サーモンランNext Wave 自分が気を付けていること

こんにちは。スプラトゥーン3のサーモンランNext Waveは、前作の無印サーモンランに比べてはるかに難度が高いですね。

なので、上達のためにもサーモンランの基本情報や自分が気を付けていることなどをまとめておきたいと思います。なるべく初心者の方にもわかりやすいよう丁寧に説明したいです。
自分もよくサーモンランの解説動画などを視聴するのですが、「ここら辺あまり言及されてないな~」という部分などもなるべく詳しく書きたいと思っています。逆にググればすぐ出てくるようなのはあんま書かないかもしれません。

書いてたらやたら長くなったので目次から見たいところだけ見るのをお勧めします。

予防線を張っておくと、ダム790が最高の未カンスト勢なのでいろいろ至らない部分があると思います。なので「ここは違う」「ここもっと詳しく書いてほしい」など意見があれば送ってくださればうれしいです。noteにコメント機能とかあるんでしたっけ。

体力など数値的なデータはwikiを参考にしています。

読み方

重要な事項・これだけは頭に入れてほしいことは太字で書いています。

逆に、優先度の低い、上級者専用テクニックみたいなのはこういう風に書きます。

独自用語

私だけしか言ってない独自用語を先に定義しておきます。太字が独自用語です。
見ればわかりますが、性質は違うのにぱっと見が似てるせいで混同される攻撃を区別するためにわざわざ定義してます。

貫通攻撃:ほとんどのチャージャーが持っている、直線上にいる複数のシャケにまとめてダメージを与える攻撃。
装甲:カタパッドの操縦席やバクダンの本体のように、通常のインク攻撃を通さないが、体力が設定されているオブジェクトのこと。テッパンの盾だけ特殊で、一定まではインク攻撃で体力が削れるが0になっても破壊されはせず、一定時間無敵になる。
装甲貫通:一部のスペシャルとクマサン印のスロッシャーが持っている、装甲を貫通して直接ダメージを与える攻撃。

爆風:ブラスターや一部の弓が持っている範囲攻撃。
ボム風:エクスプロッシャーと一部のスペシャルが持っている、カタパッドの翼を破壊できる攻撃。

wikiでは装甲貫通は「貫通属性」、ボム風は「爆風属性」となっています。
個人的に貫通攻撃と貫通属性が概念として異なるのはややこしいと感じたので名前を変えてます。

1waveの流れ

ヘリコプター

メンバーのネームプレートやバッジなどが見れます。
とはいえカンストバッジなどはフレンドと組めば低危険度でも取れるので、過信はしない方がいいと思います。実際のプレイを見て判断するのが一番です。
でもサーモンラン関係のプレートやバッジで固めてると熱意がありそうでいいですよね。

着陸~wave開始前

さて、コンテナ付近に着陸しました。まずは壁を塗りましょう。壁を塗りつつ、潮位を確認します。このとき、満潮になって水没する事故を防ぐためにコンテナ付近の壁を優先して塗るといいです。
また、味方が塗っていない壁を塗ると効率がいいですが、「野良はこの壁のこの部分を塗ってくれない!」と思ってるときは被ってでも塗る選択肢もあります。

どこの壁を塗るべきかわからない場合は、コンテナ付近の壁高台に上るための壁を塗っておけば間違いありません。後は自分がよく使う壁を塗っておけば完璧です。

序盤(残り100秒~80秒)

まずは最初に湧くオオモノシャケを探しましょう。オオモノシャケが湧くポイントは決まっていますし、(霧でなければ)雑魚シャケと一緒に湧いてくるので「敵がいる場所」=「最初のオオモノの湧きポイント」です。そこから複数体のオオモノシャケがぞろぞろやってきます。
探し方ですが、高いところから遠目で確認することをお勧めします。これには以下のメリットがあります。

  • 雑魚シャケに接近されづらく、攻撃を受けない

  • そのポイントにシャケが湧いていない場合、引き返して別のポイントに向かいやすい

  • バクダンやコウモリ、ナベブタなどを引き寄せることができる

特にコウモリやナベブタは一度停止するとなかなか移動しないので、引き寄せられるときに引き寄せた方がいいです。

オオモノシャケを見つけたら、「カモン!」で味方を呼びましょう。スタートダッシュに関わるシグナルなので、非常に重要です。
ここから処理が始まるわけですが、こちらに向かって移動してくるオオモノシャケはなるべくコンテナ付近にまで引き寄せたいところです。この「寄せ」には複数のメリットがありますが、詳細は「納品の仕方」の部分で後述します。
寄せている間、暇ならボムや(射程長めの)メインウェポンで高台から雑魚を処理しておくと無駄がありません。

理想としては、できればモグラやテッパンは寄せたいです。これらが追っかけているプレイヤー(ターゲット)がコンテナまで移動し、寄せ切った時点で倒しましょう。このとき処理するのはターゲットとなったプレイヤーだけで充分です。他の3人は雑魚シャケや別のオオモノシャケに注力しましょう。
ヘビやバクダン、ダイバーは移動が遅いのである程度まで寄せてから倒すといいですね。コンテナまで引き入れることはほとんどありません。
他(コウモリ・ハシラ・ナベブタ・タワー・カタパ・テッキュウ)は出現した時点・停止した時点で殺しましょう。

モグラやテッパンのみ出てくるならコンテナに全力で寄せれば良いのですが、大抵そうはなりません。タワーが出てきたり、バクダンが海岸付近で停止したりして前線が下がらないことがあります。また、本来は寄せたいテッパンがなんか変なところで味方に停止させられているときもあります。
そういう場合は、あなたも前線に参加しましょう。「カモン!」で呼ぶのも手ですが、それで味方が来なかったらやっぱり行ってください。
この状況での海岸ですが、オオモノシャケと雑魚シャケがわらわらと蠢く無法地帯になっていると思います。何からやればいいでしょうか? 持っているメインウェポンによって大きく異なってくるので、汎用的な判断基準を書いておきます。

接近してきている雑魚シャケ > 手が出せるオオモノシャケ > 雑魚シャケ > 手が出せないオオモノシャケ

まず自衛のために周囲の雑魚シャケは処理しましょう。次に手が出せる、つまりメインウェポンの射程範囲にあるようなオオモノシャケを優先して倒しましょう。そうでない場合は、近づくために雑魚シャケを倒しましょう。雑魚シャケを無視して海岸のオオモノに到達するのは基本無理です。この処理基準は序盤だけでなくサーモンラン全体で通用する基本なので、意識しておくといいでしょう。
オオモノがなかなか処理できない場合はスペシャルを切るのも手ですが、最初は味方が全員揃っているので大体何とかなるはずです。なるべく温存しておきましょう。特にテッキュウを見ると反射的にスペシャルを切りがちですが、多分必要ないです。落ち着いて処理しましょう。

海岸のオオモノを倒し、雑魚処理にも目途がついたら金イクラを運びましょう。死なない程度に、しかし最大限運びたいです。ここで6~9個ほど納品しておけば、クリアがぐっと楽になります。イクラ投げを駆使してたくさん運びましょう。
ただ無理にやる必要はありません。雑魚が多くて死ぬ可能性が高く、味方が協力してくれなさそうなら諦めるのも手です。

中盤(残り80秒~40秒)

そろそろ次のポイントからオオモノシャケが湧いてくるころです。危険度によってはもう湧いています。危険度が高いほど早く湧くので注意しましょう。
今湧いていた方とは別の方面から必ず湧くので、残りの場所をしっかり索敵しましょう。このあたりから味方4人で固まることはほぼなくなり、単独行動がメインとなります。この中盤でどれだけオオモノを処理し納品しているかが大勢を決するので気を引き締めてかかりましょう。

中盤は「索敵→オオモノ処理→納品」のサイクルを回していきます。まず索敵で自分のメインウェポンが倒しやすいオオモノを見つけ、(寄せられるなら寄せて)処理。なるべく1個は金イクラを持ち帰り、納品。これを各自が行えれば納品数は着実に増えるはずです。索敵や納品の合間には雑魚処理をしっかり行ってコンテナ周りの盤面維持を図りましょう。

1人では処理が難しい場面もあると思います。例えばメインウェポンが適していなかったり、大量の雑魚に道を阻まれていたり。そういう時は「カモン!」で味方を呼びましょう。呼んでも来なかったらもう無視して別のオオモノに向かうか、スペシャルを切りましょう。

終盤(残り40秒~0秒)

現在の納品数とノルマ数を確認しましょう。非常に重要です。そして「あと何個イクラを入れればノルマが達成できるか」を計算しましょう。コンテナ周りのオオモノを処理して全部納品したら達成できるか?

