自分が本当に向き合うこと。

ここ最近、かなり自分の価値観が変わる出来事があった。

今まで、私はひたすらに韓国を愛していた。　

ただ、その愛は、依存にも近いものだった。　

日本でどうにもならない自分を受け入れてくれる、どんなつらい時であってもきっと癒してくれる、そんな存在なんだと、過信していた。

あながち間違っていたわけではないが、たいてい期待というのは現実を上回るもので、その現実を知ったとき、人は裏切られた、と思うのだ。

そう、私は裏切られた。

誰に。期待をして期待をして、自分が作り出していた虚構の韓国に。その国に行って一生を遂げたいと、思うほどに酔っていた。（その酔いのおかげで行動する勇気になるのだから、悪いことばかりではないのだろうけど。）　

・・・そして気づいた

場所も国も関係ない。大事なのは、自分が何が好きで、何に心地よいと思えるか。ただそれだけ。

「大切なことは目に見えないんだよ」

星の王子様でも言ってたっけ。あの本は、今読み返すとほんとに深い。ぜひ、大人になった皆様にも読んでいただきたい。

勘のいい方は、なんだ失恋話かとばれてしまったかもしれないが、人生を考える契機として使わせていただきたい。

韓国が好き、

アイドル、コスメ、おしゃれなカフェ。ここは天国かと思える楽しさにぜひ酔っていただきたい。ただ、酔いというのは冷める。

正直この数週間、韓国のことを考えるのをやめていた。苦しかった。

でも、多くの人の支えで、それを超えた自分は、「自分」と付き合う覚悟ができた。

韓国がなければ生きられない「韓国病」ではなく、私の生きる道に、一緒に歩む存在に・・・なるかはわからないが、ついてきてくれたら嬉しい。

これで『本当の意味で』韓国社会と向き合って、付き合っていく覚悟ができたというわけだ。

これまでありがとう。

どうぞこれからもよろしくお願いします。

これからも私なりの韓国を届けます。