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「足元悲観、将来楽観」...「成しとげる力」からの学び

先日、
「成しとげる力(永守重信著)」をルーティンの「耳読」で完聴しました。
https://toyokeizai.net/articles/-/473878?page=4&ismmark=a
       
永守さんは学生時代、今の私からすると半端なレベルではない理不尽さに晒されてきました。
    
たとえば、小学校時代に彼を蔑んだ先生などは、現在であれば間違いなく「一発アウト」です。
     
それでも数ある困難を乗り越え、あの日本電産を国内唯一の優良企業に育て上げました。
     
今でも「125歳まで生きて目標を達成する」という意味のことを言われ、日々邁進しています。
      
是非、志高い方には一読して欲しい一冊です。
     
著書の中で永守さんは数多くの金言を残されていますが、その中でも一番心に響き、おそらく彼自身も最も大切にしているのが、
   
「足元悲観、将来楽観」です。
     
たしか著書の中では、敬愛した母親からの教えと書かれていたと思いますが、後で調べると意外とメジャーな金言のようです。
https://www.kyocera.co.jp/inamori/philosophy/words36.html
    
これは人により色々な活かし方が出来る言葉だと思いますが、永守さんの場合は、この教えを教訓に「目の前の困難(悲観)」を乗り越え、現在の栄光(楽観)を得たわけです。
     
ただ前述の通り、「125歳まで目標を持って生きる」永守さんですから、彼の眼前には新たな「悲観」が横たわっているのでしょう。
     
「完聴」以来、「足元悲観、将来楽観」を是とする私。
    
いつの間にか、目の前の困難、たとえばそれが猛然な罵詈雑言を受けたとしても(よくあります!)、それを「将来の『楽観』への布石」にする意識が、徐々にではありますが芽生えつつあります。
      
本当に良き良書と出逢え、嬉しい限りです。
     
ちなみに永守さん、ご本人が「足元悲観」の成長過程を辿ったため、部下に対してや指導的立場のもとではそれこそ「罵詈雑言」を浴びせてきたわけです。
     
それでも退場しなかった人によって現在の日本電産があると断言されています。
      
いわば「去る者追わず」の側面もあり、それ自体については読み手に色々思うところがあるでしょう。
      
しかしこれからの世の中、自らが己を厳しく律せない限り、「将来楽観」を成し遂げることは不可能と思います。
     
律せなければ労せずして泥沼、「将来の悲観」にハマります。
     
永守さんの生き方、スタンスにはいつの時代、世であっても傾聴すべきこと多々と断言します。 
     
では

#永守重信
#成しとげる力
#足元悲観
#将来楽観

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