もし足りるなら、全力でオオモノを倒し、全力で納品してください。タワー・テッキュウ・カタパが攻撃してきても無視しましょう。クリア優先です。もし時間に多少余裕があり、タワーなどが多すぎると感じたら一部だけ処理しておくのもありです。自分の経験と相談してください。もちろん、倒したらすぐに帰ってください。
メインだけではコンテナ周辺の雑魚処理やオオモノ処理が追い付かないと思ったら即座にスペシャルを切ってください。納品が間に合わないというのは、そのままではクリアができないことを意味するので出し惜しみする意味がありません。

もし足りないなら、外周のオオモノで金イクラを作りましょう。足りないんだからそうしないとクリアできません。残り10秒とかで「コンテナ周りのオオモノだけじゃ納品が足りない!」と気づいても遅いので、なるべく早めに「あと何個納品すればよいか」という具体的目標を把握しましょう。
時間がないのにこのコウモリを倒さないと金イクラが足りない!みたいな場合はスペシャルを切ってでも金イクラを作ってください。

納品時はなるべく味方と位置を被らせないようにするといいです。タワーやカタパの攻撃に巻き込まれないためですね。味方が取らない金イクラを優先して納品しましょう。

残り20~10秒の頃にはノルマが終わっていることが理想です。10秒切っても(十分な金イクラさえあれば)全員が怒涛の納品をしてクリアできますが、事故も多くなりますし安定しません。

もしノルマクリアしたら、あとは逃げ切るだけで勝利です。テッキュウだってコンテナから離れれば脅威ではありません。タワーカタパの処理などをして事故の可能性をつぶしつつ、壁の塗り返しをして次のwaveに備えましょう。

wave終了後~次wave開始前

壁・床の塗り返しをしましょう。特にぎりぎりでクリアした場合、辺り一面シャケインクまみれということも珍しくありません。

味方のウキワを救助することもできますが、あまり推奨しません。ウキワでいると次waveのときに復活が一瞬(0.5秒くらい?)遅れますが、微々たる差なので救助に使う時間を塗りに回した方が効率的です。復活した味方が塗り替えしてくれるかもわかりませんし。
また、リザルトの「被救助数」を気にする方もいます。これは死んだ時ではなく味方に救助されたときにカウントされるので、クリアに関係ないwave間に救助されると不必要に被救助数が増えリザルトの見栄えが悪くなるようです。「被救助数が増えると強い味方に見限られて部屋を抜けられるかもしれない」という実益上の問題もあるらしいので、結局は助けない方が無難かなと思います。


納品の仕方

寄せ

「寄せ」とは、「プレイヤーに近づいてくるオオモノシャケをコンテナ付近まで誘導することで、効率的に納品をするテクニック」のことです。

何故寄せるのかというと、「オオモノシャケに金イクラを運んでもらうため」です。1人のプレイヤーがテッパンをコンテナまで寄せれば、それは1人が3個の金イクラを運んでいるのにほぼ等しいわけです。その金イクラを運ぶだけなら3人で分担して運んだ方が早いですが、1人でやれば残りは他のことをできます。

逆に、無理に寄せようとして無駄に時間をかけたり、味方に負担を被せるのであればさっさと処理した方がお得なわけです。例えば、テッパンが海岸付近で完全停止してしまったらもう処理した方が楽な場面が多いでしょう。これはテッパンが停止から復帰してコンテナまで行く時間を考えると、すぐに倒してイクラ投げなどで運んだ方が全体的に"安く"済むからです。

また、「寄せ」には「金イクラを海岸から避難させる」意味もあります。オオモノシャケをせっかく倒しても、金イクラが海岸付近に散らばると雑魚の群れをかきわけないと到達できないため非常に危険だし、時間もかかります。いちはやくオオモノシャケという名の金イクラを雑魚の群れから引き離すことで、安全に納品しやすくするのです。

どんなオオモノシャケが寄せやすいかというと、以下のようになります。

  • 移動が速く寄せやすい:モグラ、テッパン(、ダイバー)

  • 寄せやすいが移動が遅い:バクダン、ヘビ(、ダイバー)

  • なかなか動かないため寄せづらい:コウモリ、ナベブタ

  • 海岸から動かないため寄せられない:カタパッド、タワー、テッキュウ

  • 特定のポイントで完全に停止する:ハシラ

上2つの項目のオオモノシャケはなるべく寄せておきましょう。ただ、バクダンやヘビは安易に寄せるとコンテナ周りの状況が酷く悪化するので、寄せるなら迅速に処理しましょう。下3つは無理に寄せる必要はありません。殺しましょう。
ダイバーだけ判断に困りますね。一回の移動はそれなりに早いのですがちょっと待つ必要があるので。ただコウモリやナベブタよりかは寄せやすいです。

イクラ投げ

ボムと同じ量のインク(満タンの2/3)を消費し、小さい範囲に100ダメージ与えながら金イクラを投げるアクションです。Next waveになって追加された数少ない強化要素ですね。かなり強いのですが、インクをかなり消費するためよく考えて使わないといけません。

「インクと引き換えに納品時間を短縮する」というのがメインの使い方です。なので投げるならちゃんとコンテナに入れましょう。外すくらいなら直に納品した方が(インク効率的に)マシです。
「イクラ投げはしたがコンテナ周りに金イクラが落ちていたので、結局コンテナに向かう羽目になった」といったときなど、時短できないならイクラ投げをしない方がいいですね。そのインクはボムなどに使いましょう。

海岸付近で金イクラAをコンテナに向かって投げる→もう1個の金イクラBを背負ってAのもとに向かう→Bをコンテナ方面に投げてAを背負う→Aを投げてBを背負う→……と繰り返すことを「金イクラドリブル」と言ったりします。1人で金イクラを2個運ぶことができるので、インクに余裕があれば使ってみましょう。

また序盤に発生した海岸の金イクラはなるべくイクラ投げを駆使して持ち帰りましょう。とりあえず投げとけば味方が受け取ってくれるかもしれませんし、金イクラを海岸から避難させることができます。とはいえ、イクラ投げに夢中になって雑魚に殺されないように処理はしっかりとしましょう。

コンテナから一定範囲内にいれば、Aボタンで納品できます。別にコンテナの方に向いている必要はありません。また、スピナーやチャージャーでチャージしながら納品してもチャージが切れることはありません。チャージしながら納品できます。

敵の倒し方(雑魚シャケ)

雑魚シャケ。本当に恐ろしい相手です。攻撃がやたら強いうえに際限なく湧くので、オオモノばかりに気を取られているとマジで雑魚シャケに泣かされることになります。射程は非常に短いので、攻撃されないように距離を取って処理しましょう。攻撃を受けても一発アウトとはなりませんが、複数に殴られると一瞬で死にます。それに攻撃を受けたプレイヤーは後ろに大きくノックバックしてしまうので、それで水没してしまうこともざらにあります。対面するときはなるべく海と雑魚に挟まれないようにしましょう。
余談ですが、助走をつけたジャンプ中に雑魚の攻撃を受けるとその方向に関わらず何故か減速する仕様?バグ?があります。

また、Next waveで「反応速度上昇」「プレイヤーに対して最短経路を通って向かう」など謎の強化がされました。それによってさらに気を付けなければならない相手になりました。無限に湧く敵が強化されたらそりゃ難度爆上がりしますって

弱点としては先述の通り射程の短さと、「段差を上れない、降りれない」ことがあげられます。こちらが段差を上り下りすると彼らは律儀に遠回りするんですね。ただずっと壁に張り付いてるとジャンプして追ってくるんでほどほどに。

雑魚シャケは最寄りのプレイヤーに向かっていきます。この性質を利用して長射程の代わりに短射程がタゲを取ったり、逆に長射程が短射程にタゲを押し付けたりできます。

群れている雑魚シャケに対しては範囲攻撃が非常に有効です。例えばチャージャーはタゲをうまく取って縦に並ばせたあとフルチャージで撃ちぬけばすべての雑魚シャケにダメージを与えられます。

以下でシャケの攻撃力なども書いていきますが、一応言っておくとプレイヤーの体力は100です。対人戦と同じですね。

コジャケ

体力:40
攻撃力:25

凶悪。小さくてすばしっこいので弾が当てづらく、また視認性も非常に悪いです。自分の影で見えなくなったコジャケから攻撃されて死んだとき、しばらく死因がわからないくらいです。
攻撃力は25、つまりコジャケの攻撃を4回受ければプレイヤーは死ぬわけですが、彼らは複数体でまとまってることがほとんどです。うっかり射程内に入ると反撃の間もなく集団でボコられて死にます。間違っても群れの中に突っ込まないこと。

体力は低いので連射力の高い短射程シューター・マニューバーや広い範囲を攻撃できるブラスター・ローラー・フデ・ワイパーなどが処理に適しています。反面、チャージャーにとっては大の天敵といっていいでしょう。最悪の場合コジャケを処理しやすそうな味方になすりつけるのも手です。

シャケ(中シャケ)

体力:100
攻撃力:40

正式名称はシャケですが、シャケは「サーモンランの敵の総称」としても使われるのでここでは「中シャケ」と呼ぶことにします。
ひねくれた性能をしているわけではないので特筆することはありませんが、40ダメージを一瞬で叩き出してくるのは普通に強いです。1匹でも懐に入れないでください。

ドスコイ

体力:400
攻撃力:50

体力が高すぎる。
他の雑魚に比べれば大振りで隙が大きいシャケではありますが、ちゃんと距離は取りましょう。半分も削ってきますし。こいつを一撃でやれるメインウェポンはほとんどありません。
1人で削ろうとするとやたら時間を取られるので、味方が苦戦していたら少しだけでもダメージを与えて援護してあげましょう。

敵の倒し方(オオモノシャケ)

