死は突然やってくる

以前会社の朝会で「死を思いながら、生きる。」という話を
させてもらったことがある。

水の事故で姉が死んだのは既に23年前。
大人になるにつれて、近いしい存在になっていた姉。
突然ダメな自分を知っている近しい存在がいない。
いつも強い姉の裏にいた自分の存在。
姉の死によって、自分が表に出てきたような気がする。
数々の教訓を姉の死が残してくれた。

死は突然やってくる。
先週火曜日、娘の新体操のクラス。
嫁が新体操のママ友と話していた。
数日後、そのまま友は天国へ行ってしまった。
その旦那からは一切原因をきけていない。
健康だったママ友は突然世の中から消えてしまった。

自分もいつかは突然いなくなるかもしれない。
毎日が幸せだと、うるさい、生意気な子供たちの
微笑みや、キンキン声が、嫁の一生懸命作ってくれる食事たちが、
どんなに幸せを毎回毎回与えてくれているのか。
一瞬一瞬が、一緒に居る彼らが、幸せを感じさせてくれる。
死は突然やってくる。
今持っているものを、今あるもの、今一緒に居る人たち
幸せを感じるのであれば、幸せなんだ。
明日はやってこなかったとしても、誰よりも幸せなのかもしれない。

今を生きれない人は、あの世で後悔するのであろう。


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