っ掛けから、夏ごろに麻雀(雀魂)を始める。金の間が辛すぎたタイミングで、一瞬だけポーカーがVTuberのうちで流行り、自分もやり始める。これがけっこう面白く、現在もちょこちょこやっている。
ポーカーはブラフができるという点で、状況さえ整えば、手元の2枚が白紙であっても相手に勝てる可能性がある。適切な割合や頻度を考え、相手のハンドレンジを考え、という思考部分が非常に面白い。
ポーカーにおける教訓を人生訓にするのは少々馬鹿げている(というかやり過ぎである)が、適切な頻度でブラフをしないと負けるとか、最適な行動も運には勝てないとか、相手のハンドレンジがきちんと見れてないと負けるとか、他のゲームや人生ゲームにも応用できそうなことはけっこうある。

・試験勉強ゲーム
下半期は上記のような変化により、「文章で食うのは無理!」とわかったので、とりあえず資格でも取るかとなり、簿記2級を勉強していた。12月の始めに合格できたので、とりあえず良かった。現在は1級の勉強中。
「試験勉強ゲーム」を進めていくなかで、数学とか経済学とか統計学とか、その諸々への興味が出てきたので、とりあえず数学をちょびちょびやっている。

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▼2022年の抱負

・ニューアカ系の、特にオカルティックな思索についてまとめる。ニューアカ勢?には怒られそうだが(いわゆる「誤配」ということで許してほしいが)、あくまで知的パズル的に整理したい所存。

・批評や解釈についての思索を精緻にする。けっこう曖昧なまま放置してる部分もあるので、「自分が何をやっているのか」あるいは「この書き手は何をやっているのか」が明確になるといい。

・試験勉強ゲームを続ける。続けた先になんか待ってると嬉しい。特に簿記と数学、できればプログラミング。

・ポーカーを強くなる。今はエムホやポカチェでわーわーやってるだけなので、有料のヤツにチャレンジしたい。

(・表現ゲームについての思索を進める。これは時間がかかりそうなので、随時。)

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