「特攻メイン」「特攻スペシャル」はそのオオモノシャケを率先して倒しておきたい、という意味です。他の手段でも倒せますが、まずはこの手段を持つ人が狙うといいでしょう。

バクダン

体力(爆弾):300
体力(本体):500
攻撃力:180(近爆風)/80(中爆風)/30(遠爆風)
特攻メイン:中(長)射程シューター・チャージャー・スピナー・ワイパー
特攻スペシャル:ジェットパック・カニタンク・ナイスダマ・トリプルトルネード・サメライド

一定範囲内にプレイヤーがいると頭上に大きな爆弾を生成し、放り投げてくるオオモノシャケです。恐らく、ヒーローモードの「スーパーチャクチ」のシャケバージョンでしょう。

爆弾は着地後一瞬だけ間をおいて爆発します。この爆発は近距離なら即死で、また塗も大きく取られます。
段差やコンテナ、ハシラなどの遮蔽によってダメージはさえぎられるので活用しましょう。

遮蔽がなくても爆発する瞬間にイカロールで即死を免れることができます。

爆弾を生成中にその爆弾に300ダメージ分の攻撃をすることで撃破することができます。さらに、撃破すると周囲のシャケに1200ダメージ分の範囲攻撃が発生し、辺りが大きくプレイヤーのインクで塗られます。
バクダンを倒したら近くにいたオオモノも一緒に死んだ……というのはよくあります。その後の対処がかなり楽になるのでコンテナ付近ではなるべく優先的に倒しましょう。

「斜め上に的確に射撃を続けないと倒せない」という性質上、アクションゲームに不慣れな人は苦戦すると思います。様々なブキでバクダンを倒せるようになるのが最初の目標です。特にチャージャーは率先して倒したいです。

エイムが苦手な人は爆弾が生成される前からバクダンの頭上に照準(レティクル)を合わせ、色が変わった瞬間に撃つといいでしょう。
爆弾の下の方を撃とうとすると首輪?みたいなものに弾かれることが多いので気持ち上めを狙うと当たりやすいです。

本体は装甲持ちで、特殊なスペシャルなどでないと貫通しません。普通にメインで撃ってもキンキンキン!って言うだけでノーダメージです。
爆弾を出しているときにボムなどを転がして「ボム風」を入れると、遠爆風のみが爆弾に当たります。ボムの遠爆風は30ダメージですが、ドスコイ大砲とカニタンクのRキャノン砲は300ダメージあるので、無理に爆弾に当てずにバクダン本体に直撃させるだけで倒せます。

感知射程内にプレイヤーがいない場合は、一番近いプレイヤーに近づいていきます。
なので寄せることは可能ですが、少し足は遅いです。爆弾起動直後は感知射程が少し伸びており、よほど離れないとつづけざまに爆弾を生成することが多いです。
基本方針としてはなるべく寄せる、しかしうっかり起動してしまった場合や一緒に湧いたオオモノがタワーやテッキュウなど寄せられないタイプだった場合は寄せずに倒して人力で金イクラを納品した方がいいです。

また、自分より高い場所にいるプレイヤーを感知はしますが爆弾を生成しません。
よくハシラ上のプレイヤーを感知してハシラにくっついているバクダンをよく見かけます。

これを利用してなるべく寄せることができますし、
逆にバクダンが近づきすぎてチャージャーが困っている場合(主にアラマキの高台でよく見られる)、
囮となって自分がバクダンに接近することで無理やり起動させることができます。

ヘビ

体力:500
攻撃力:50
特攻メイン:短(中)射程シューター・ローラー・チャージャー・スピナー・ワイパー・クマサン印のスロッシャー
特攻スペシャル:ナイスダマ・トリプルトルネード・メガホンレーザー・サメライド

タックルしか攻撃手段を持たないオオモノシャケです。恐らくサブウェポンの「スプラッシュシールド」のシャケバージョンであり、頭や胴体の蛇っぽい部分には(装甲貫通以外の)攻撃は一切通りません。装甲貫通なら通りますが、通るだけでダメージはありません。弱点は尻尾の操縦手で、これに500ダメージを与えることで倒せます。装甲貫通の攻撃をするときもこの操縦手に当てるようにしましょう。

出現時に一番近いプレイヤーのみを追いかけまわします。ヘビがあきらめるのはそのプレイヤーが「死んだ」「ハシラに上った」「浮いたナベブタに乗
った」時だけです。その時は別の近いプレイヤーを目指します。

前作では「プロペラリフト」なるものがありそれに乗った時も諦めていました。

操縦手はずっとターゲットのプレイヤーの方を見ているのでそれで判別することができます。
ヘビは低い「ガラン……ゴロン……」みたいな音を立てて移動をするんですが、視界の外にいると(気のせいかもしれませんが)ほとんどその音が聞こえません。それで後ろからタックルされることがよくあるので、気を付けましょう。

ヘビの厄介な点は「インクを通さないオブジェクトが盤面を占有する」ところにあります。ヘビに遮られると雑魚処理もままなりません。より悪いのは、ヘビ自身によってヘビへの攻撃を阻まれることです。ぐるぐる巻かれると操縦手がシールドの奥に行ってしまい、攻撃を通しにくくなってしまいます。
自分がターゲットで味方が近くにいる場合は、下手に攻撃に参加せずヘビをまっすぐにすると倒しやすいです。ぐるぐる巻きにするのは絶対にやめましょう。その間に他の雑魚処理とかしましょう。
逆に味方がヘビを引き連れている場合はチャンスなのでサクッと倒しましょう。

バクダンと同じく、少し移動が遅いので余裕があるときにのみ寄せておきましょう。あんまり寄せると盤面が占有されてひどいことになります。体力が500と多めでいつでも攻撃できるので、寄せるついでに300~400ぐらいダメージを与えておくと楽です。

モグラ

体力:1200
攻撃力:即死(500ちょい?)
特攻メイン:なし
特攻スペシャル:なし

「寄せ」の代名詞ともいえるオオモノシャケ。こいつはマジで寄せて倒したいですね。
「顔を出したとき、一番近いプレイヤーをターゲットにする」習性があるので、海岸付近で顔を出したモグラは一度べったりくっついてからコンテナ真横までガン逃げして待つのが効果的です。初動でよくやります。

塗りながらザザーンって波の音を言いながら近づいてきます。
気を付けたいのはその攻撃範囲。円内の、ある一定の高さまでが即死範囲です。「緑の円内にいるプレイヤーを撃ち上げ」「一定範囲内にいるプレイヤーを即死させる」というプロセスを踏むため、モグラに撃ち上げられたかどうかと攻撃の成否は関係ありません。撃ち上げられてもイカロールで脱出できるときもありますし(非推奨)、逆に撃ち上げられてなくてもモグラの直上にいたため即死したということもあります。しっかりと円外に逃げるか十分な高さを確保しましょう。

モグラによるよくある死亡パターンを書いておきます。

  • インクない重量武器が追われて死ぬ(孤立しない、周囲に塗りを確保する)

  • 逃げようと思ったら周囲をダイバーに塗られて死ぬ(ダイバーの位置に気を付けるぐらい?)

  • ナベブタ落としたら下にモグラがいて死ぬ(ナベブタを落とすのを少し待つ)

  • ハシラの上でハシラ処理&イクラ投げしてたらモグラが登ってきて死ぬ(目の前のタスクに集中し過ぎずに、デスのリスクを意識して逃げられるようにしておく)

  • 大砲乗ってたらなんか来ていて死ぬ(モグラの音に気を付ける)

ハシラに上ってくるモグラの対策ですが、「ハシラ上でシャケインクが出てきて足を取られる」ことがモグラの合図になります。不自然に足を取られたら塗り直し、すぐ脱出できるようにしましょう。
まずハシラ自身は自分の柱上を塗れませんから、そこが塗られたら別のシャケの仕業です。で、そこを塗れるのはカタパッドかタワーかモグラくらいです。モグラは自身を中心とする狭い範囲しか塗りませんが、ハシラの真下に来た時に高さを無視してハシラ上も塗ってしまうようです。

ボム投げれば倒せますが、最初は転がり過ぎたりタイミングを合わせづらくて大変だと思います。そこらへんは慣れていきましょう。私もよくミスります。「ピーピーピーピー」って音が鳴った直後に投げ入れると入りやすいです。
「なんか雑魚に邪魔されてボム入らないんだけど!」というの、よくあると思います。実は、ボムは接地していなくてもかまいません。雑魚の上を通るように投げるとしっかり捕食してくれます。
推測としては、「プレイヤーの即死範囲内にボムを投げると死ぬ」あたりが妥当でしょうか。

体力は1200あるので火力ある武器で削ろうと思えば倒せます。
また、攻撃力は即死レベルですがナイスダマのアーマーがギリギリ耐えられるらしいです。

テッパン

体力(盾):600
体力(本体):500
攻撃力:30
特攻メイン:短(中)射程シューター・チャージャー・スピナー・ワイパー・クマサン印のスロッシャー
特攻スペシャル:ナイスダマ・トリプルトルネード・メガホンレーザー・サメライド

