母親だけど母親じゃない自分も大事
大学時代の友達とランチしてきた。
友達も同じく子育て中の母である。
そして最近、在宅で仕事を始めたらしい。
友達の子どもはまだ乳幼児なうえに、保育園に行っているわけではないので子育て中心の日々だけど、在宅ワークしている時間が息抜きになると言っていた。
「専業主婦は楽」「専業主婦は時間がある」なんて言われることもあるけれど、専業主婦が大変なのはそこじゃない。
確かに仕事に行かない分、ワーママのように毎朝バタバタする必要はないかもしれない。だけど、子育てばかりしていると息が詰まるのだ。
自分のために過ごす時間が全くなくて、自分の人生を生きているはずだけど、他人の人生を生きているような、そんな気分になる。
そんな日々が続くと「このままでいいのだろうか」「自分の時間がほしい」「なんであの人はうまくいっていて、私は何もできていないんだろう」こんなふうに思えてくる。
もちろん専業主婦の生活を満喫できる人もいると思う。だけど、私のように専業主婦になると息が詰まって病んでくる人は、収入の額に関わらず、まずは何かしら仕事を始めてみてほしい。
ライターでも良い。
オンライン秘書でも良い。
インスタのアカウントを立ち上げてみるのも良い。
なんでも良いので、子育てとは違うことを何か始めてみると、なんだか日々の生活が生き生きし始める。
子育ては何よりもやりがいがあるし、子どもの成長を見られるのは楽しい。だけど、子育て以外で自分が必要とされる場所。何かしらの活動ができる場所があると、人生はもっと楽しくなる気がする。
さらに子育てしながらも収入が得られたら自己肯定感も上がる。子育てだけしていたときよりも、自分に自信を持てるようになる。自分の服や化粧品を買う際も後ろめたい気持ちにならず、堂々と買える。
母親だけど、母親ではない自分でいられる場所があると、子育てのストレスも減る気がしている。
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