52ヶ月間のヤーレンズ(その10)

2022年12月17日―

M-1グランプリ2022 前日

その1日のどこかで漫才をやる機会が無いものかと情報が更新されるのを待っていたところ昼の時間帯に一本追加されていた

観覧チケットも購入していたが
予め取っていた飛行機の都合で現地到着時間を
考えても結局間に合わなかった

ただ、このライブでは観覧チケットを購入した者限定でリアルタイム配信用のチケットも届いた(当日コロナ等の状況を踏まえて会場に行けなくなった人用に振り返りができない条件で配信するとのことだった)

結果的にK―PROさんの対応に助けられ、電車に揺られながらヤーレンズの様子を眺めて移動していた


夜には過去に敗者復活戦を一緒に観覧していた高校からの同期とも再会したり、ひたすらコーヒーを飲みしばく時間を過ごしていた


2022年12月18日―

M-1グランプリ2022、敗者復活戦 当日



出井さんのコーヒー情報を追いかけている人ならお馴染みのお店に早朝から向かう(冬時期の早朝だと白湯提供がある模様)


コーヒーを頂いている中、マスターが私の事を覚えてくれていた

今回の遠征の目的を聞かれ敗者復活戦があることに触れた

マスターは『(出井さん)観なきゃいけないですね。』と私の後に入ってきてコーヒーを飲んでいたお客さんへも話しかけた

そのお客さんはとてもにこやかに頷いた

聞いたところによるとその方も出井さんとは関わりがある方とのことだった

お店には我々三人しか居なかったのもあり

各々で出井さんの印象について話す場面があった

ここにいる三人の出井さんに対する共通認識は

『義理堅い人』だった

(そもそも私の印象も含めるのはどうかと思うが)

芸人としての人柄も、プライベートでの人柄も相違無い様子を聴けたのがとても嬉しかった

「“圧雪”って関東圏の人は聞いたこと無いと思う」
「北海道ならあの珈琲屋さんが有名ですよね」
とマスターとの会話や、お店の雰囲気に浸るとどうしても長居してしまう気がするので

念願のコーヒー豆も購入し、六本木へ向かった



敗者復活戦観覧は今回で3回目


2018、2019、そして今年


毎回のことだが一旦下見のため会場に向かう


会場のステージ環境はほぼ変わっていないがMC、ゲスト席の位置が上手から下手に移動、客席数の削減(立ち見無し)、入場チケットの電子化(購入制限1人1枚)、桃太郎旗も文字のみからファイティングポーズをした各出場者の写真がデザインされている他、変更点は思い出せる部分だとこれだけあった

あと、観覧者への記念品が入ったチキンラーメンの手提げ袋が観覧席に配置されており『ラヴィットでヤーレンズが食レポしてたなぁ』と思うなりした


お昼の時間になり敗者復活戦出番順のくじ引き配信が始まる


くじ引き順もサイコロで決めた結果『アルファベット逆順』


頭文字が【Y】のヤーレンズが一番手となり
くじを引いた結果は『14番』


「なんか良さそう~」と漠然と思ったが
そのあとも順調に出番順が決まっていった


その後、一緒に観覧することとなる知人と合流した際に『さっき楢原さんと肥満さんが(テレ朝横の)池の辺りで記念撮影してましたよ』という話も耳にした


「多分、楽しんでる割合の方が大きそう」と

今年、(私が)初めてヤーレンズが賞レースに参戦していた際にとても緊張している楢原さんの様子を見ていたので少し安心できる話題だった


会場への入場整列が始まった


並んで少し経過したところで密着カメラが横に付いたウエストランド井口さんが姿を現す


私はふと井口さんをじっと観てしまった


若干距離はあったが気付いたようで井口さんが「どうもどうも~」と言いながら長めに手を振ってくれた


私も振り返した


まさかこのまま結果を残していくとは、




とは思わなかった


『こういう気付きが出来る人って結果的に強いよな~


今年のチャンピオンになったりして』


と主観強めに、こう感じていた



間もなくして会場内の席を確保し、ヤーレンズの桃太郎旗の隅を摘まんで一緒に記念撮影し、旗のみの写真も撮影しようしたところ隣には令和ロマンの桃太郎旗があることに気付いた


元々、令和ロマン(魔人無骨)の漫才も、ラジオも、YouTubeも、R2D2も一度だけだが観に行ったこともあるぐらいは好きなので隣にも写るように撮影していた


座った席は会場中心線そのままにほぼ最後列側にした(会場内は自由席である)


入場した頃には観客席の前側がほぼ埋まっていたのもあるが、前側だと自分の後ろと横にいるお客さんの笑い声がダイレクトに聞こえてきてしまい、実際のウケ量の判別が出来なくなるためである


まだこの時間は陽も出ている時間なのと、珍しく上下ヒートテックを仕込んできたこともあり何とかしのげそうかと思っていたが色々と想像以上の結末になる


そして


敗者復活戦の生放送が始まった















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