寄せの代名詞2。ボムは必要ありませんがやたら堅いです。

一度も攻撃されてないうちは一番近いプレイヤーを追い回します。最初に攻撃されると、そのプレイヤーを追いかけるようになります。他のプレイヤーによる攻撃で更新はされないようです。
ターゲットに執拗に盾を向けるので、他のプレイヤーが後ろから倒すのが効果的です。

攻撃して移動を止めないと攻撃が通らない、というわけではないので他のプレイヤーめがけて突進中のテッパンを後ろからリッターでぶち抜く、と言う芸当も可能です。リッター以外のチャージャーは一撃ではありませんが、効率よく(盾に吸われずに)大ダメージを与えられるので覚えておきましょう。
あと真横からでも下の方の本体が露出しているところを狙えばダメージが通ります。

正直、殲滅優先度は低いので1発だけ撃って一瞬止めてから他のオオモノ・雑魚処理に専念する。動き出したらまた1発だけ撃って停止させる。みたいなことをよくやります。他の敵は能動的に攻撃を止めることが出来ませんからね。

段差を降りることは基本できませんが、たまに「降りられる段差」があるようなので注意しましょう。

ダイバー

体力:1200(=100+900+200, 数式の意味は後述)
攻撃力:即死
特攻メイン:短(中)射程シューター・その他塗りが強い武器各種(LACT-450、パブロなど)
特攻スペシャル:サメライド

モチーフはガチエリアでしょう。一瞬で塗りを取ってくるのが厄介なオオモノシャケです。

指定した円内を「ガチエリア」とし、一瞬でシャケインクに塗り上げてきます。
その後ガチエリアが塗られない場合はそのまま飛び込んでいき、範囲円内にいるプレイヤーは即死します。ジャンプ程度の高さもカバーしてくるので、円の外に逃げましょう。
逆に、エリアがプレイヤーのインクに8~9割ほど塗られるとエリアはプレイヤーのものとなり、ダイバーは飛び込みに失敗します。この時に攻撃すると倒せます。

エリア飛び込みに失敗してダイバーの体力が大きく削れた後も、ダイバーの体力は回復しません。
もしエリアを塗った後で逃してしまっても、空中にいるダイバーに攻撃すればあっさり死にます。

また、地中から飛び上がろうと顔を出している間も攻撃を受け付けるので、
潜っている場所に置き撃ちしていると倒せます。

LACT-450やパブロのような横に塗りが強い武器が率先して見るべきオオモノです。どのブキも塗りが不得意……のような編成であれば、必ず複数人でガチエリアの奪取に取り掛かりましょう。

潜った後は一番近いプレイヤー目掛けてエリアを指定してきます。
金網や柵の上に乗ったプレイヤーはターゲットにしないようです。重量武器
を使う際は覚えておくと役立つかもしれません。

だいたいこんな感じですが、より効率的に倒そうとするとややこしい仕様が顔を出します。

体力:1200(=100+900+200)の意味をここで解説します。
より分かりやすく書けば、ダイバーの体力は以下のようになります。
本体A:100
仮面:900
本体B:200

「本体」「仮面」などと書いていますが、わざわざ仮面などを狙って撃つ必要はありません。

ガチエリアを奪取しないでダイバーを撃ち続けた場合、本体A→仮面→本体Bの順で体力が削れていきます。
ガチエリアを奪取し、ダイバーがプレイヤーインクに激突し仮面が剝がれると
「仮面」の体力900のみがごっそり削れます。

なので、「エリアを塗る→ダイバーがぶつかる→残った体力300を削る」よりも、
「エリアを塗る→空中のダイバー本体を撃って本体Aを削る→ダイバーがぶつかる→残った本体Bを削る」
とした方が早く倒せるわけです。

またハイドラントのような武器の場合、
エリアを塗るよりもフルチャージを本体に当てて直に仮面の900を削った方が楽な場合があります。

一応特攻スペシャルに「サメライド」と書きましたが、それはエリアを取れるからです。本当に余裕がないとき、もしくは他のオオモノシャケを倒すついでとしてサメライドを使ってエリアを塗るときはありますが、基本は使いません。
ナイスダマやトリプルトルネードでも塗れますが非推奨です。もったいないので。

ハシラ

体力:32×8匹
攻撃力:10
特攻メイン:長射程シューター・ブラスター・スピナー
特攻スペシャル:ナイスダマ・トリプルトルネード・カニタンク・ジェットパック

ただひたすらだるいオオモノシャケ。モチーフはスプリンクラー、モシクハトリカラバトルの「マトイ」でしょうか。

(メインでの)倒し方は2種類あります。「長くて連射力のある(もしくは範囲攻撃の)ブキが下から倒す」か「短射程が柱を上って倒す」かです。 

前者の場合、なるべく自分も高いところに行った方がいいです。「見上げる」というのは、すぐそばの雑魚敵などを見逃す大きなリスクにつながります。
後者の場合、さっと壁を塗ってさっと倒しましょう。ハシラ下の雑魚は意外と厄介なので、登る前に処理しないと登山を妨害されて殺されます。パブロなどの武器では壁の上の方を塗れないと思います。ギリギリまで塗った後はイカノボリを使って登り切りましょう。
登って倒した後はイクラ投げついでに辺りを見回しましょう。高いので索敵にはうってつけです。

ハシラの金イクラはどれくらい納品するべきか、についてですが「余裕があれば多く、無ければ最低限」というしかないですね。私もそこまで明確な基準があるわけではありませんが……
・コンテナ近くなら1~2個をイクラ投げして残りの1個を持って納品
・遠くなら0~1個をイクラ投げして残り1個を持って納品
が堅いかなと言う印象です。初動など余裕があるときは多く納品した方がいいですが、危険度が高いときや他のシャケを処理すべきときは最低限に済ませましょう。

これは特にチャージャーに言えることですが、長い武器を持ってる(、自分では処理しにくい)ときはハシラの壁だけ塗って短射程の援護をするといいです。短射程視点、塗るのもつらいので。本当に登りやすさが段違いです。

ナベブタ

体力:500
攻撃力(押しつぶし・中心):即死
攻撃力(押しつぶし・外周):55くらい
攻撃力(おたま):20

恐らく今作で最も利用されているオオモノシャケ。モチーフはスペシャルの「グレートバリア」でしょう。しかし、内部から雑魚シャケが湧いてくる点で違いますね。

ナベブタはその下方にバリアを展開し、バリアはほとんどのインク攻撃を通しません。スペシャルはメガホンレーザーやトリプルトルネード、サメライドの突進は通しますが他は通さないはずです。ホップソナーはどうだろ……

しかし通さないのはインク攻撃のみで、プレイヤーが行き来したりローラー轢きなどの物理的な攻撃は通します。サメライドの突進を通すのも同じ理屈ですね。
そうやってバリア内に侵入すると、ナベブタ本体が急降下するので避けてナベブタの上に乗り本体の赤い部分を攻撃しましょう。
意外と早く落ちてくるので慣性キャンセルやイカロールで避けるのがおすすめです。
↓ バリア内が塗られててイカロールなどできないとき

倒し方は上の通りですが、ナベブタは他のシャケを処理するときにも有用です。
まずバリアに侵入してナベブタを落とすと、バリア内部にいたオオモノシャケは問答無用で即死します。タワーは即死しませんが、これはナベブタよりもタワーの方が高いため、バリア内部の段のみ即死していると考えられます。ヨコヅナも即死ではありませんがそれなりにダメージが通ります。
「バリア内にいるオオモノには攻撃できない」に対してサーモンランが用意したアンサーと言えるでしょう。

他にも利用法があります。下の動画のように「安全な高台」として使うのも有用です。

一定時間後にナベブタ本体がおたまでこうげきするので時間制限はありますが、それまでは自由に使えます。私がよくやってる使い方も書いておきます。
・近くのハシラを処理する
・ついでに近くのナベブタも上から処理する
・ナベブタの上昇を生かしてタワーの攻撃を避ける
・本体周りをぐるぐる回ることでミサイルをうまく避ける(他に雑魚がいないので避けやすい)

このように、ナベブタ上にいること自体にメリットがあります。
「すぐにナベブタを倒す」か「高所を利用して他に仕事をする」かは登った人が判断することです。

なので、ナベブタ上にプレイヤーがいる場合はそのナベブタを攻撃するのは
なるべく控えた方がいいかもしれません。
それくらい「高所から一方的に攻撃できる」「攻撃時に他の雑魚に邪魔されない」と言うのは強いことなんです。


一応、下の動画のように誘導可能です。ただ放置していると雑魚を無限に生み出してしまうので、オオモノ即死のメリットを考慮してもなるべく優先して処理した方がいいですね。


コウモリ

体力(本体):900
体力(飴玉):100
攻撃力:18/秒

飴玉を撃ち返せ。
本体は傘にガードされており、限られた時間に攻撃可能部分が露出するオオモノシャケです。
傘ガードを解除すると同時に一番近かったプレイヤーの方に向かって弾を撃ち出し、少ししたらその弾がスペシャルのアメフラシに変わります。
この弾は「飴玉」「ロケット」「飛翔体」などと呼ばれています。この記事では「飴玉」に統一します。

このアメフラシ、単体での脅威は低いですが「足元の塗を取って体力回復・移動を阻害する」「ダメージを与えて他のシャケに殺されるリスクを上げる」とかなりえげつない攻撃をしてきます。しかもそれを遠距離からチマチマやってくるので大変です。
なので、その穏当そうな見た目とは裏腹に処理優先度は高いです。
倒し方はふたつあります。

