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ズレてる方がいい

自分の弱さを認めるという事は難しい。
特に男で自我が強い人だとそうだ。

うちの息子は小学5年生になる。
2歳年上の姉を馬鹿にするが年を取るにつれて
差が顕著に表れてくる。
女の子は成長が早いから、身体も1.5倍ほど違う。

先日、富士急ハイランドに行った
娘が中学に受かったお祝いを兼ねて、一泊二日で行った。
風が強かった為、絶叫の乗り物が数台しか動いたなかったが
ええじゃないか、高飛車ぐらいしかなかった。
最初は、家族みんなでええじゃないかを乗った。
流石に一発目からグルグルと周り、足がどこかにぶつかりそうなほどの
勢いで、ジェットコースターが苦手でない自分でも少々恐怖を感じた。

じゃぁ次は高飛車に行こう!と女性軍が言うと
息子はトイレといい、私と一緒に。
娘と嫁は高飛車へ。
トイレの途中息子が高飛車は行かないという。
え?数少ない絶叫マシンに乗らない?
どういう事?
その後、女性軍と我々は別行動となってしまう。

じゃぁお化け屋敷に行こうか?と誘うと
行ってもいいような返事が
しかし目の前にくると怖じ気ついた息子は『やっぱいいや』と
後ずさりする。
ある程度大きくなった息子とコーヒーカップ乗るわけにもいかないし
どうすんだ後の時間!

ナルトのエリアに行って時間をつぶし、
迷路のようなところに行って時間をつぶし、
高っかいタピオカ入りカフェオレを男二人でベンチに座って飲んで、
夕方近くに女性軍と待ち合わせにやっと成功
そこから、お土産を買いに

驚いたのは息子が姉の楽しかった話を聞いていて
何を思ったのか?
『I'm chicken』Tシャツが欲しいという。
 自分には勇気がないという開き直り
しかも、学校に着て行って友達に笑ってもらうという。

息子よ、君を誇りに思うよ。
キミの頃のダディはそんな勇気なかった。



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