★100日記念の自由な記述:まいにち100字【100日目】

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・何書こうかな、と思ったのだが、100日までに絶対に出しときたいものは出したので、完走した感想を徒然と書いていきたい。

・書き手としての自分の悩みのひとつに、多くの分量を書けない、というものがあった。一般人に比べれば書ける方なのだが、ワナビ、ライター、ブログ批評マン、学者といった書くことを生業にしている人々のなかでは、ゴミカスに等しい分量しかかけない。もちろんスタイルとしての問題はあるにせよ(たとえば簡潔さと厳密さを両立したい等)、多く書けないことへのコンプレックスは強かったし、いまも確かに存在している。書き始めたとき(4/4)は、長文を仕上げた余韻のまま、ほぼ何もせず1ヶ月経過してしまった焦りもあった。

・まいにち100字、というかなりハードルを下げたルールのお陰で、モチベーションが足りないタイミングでも書き続けることができた。なにかと目移りしやすく、モチベーションがブレやすい自分としては、とても良い方法を掴んだ気がする。ジャンルを問わず書くのもOKというルールも、非常にプラスに働いた。文字数をカウントしていないが(これもハードルを下げるため)、合計6万字位は書いたのではなかろうか。えらい、とてもえらい。

・そもそも自分は一気呵成に書けるタイプではない。テストとかでも一夜漬けは苦手。きちんと準備してこなかったものについては、順当に失敗する(一見当たり前だが、世の中には鬼のように要領の良い人間が幾らでもいる)。 その代わり、かなりショボいことをコツコツ毎日続けることには長けている。たとえば、毎日100字書くこと。考えてみれば、この容量は毎日ちょっと長いツイートを一本するだけで良い長さである。そのくらいのことならば、やりたいことの多さに対して鬼のように要領の悪い筆者でもできた。

・60日目くらいまでやっていた反省にも書いたが、メモ的なものでも公開して良い、というルールは精神的にとても楽だった。というのも、もともとメモ魔である筆者は、実現化されず死蔵されているアイデアがけっこう貯まっていたのだった。以前までは、アイデアの実現化(それなりの文章に起こすこと)に右往左往して時には挫折していたのだが、ほぼ箇条書きみたいな文体でもOKとしたことで、死蔵されず公開することができた。これはかなり大きい。

・最初の頃は、もう少し気の効いた、ブロガーやライターのような文体に改造していくことを期待していたが、そんなことができるわけもなく、個性的なんだかよくわからないが、とりあえず自分にとって書きやすい文体だけが残った。この文章の可読性はそれほど高くないと思う(形式的にも内容的にも)。この文体がベースになり、他の文体への変化があるかもしれないが、自分のなかのベースが明確になったのは良かった。書くのに困ったらこの感覚を思い出せば良いので、無理して嫌にならずに済む。嫌にならなければ書き続けられる。

・今後のnoteの使い方としては、いままでのミニブログ的なもの以外にも、資料集的な記事が可能ではないかと思っている。たとえば、重要なわりに何かと作るのが面倒くさい、参考文献リスト、索引、ディスコグラフィーといった資料は、軽く公開しておいて、後から見直すことができた方が良い。特に索引に関しては、ある任意の用語に対する、複数の文献を横断した索引も作れるハズだ(けっこう労力はかかるが)。

・さて、明日からはタイトル表記を、タイトル【203】といった形に略記する(ナンバリングのみ継続。単なる自己満足のため)。noteのまいにち更新は若干気まぐれになり、ゲーム実況に関する小冊子を出す準備に入る。かの三中先生が実践されているように、書けた文字数をツイートする。これがまいにち100字以上になるようにする。文字数が可視化されてしまうという若干のプレッシャーはあるものの、仕方あるまい。がんばってこ~。

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おわり❗️

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