1.攻撃可能時間内に本体を撃って倒す
開いている時間はおおよそ3秒ほど。体力は900なのでDPSは300は欲しいです。シューターは全てそのぐらいはありますが、ブラスターやスロッシャーなどはDPS300未満も珍しくありません。そのようなブキを持っている場合は複数人と協力したり、もしくは次の倒し方で倒しましょう。
本体を撃って倒すときは下のような気遣いができるとさらに嬉しいです。

傘ガード時は装甲をまとっている扱いなので装甲貫通攻撃で無理やりダメージを通せます。

2.飴玉を撃ち返して倒す。
まず、飴玉は緑色になった瞬間から攻撃を受け付けます。体力は100で、シャケと一緒ですね。倒すと、飴玉は自分が撃った方に向かって反射されます。そして飴玉がコウモリにぶつかるとコウモリは即死します。
この反射システムがなかなかシビアで、少しずれているだけで結構簡単に外れます。コウモリと飴玉が重なって見えるような場所から撃つといいでしょう。
調整するのは横方向だけで構いません。横方向さえ合っていれば高さは自動的に合わせてコウモリに当ててくれます。

飴玉を撃つ方向を少しずらす、といういやらしいことをしてくるので注意が必要です。

実はこの飴玉、他のシャケにも攻撃判定があります。
カタパを落としたりタワーを数段落としたりコウモリ前のドスコイに当たったりします(邪魔)。

コウモリは実は寄ってきます。が、その射程範囲が異様に広いために「ここからなら届くしここで止まってええか……」と海岸沿いで停止することが多くあります。他に寄せれるオオモノシャケしかいない場合は全員でコンテナ周りに引っ込むことでコウモリを寄せることができます。
野良で寄せるのは基本無理なので豆知識程度に。

また、2回飴玉を撃った後に一番近いプレイヤーのもとに飛んできます。コウモリが飛んでいるとき、下からの攻撃は普通に通るのでダメージを稼いでおくといいですね。

カタパッド

体力(翼):300×2
体力(操縦席):360
攻撃力:150(近爆風)/50(中爆風)/30(遠爆風)
特攻メイン:エクスプロッシャー(翼)・クマサン印のスロッシャー(操縦席)
特攻スペシャル:ジェットパック(翼)・カニタンク(Rキャノン/翼)・メガホンレーザー(操縦席)・ナイスダマ(操縦席)・トリプルトルネード(操縦席)
その他特攻:ドスコイ大砲(翼)

害悪三銃士の一角。海岸からひたすらミサイルを撃ち込む終わりみたいなオオモノシャケで、その性質から一切寄せられません。
右と左の翼から4発ずつミサイルを発射します。ターゲットとなるプレイヤーの周囲にはレティクルのような緑の円が発生し、そこについてる棒みたいなマークでミサイルの来る方向と数がわかります。

ボムを投げることで翼を失います。正確には蓋にボム風を当てることで死にます。ボムではないボム風持ちの攻撃で処理する場合、2つの蓋の間(真ん中よりちょっと下らへん)を撃つと両翼とも破壊されます。
また操縦席のコジャケを装甲貫通攻撃でぶち抜いても倒せます。
蓋が開く→ボムを投げる→インク回復→ボムを投げるでギリギリ両翼を破壊可能です。ただ、基本は片翼落としたら他の仕事をやった方がいいと思います。

とにかく蓋にボム風を当てれば死ぬので、
・めちゃめちゃ近い高台にボムを転がすとボム風で両翼とも破壊される
・近くにナベブタがいる場合、バリアにボムをぶつけると即爆するのでそのボム風で翼を落とす
などのテクニックがあります。

曲芸に近いですがリターンは大きいので練習するのは割とありだと思います。
私はまだうまくできません。

カタパ片翼残しについて

カタパッドには「片翼残し」という戦術があり、その是非については無印の頃から無限に議論されています。

カタパッドは左右の翼からミサイルを発射するので片方だけ残すとミサイル発射量が半減します。ほぼ唯一の「弱体化可能なオオモノシャケ」なんです(一応ハシラも弱体化できるがあんまり意味ない気がする)。
そして同じオオモノシャケは4体までしか同時に存在できません。なので、オオモノシャケの湧きが激しくなる高ランク帯では「倒したそばから両翼のカタパッドが復活して地獄を見るぐらいなら、片翼だけにしてミサイル量を抑えた方がいい」という考えが出るようになります。

これについてはいろんな意見があるんですが、片翼放置のメリットデメリットをあげるとこうなります。

メリット
・両翼落とすインク量を他の仕事に使える。
・これ以上厄介なカタパッドが増えない。

デメリット
・片翼でも複数あるミサイルを避けるのは負担が大きい。
・ハイドラントやリッターなどの重量武器が機能不全に陥る可能性がある。ナイスダマやカニタンクも撃ちにくい。
・カタパの量が渋滞する分、他のオオモノシャケが出やすくなる。特にテッキュウやタワーが厄介。

これらの要素のうちどれが大きいかなどが議論されるわけなんですが、当然技量差や感覚などによって変わってくるわけで。
とはいえ、概ね結論が一致している部分もあります。
・両翼のカタパッドは片翼にすべきだが、片翼になったカタパッドは処理優先度がかなり落ちる。他の厄介なオオモノを処理した方がいい。
・シェケナダム満潮金網先カタパッド(デスカタパ)など、やたら処理が面倒なカタパッドは片翼落としにとどめた方が無難。復活されるとほんとうにだるいので。
・スペシャルを切ってカタパッドを処理するときはわざわざ片翼だけ落とす必要はない。

タワー

体力:60×7段
攻撃力:60/秒
特攻メイン:短(中)射程シューター・ブラスター・スピナー・ワイパー
特攻スペシャル:ジェットパック・ナイスダマ・カニタンク・トリプルトルネード・メガホンレーザー・サメライド
というか、ホップソナー以外全部。

害悪三銃士。寄せられません。自分から一番遠いプレイヤーに向かって「ハイパープレッサー」という前作スペシャルを撃ってきます。細い塗りが発生する1本のメガホンレーザーみたいな感じです。

攻撃はヒト状態で真横に歩けば全然当たらないぐらいの速さで追尾してきます。イカロールで弾いたり、ナベブタに乗って上方向への移動を入れたりしても避けられます。

海岸の奥の方から本当に動かないので、短射程が処理するには高台を降りる必要があります(もしくはボム3発)。丁寧に雑魚処理をしてからタワーを攻撃しましょう。マジで死ぬので。長射程は高台からさっさとタワーを倒してあげるか、雑魚処理を手伝いましょう。やりやすいほうでいいです。

シューターは多くの場合タワーの1弾を飛ばすのに2~3発必要ですが、ボムの遠爆風を当てることで必要数が1発減ります。インクに余裕があればボムを先にタワーの足元に投げておきましょう。

テッキュウ

体力:1200
攻撃力:45

害悪三銃士。発射装置から鉄球をコンテナに飛ばし、ソナーを2回発生させます。本体に攻撃力はありませんが体力が異様に高く、しかし楽に倒せるようなギミックは全く存在しないのが特徴です。

嫌われてる理由を列挙してしてみました。

  • 海岸から寄ってこないのに、体力が高く、弱点もない。

  • 体力が高いせいでスペシャルを切っても倒しきれないことが多い。

  • さらに定期的に海に隠れる。

  • 高体力を削るのに苦戦している間に他のシャケがこちらに寄ってくる。

  • 倒しても発射装置にプレイヤーが残り、シャケが付近に密集することがある。

  • 現在の湧き方向が発射装置方向でなくとも湧くことがある。

  • ソナーからでは湧き方向を確認できない。飛んでくる鉄球は速く、方向を確認しづらい。

  • ソナーを避けるためにジャンプすると雨やミサイル攻撃のダメージを受けやすくなる。

  • ソナーを避けることに意識が割かれ、より大きいダメージを見過ごす。

多いな。

特に「体力1200が次々と湧いてくるため、処理に苦戦しているうちに海岸側がシャケで埋まる」という状況が非常にまずいです。最終的に発射装置付近をシャケに制圧されることが多いですが、寄せができてないので十分な納品ができません。
倒し損ねたとしても一定時間発射装置付近にいた場合は撤退する方がよいです。
制圧できた時も同様です。金イクラを発射装置で送るのは、最多でもノルマ必要数分だけ。時間に余裕があるときは5~6個も送れば十分です。すぐにコンテナに向かいましょう。味方が発射装置を使ってる場合はもうコンテナに直行してかまいません。海岸に人が多くいることの方が問題なので。

また、残り30秒を切っていて納品が足りないなどの場合、テッキュウを倒しに海岸に向かっても良くないことが多いです。
なぜならコンテナ周囲で処理をする人数が減るために、せっかくテッキュウを倒して金イクラを送っても肝心の納品役が全滅している可能性が高いからです。
こうなった時はあきらめてソナーを回避しながら納品しましょう。

11/30追記:今日のアプデでナーフされるようですね。移動速度低下と鉄球が飛んでくる方向がわかりやすくなるようです。

メインウェポン

メインウェポンの特徴を説明しますが、詳細な説明はその編成になった時に色々調べれば出てくると思います。個別の解説はまたの機会に。

該当武器は射程が短い順に並んでいます。(M)はマニューバーを表します。
マニューバーは射撃中にジャンプ(B)ボタンでスライドすることができ、集弾性とDPSが上がります(デュアルスイーパーはDPS変わりません)。

シューター・マニューバー(短射程)

該当武器:ボールドマーカー・スパッタリー(M)・わかばシューター・プロモデラー・シャープマーカー
機動力がありあまっている代わりに、射程がありません。とはいえ、雑魚シャケの射程よりは長いのでしっかりと距離を取って攻撃しましょう。射程がないのでバクダンを非常に倒しづらいです。高いところから攻撃をすると安定します。

シューター・マニューバー(中射程)

該当武器:スプラマニューバー(M)・N-ZAP・スプラシューター・.52ガロン・クアッドホッパー(M)・L3リールガン
射程がバクダンを倒せるぐらいにはあります。割と何でもできる武器なので、雑魚処理をはじめとした「味方がしない仕事」を率先してするといいでしょう。

シューター・マニューバー(長射程)

該当武器:H3リールガン・ケルビン525(M)・デュアルスイーパー(M)・プライムシューター・.96ガロン・ボトルガイザー・ジェットスイーパー
高台からタワーをやりやすい。正直中射程組との区別は適当です。射程が長くなるほど燃費・機動力・火力あたりが欠けていくので、安全圏からの撃墜を心掛けたいですね。なるべく高台からは降りたくありません。
ナベブタを低所から曲射で処理したり、ハシラを下から撃ったりなどいろいろと器用なメインでもあります。

ローラー

該当武器:カーボンローラー・スプラローラー・ヴァリアブルローラー・ダイナモローラー
通常の攻撃である「横振り」、ジャンプ後に攻撃することで発動する「縦振り」とZRを押したまま移動することで発動する「轢き」という3種類の攻撃を使い分けるブキです。
全体的に機動力が低いのが欠点ですね。使いこなすのは結構難しいです。

特にサーモンランでは「轢き」が強く、向かってくる雑魚シャケを何体もまとめて潰すことができます。これが主軸になるでしょう。
縦振りはそこそこ射程があるのでバクダンにダメージを与えるときなどに使います。横振りはカーボン以外は乱用しない方がいいです。インク切れやすいので。
轢ける雑魚シャケは以下の通りです。

  • カーボンローラー:コジャケとラッシュ時の狂シャケ

  • スプラローラー・ヴァリアブルローラー:コジャケ、中シャケとラッシュ時の狂シャケ

  • ダイナモローラー:コジャケ、中シャケ、ドスコイとラッシュ時の狂シャケ

どのローラーでもラッシュの狂シャケは轢けるのは意識しておきましょう。
「低速(微速)ローラー」といって、ほんの少しスティックを傾けてカタツムリの速度で轢くテクニックがあります。ダメージは普通の轢きと同じ(というか速度でダメージは変わらない)上にインク消費は低速な分はるかに少なく済むので便利です。ラッシュで特に役立ちます。

ヘビを轢くこともできます。ヘビのしっぽ、操縦手に向かって斜めからぶつかり合うイメージで。

フデ

該当武器:パブロ・ホクサイ
ローラーの親戚みたいなブキで、こちらにも「轢き」があります。「フデ移動」「塗り進み」という呼び名の方が有名かも。縦振りなどはなく、ZR連打しての攻撃と轢きしかありません。
轢きはコジャケしか倒せないので気を付けましょう。

轢きの移動は非常に早く、シャケインク上や金網上をシャーーーーーと通り抜けるのに重宝します。
火力が高いわけではないので、雑魚をすり抜けて金イクラ納品やカタパのボム入れなどのサポートを主軸に立ち回ると輝けます。バリアに入りやすいのでナベブタも結構落としやすいです。

攻撃時は振っている範囲全てに判定があるので、自分に向かって雑魚ジャケが横に並ぶように陣取るとダメージ効率がいいです。

スピナー

該当武器:スプラスピナー・ノーチラス・バレルスピナー・クーゲルシュライバー・ハイドラント

攻撃するのにチャージを必要とする代わりに、発射中は長い射程と圧倒的な連射速度で敵を殲滅できるメインウェポン。チャージは上限こそありますが、すればするほど解放時の射撃継続時間が延びます。

機動力が低く、チャージしないと全然弾が出ないので一度接近されると弱いです。またチャージ中はインク回復しないので意識して潜らないとインク切れにも陥りやすいです。

クセは強いですが、フルチャージ時の殲滅力は圧巻。高度を維持して安全圏から味方の援護をするイメージで攻撃しましょう。長いためコウモリの飴玉も見やすいです。

チャージャー

該当武器:スクイックリン・ソイチューバー・14式竹筒銃・スプラチャージャー・リッター4k

攻撃するのにチャージを必要とする代わりに、長い射程と圧倒的な攻撃力を手に入れたメインウェポン。スピナーと違いどれだけチャージしても1発しか出ませんが、フルチャージ時は「貫通攻撃」となって複数のシャケを同時に攻撃できます。射程内の、射線上にいるシャケは全てダメージを受けます。
オカシラシャケやヘビの操縦手なども貫通します。テッパンの装甲やカタパッドの操縦席、ヘビの胴体などの部分は貫通せずに阻まれてしまいます。すごくざっくり言えば、「シャケの生身」は貫通します。それ以外の装備チックなオブジェクトは貫通しません。あとバクダンの本体も実質的に鎧みたいなものなので通りません。頭上の爆弾を狙いましょう。

この中で14式竹筒銃のみチャージしても貫通攻撃になりません。かわりにDPSとチャージャー特有の射程を生かしてオオモノ処理をメインに戦いましょう。

そういえばテッパンの後ろからフルチャージを当てた時って後ろの雑魚とかにも攻撃届くんですかね。意識したことがないのでわかりません。要検証です。

群がる雑魚を処理して自衛するのは苦手ですが、先述の貫通攻撃によって一気に複数体のシャケを処理することができます。

一撃が大きいのでバクダンを非常に倒しやすいです。フルチャージでバクダンを倒す練習は初心者の方なら是非やっておきましょう。
ナベブタも高台などから一方的に撃ち抜けます。
テッキュウを倒すのはそこまで得意ではないですが、高台から撃てるためリスクは低いです。ダメージを与えたり、周りの雑魚を処理するなど向かった味方の援護に回りましょう。
ハシラを倒すのは苦手ですが、柱の壁を塗るのは得意です。塗ってあげると短射程が登りやすいので暇ならやっておきましょう。
タワーも苦手な方ですが、射程が長く高台から狙える点で「少し時間はかかるが戦えなくもない」といった感じです。フルチャはインクの無駄なのでうまい具合にセーブしたチャージで処理しましょう。ちなみに竹(14式竹筒銃)ならノンチャでタワーを落とせます。

スロッシャー

該当武器:ヒッセン・スクリュースロッシャー・バケットスロッシャー・オーバーフロッシャー・エクスプロッシャー
「スロッシャー」でひとくくりにするのが不可能なくらいには個性がバラバラなメインです。共通して上からインクを被せる曲射で戦う武器種であり、曲射によるダメージ減衰がないことが特徴です。


ヒッセンとバケットスロッシャーはインクの塊を相手に浴びせる範囲攻撃であるため、正面からぶち当てるのではなく斜め上をむいてシャケの群れに被せるように撃つことで効率的にダメージを与えられます。
「曲射によるダメージ減衰はない」と書きましたが、この2つに限ってプレイヤーの高度より少しより下のシャケへはダメージ減衰が発生します。

スクリュースロッシャーは「渦」が巻くインクを弧を描くように撃ち出す武器です。その性質から少し高さを稼げばナベブタを倒しやすいです。
そのインク本体は単体攻撃で、シャケに当たれば渦もろとも消えてしまいます。しかしそのインクの周りの「渦」は範囲攻撃であり、なんと100ダメージもあります。なので中シャケ・コジャケを処理するときはあえて直撃を当てず、気持ち上めに撃って「渦」だけを当てることで、複数の雑魚を処理できます。

エクスプロッシャーは「ボム風」の持ち主であり、カタパの蓋に当てるだけでカタパが死滅していきます。wikiによると直撃の方にボム風が入っているそうです。
エクスプロッシャーの攻撃は貫通する「直撃(125ダメージ)」と範囲攻撃の「爆風(75ダメージ)」から構成されており、中シャケ以下には直撃を通しドスコイ付近で着弾させることで効率よく殲滅できます。
射程が長く範囲攻撃持ちなのでタワーも倒しやすいです。テッキュウは苦手。
インク効率と機動力が非常に低いので、なるべく後ろから援護しましょう。

オーバーフロッシャーはバウンドする特殊な泡を一振りで4発撃ちだす非常に特殊なスロッシャーであり、完全に単体攻撃です。
泡の性質は以下の通り。

  • 発射された泡はバウンドしつつも前方に向かっていき、地面を3回バウンドすると消える。

  • 壁に当たっても跳ね返るが、上の消滅カウントには含まれない。

元から射程は長いのですが、高いところから撃って飛距離を稼ぐことでさらに射程を伸ばすことができます。高台からタワー処理するのが大得意です。
泡の威力は非常に高く、1つの泡で60ダメージなので一振り60×4ダメージです。
独特の挙動をするためエイムを合わせづらいですが、バクダンも2振りでやれます。普段は効果力の泡を遠距離から投げつつ、必要に応じて空中戦もしましょう。ハシラには全く届きませんが。

壁塗りはめっちゃ苦手です。金網も泡がすり抜けていくので苦手。


ブラスター

該当武器:ノヴァブラスター・クラッシュブラスター・ホットブラスター・ロングブラスター・ラピッドブラスター・Rブラスターエリート
発射すると爆風が発生する特殊なブキ。爆風によってタワーを倒しやすいです。カタパは倒せません。

連射はききませんがその爆風によって周囲のシャケにもダメージを与えることができるため、うまく巻き込むことができれば非常に強力な範囲攻撃として重宝します。
ノヴァブラスター以外は下からでもハシラを倒しやすいのもいいところです。クラブラはジャンプすると安定します。

シェルター

該当武器:スパイガジェット・パラシェルター・キャンピングシェルター
傘。散弾銃の形式をしているブキです。

ZR長押しで傘本体を開いて前に展開することができ、さらなる長押しで(スパイガジェット以外の)傘は手元を離れ前へ進んでいきます。この現象、もしくは前へ進んでいく傘のことを「パージ」と呼びます。このパージには攻撃判定があります。パージされた傘は一定時間後に復活します。

傘は開いているだけでもインクを消費します。またパージにもインクを消費するのでむやみやたらなパージは厳禁です。今作のパージは弱く、ドスコイに押し負けて道を譲ってしまうのでパージはせずに傘ごと体当たりしてダメージを稼ぐ戦法をメインに戦いましょう。

パージを使うなら壁に囲まれた狭い通路がおすすめです。ムニエールのコンテナ周辺とか、シェケナダムのコンテナ高台下の通路とか。これで雑魚をまとめて倒すのはなかなか気持ちがいいです。

また、壁を塗るときは真正面から塗るのではなく真横(よりちょっと斜め)から塗ると効率が良いです。

該当武器:LACT-450・トライストリンガー
3で初めて追加されたブキ。3つに分かれた矢を撃ちだしますが、チャージすると引き絞られて弾道が集中する上にダメージも上がります。
ノンチャージはDPSは高いのですが弾が大きく3つに分かれる特徴のせいでその火力を生かしづらいです。ジャンプ撃ちすると弾が縦に並び、攻撃が集中しやすいので近くの敵はジャンプ撃ちで応戦するのが良いでしょう。

「チャージするほどDPSが下がる」という変わった特徴を持つメインですが、トライストリンガーはさほど下がりません。弾の集中と射程の増加による恩恵が大きいので、トライストリンガーはフルチャージメインで戦うといいでしょう。フルチャは150×3なのでドスコイも撃ち抜けるのが良いですね。

逆にLACT-450はノンチャージの火力が高いのでギリギリの射程を維持しつつノンチャを当て続けるのがいいでしょう。射程が欲しい時だけフルチャを当てるようにしましょう。
ちなみに、バクダンはフルチャ+1周チャージでギリギリ倒せます。

ワイパー

該当武器:ドライブワイパー・ジムワイパー
3で初めて追加されたブキ。ワイパーを刀のように振り回し、その「刀身」からはインクの斬撃のようなものが飛び出してきます。

またチャージをすることができるブキです。スピナーや弓ほど長いチャージではなく、チャージ自体はほぼ一瞬。ノンチャージである「横振り」とフルチャージである「縦振り」を使い分けられます。

……と、このように複雑な仕様になっています。
まず「刀身」と「斬撃」の2つに攻撃判定があるのがすこしややこしいです。

  • 刀身:フデのような範囲攻撃で、刀身が当たったすべての場所にダメージが発生する。

  • 斬撃:横振りでも縦振りでも、刀身からまっすぐ前方に飛び出していく。「疑似的な単体攻撃」ともいうべき性能で、斬撃自体は範囲攻撃だがシャケにあたると消えてしまうのでその範囲は非常に狭い。

刀身で前方のシャケを倒した場合、斬撃はそのあと飛び出ていきます。結構器用ですね。

チャージ後の縦振りの威力は圧巻で、ジムワイパーなら刀身220+斬撃180で400ダメージを叩き出します。あのドスコイも一撃。ドライブワイパーは刀身175+斬撃150で325ですね。ジムに火力は劣りますがチャージは早いので先に斬撃だけ当てて削っておくのはありです。
斬撃の射程がかなり長いのも面白いです。ドライブワイパーの縦振り斬撃の射程はスクイックリンよりちょっと短いぐらい、ジムワイパーは竹よりちょっと長いくらいです。
チャージが早いのでバクダンも遠距離から斬撃を2発当てて悠々と倒せます。タワーも斬撃の範囲攻撃によって一気に複数段を落とせます。

そして横振りも強いのがワイパーの怖いところです。射程と火力が落ちた代わりに連射速度が上がり、刀身は完全な範囲攻撃なのでこの身に群がったコジャケ・中シャケを処理できます。また斬撃を使えばハシラのコジャケもそれなりの速さで倒せます。

縦振りの接近戦でドスコイやオオモノを殲滅し、斬撃で遠くの敵を倒す。横振りで自衛をする。まさに万能なアタッカーと言えるでしょう。実際、本当に強いです。

その弱点は射程と機動力。刀身+斬撃の火力は高いですが、刀身の射程は本当に短いです。雑魚の攻撃も受けてしまうほどの短射程なので、「やられる前にやる」を徹底しましょう。
横振りもシューターほどの連射力はないのでとっさの塗りができません。あまり塗れないのでダイバーも苦手な部類です。


スペシャルウェポン

3waveで合計2つしか使えないスペシャルウェポン。これはクマサンがバイトにスペシャルパウチっていうレトルトカレーの袋みたいなのを1人につき2つ配布してくれるからです。
配布されるスペシャルはカニタンク・ジェットパック・ナイスダマ・メガホンレーザー・トリプルトルネード・サメライド・ホップソナーのうちのどれか1種類。
2回しか使えないだけあって非常に強力です。なるべく効果的に、しかし躊躇わず使いましょう。

ちなみにExtra waveであるオカシラ戦では、使い残したスペシャルパウチを全て没収されたうえで同じものを1つだけ支給してくれるので、「オカシラが来るかもしれないからスペシャル温存しとこ……」と考える必要はありません。

使用タイミング

結論から言います。スペシャルは時短のために使うものです。本当に、これだけは覚えてください。

3つのwaveで2つしか使えない貴重なスペシャルはなるべく温存しておきたいものですが、そのwaveで失敗して評価が下がるよりは使い切ってでも乗り切った方がマシ。特に初心者の方はスペシャルの練習のためにもガンガン切ってほしいです。使わないと上手くなれないから!

で、なぜ時短のためにスペシャルを切るのかといいますと。すごくざっくり言うと「延命できるから」です。
適正レート帯ならば、オオモノの処理は基本的に追いつきません。追いつかなければ盤面上のオオモノの数は増えていきますね。雑魚も進んできます。それでコンテナ周りがカオスになり、納品できずにデスしていくのがよくある失敗パターンです。
ですが、途中でスペシャルを切ってオオモノを一気に複数処理できれば、オオモノが増加するペースを少しだけ抑えることができます。これが盤面の延命です。その間に納品を済ませることでプレイヤーたちがコンテナ周りに集結しなければならない事態を防ぐわけです。

他にもスペシャルが必要な場面はありますが、どれも時短のためです。
雑魚処理のスペシャルは、メインで雑魚を処理する時間とインクを他のことに使えるため時短になります。
デスを防ぐためのスペシャルは、自分がインクを出せない時間を作らない効果があるのでその分時短につながります。

以上がスペシャルを使う理由です。

とはいえ、別に余裕なのにスペシャルを使っても意味がありません。場合によっては損な場合があります。
じゃあいつ切ればいいのか? そこで先ほどの結論です。「時短のために切る」、もっと言えば「メイン(とボム)だけではしんどい時に切る」わけですね。
この「しんどい」というのは酷く感覚的なもので、経験を積まないと判断が難しいです。「この状況、メインだけで切り込もうとしたらきついし死にかけたから今回はスペシャルで楽々処理しよ~」ということなので。

なので、ちょっと一緒に考えてみましょう。例えば以下のような状況だったとします。

海岸の同じスポットにタワーが2体、カタパッドが1体湧いた。同様に雑魚も湧いたようで、海岸は徐々に埋め尽くされている。味方は現在納品と逆側のオオモノ処理に追われていて気づいていない。自分はわかばシューター/ジェットパックだったので、迷わずジェットパックを切った。

彼はなぜジェットパックを切ったのでしょう? このプレイヤーの思考を言語化すると、こうなります。

わかばは短射程シューターなのでタワーを倒すにはボムを3発ほど投げるか直接海岸に切り込むしかない。しかし、わかばはインク効率はいいが火力は控えめなので手前の雑魚を処理するとなかなかタワーに到達できない。カタパッドにボムを入れるならなおさらインクは大事にしたい。もし倒せても膨大な時間をかけて金イクラを1個持ち帰れるかどうか。
さらに、時間をかけると次のオオモノシャケが湧き、運が悪ければこちらに向かってくるかもしれない。そうなるとオオモノはコンテナから遠ざかっていくわけだから納品が厳しくなっていく。そうでなくともタワーは最遠のプレイヤーを狙うわけだから時間をかけるほど他のプレイヤーが死ぬリスクが高まる。
だがジェットパックなら。ジェットパックならこれらのオオモノを一瞬で全滅させたうえで雑魚も処理し、あまつさえ金イクラを確実に運んでくることもできる。用事が終わってすぐ水没すれば効果時間が強制的に切れるためさらなる時短も可能。厄介なタワーカタパに翻弄されることも無くなり、落ち着いて次のオオモノシャケの処理に専念できる。

こういう感じです。メインだけでは非常に時間がかかり、その時間こそがリスクになるからジェットパックを切ったのですね。

まああとは「カモン!」で味方を呼ぶのも手段の一つですね。味方がそれで来てくれるのか、来るにしてもこの状況を打破する上で適切なブキなのかなど、野良だと博打要素が少し多いですが。

では、同じ状況でブキがRブラスターエリート/ジェットパックだったらどうでしょうか?

高台からメインでタワーを倒し、カタパにボムを入れる。雑魚を間引いて殲滅完了。可能なら金イクラを1~2個納品する。

サクッと倒せますね。つまり解決に時間がかからないので、スペシャルを切る必要はありません。
このように、スペシャルの切り時はメインウェポンによっても大きく変化します。スペシャルを使うことに慣れてきたら、次は「ここはメインで解決できるからスペシャルを切る必要はないな……」と考えることを意識しましょう。


エイム(狙った場所に当てる)

余裕があったら追記します。
書ける分だけ書くと、画面中央には「レティクル」と呼ばれる白い円があるのですが、それが赤くなると弾が壁やシャケに当たることを意味します。
さらに、斜めの十字線が入るとちゃんとシャケに攻撃が当たることを意味します。

特にチャージャーなど、1発が重い武器はこのレティクルをしっかり見て丁寧に当てるといいです。


味方との連携の仕方

サーモンランにおいて味方との連携は非常に重要です。
理由は簡単で、一人ではクリアできないからですね。そのために「味方をデスさせない」「仕事を被らせてインクを無駄にしない」といった連携が必要になるわけです。
では具体的にどのような連携の仕方があるのかを紹介します。

「カモン!」「ヘルプ!」シグナルを使う

一番簡単な連携です。初動で敵を見つけたら「カモン!」、デスしたら「ヘルプ!」をする。これが一番大事です。両方とも味方の無駄な索敵の時間を減らします。このシグナルによって、味方はほぼ無償で「ここに敵がいる」「自分は今死んでいて、ここにいる」といった情報を得るわけです。

特にヘルプは死んだ瞬間に押しましょう。「今は全滅のリスクが高い」という情報は真っ先に知らせるべきです。ウキワを蘇生させるか、それとも自分だけ逃げた方がクリアしやすいのかといった判断は生きている人に任せるべきです。

「ナイス!」シグナルも大事ですね。協力ゲームなので、味方の士気を挙げることも貢献です。個人的には、寄せに協力してくれた時や良いタイミングでスペシャルを切ってくれた時にナイスを押します。「ナイス!」押しに夢中で死ぬことはないように気を付けてください。

他の「ナイス!」の使い方として、
・ノルマ達成を知らせる
・カンケツセンにおいて、この方向にキンシャケがいないことを知らせる
(キンシャケ居"ないっす")

というのがありますが、ほとんど見ません。
仮に使うとしても、ほとんど通じない前提で使う方がいいです。

味方と一緒に倒す

バクダンやコウモリなどは攻撃が通るタイミングというものがあり、それを逃すと次のタイミングまで間が空いてしまうことがあります。火力が低い武器でも、味方と一緒に攻撃することで無敵タイミングを挟まずに倒し切ることができます。ダイバーのエリア塗りにも協力してあげましょう。

味方を守る

逆に、バクダンの頭上にチャージャーの射線が見えてるときなど「これを倒すのはこの味方がやってくれるな」となったときは、その味方が役割を遂行できるように護衛してあげましょう。周囲を雑魚シャケに囲まれていたら倒してあげる、塗り状況が悪かったらインクの逃げ道を作ってあげるなどですね。

味方の見てないところを見る

上のような仕事もないときは、自分は他の方向からシャケが来ていないか索敵しましょう。例えば、カタパが湧いていたらいち早く向かって片翼にしておくことができます。

特殊潮位(満潮、干潮)

満潮

水位が上がり、行動可能範囲が狭まります。
その性質上、すぐに盤面がシャケで埋まってしまうので納品よりも処理を優先していくといいでしょう。
特にカタパッド・ハシラ・バクダン・ヘビの脅威度が高いです。

干潮

水位が下がり、通常潮位や満潮とは異なる場所で戦うことになります。コンテナの位置も違いますね。
この干潮フィールドは高低差が少なく、シャケが湧くような海岸奥に非常に手が出しづらいことが特徴です。寄せられるオオモノはしっかり寄せる一方、カタパやタワーはスペシャルを切ってでもなるべく早く処理していくなどメリハリを意識するといいですね。

特殊wave(夜)

ヒカリバエ(ラッシュ)

発生潮位:通常・満潮
体力(狂シャケ):50
体力(金シャケ):500
有効スペシャル:ホップソナー・ジェットパック・ナイスダマ

ヒカリバエがまとわりついているプレイヤーにシャケがなだれ込んできます。
一番難しい奴。スペシャルを使い切ってでもしのぎましょう。

位置取り:シャケが一方向からしか来ないような、コンテナになるべく近い高台に陣取るのがいいでしょう。

武器ごとの役割:
まずローラーはどの種類であっても轢きましょう。ほんの少しだけでも移動し続けていれば攻撃判定がある(微速ローラー)上、遅ければ遅いほどインク消費が軽いので活用しましょう。

連射力に優れているシューターなどの武器は雑魚の狂シャケをメインに攻撃し、逆に1発が重い武器はキンシャケにダメージを与えましょう。
「範囲攻撃だが連射ができない」と言った場合は、キンシャケを攻撃するついでに他のシャケを巻き込む意識で攻撃すると効率がいいです。

納品:
ヒカリバエの対象は一定時間(おおよそ10秒前後)ごとに切り替わります。また、ヒカリバエ対象が倒れた時にも切り替わります。

これややこしいんですが、10秒ごとに切り替わるとして
プレイヤーAにヒカリバエがついて4秒後にAが死に、プレイヤーBにヒカリバエが付いた場合、
また別のプレイヤーにヒカリバエが付くのは「Bについたとき」の6秒後です。

死んでヒカリバエが切り替わっても前者の定刻カウントは変わらず続いていくイメージ。

金イクラがある程度できたら納品をしたいです。一番有効なのは自分にヒカリバエがついたとき安全な場所でセミ(壁張り付き)をしてシャケを誘導することです。

自分になかなかつかないときは処理もしつつシャケが通っていない場所の金イクラを納品しましょう。このときシャケ湧き場所の変化とヒカリバエの移り変わりのタイミングに注意して後ろから轢き殺されないようにしましょう。すぐに高台や壁に逃げられる場所を意識するといいと思います。


ドスコイ大量発生(ドスコイ大砲)

発生潮位:干潮

雑魚がドスコイしかいないかわりに大砲と呼ばれる直撃400?、爆風300の謎装置が出現します。

大砲に乗る人:誰でもいいです。が、乗るのは二人まで。また、後ろの大砲に最初から乗るのは極力避けましょう。なぜなら後ろの大砲は海岸のタワーやカタパに非常に攻撃しづらい(てか届かない)からです。中央がナベブタに占拠されるなどして混沌としたら後ろの大砲に行きましょう。
追加ステージ「難破船ドン・ブラコ」のみ、なぜか手前の船首の大砲からすべての海岸をカバーできるのでこのステージのみアリです。

よく「重量ブキは大砲に乗るべき」といった言説を見かけます。大砲に乗らない=納品役=移動が速い軽量級ブキといった等式はまあ正しいのですが、それより大砲役がしっかりオオモノを処理する・テッパンやモグラは寄せる・納品役はしっかりクリアまで納品するといったことに注意していれば基本的にクリアできます。

とはいえ、雑魚が全てドスコイというのは脅威的なので前線が押されて大砲が使いづらいときは後ろの大砲に乗ったり、スペシャルを使ったりして打開しましょう。

発生潮位:全て

濃霧によって視界が妨害されるイベント。かなり見づらいので、カタパッドなどへの対処が遅れるのがシンプルに厄介です。
それ以外の通常waveとの違いは、
・雑魚シャケがオオモノの湧き場所に依存しない(=常にどこからでも湧いてくる)
・キンシャケが湧く。落とす金イクラは1個、5個、10個のうちいずれか。
の2つです。
前者はつまり「雑魚がいるだけでカモン!シグナルを押すな」ということです。しっかりとオオモノを目視してからカモン!しましょう。
キンシャケはしっかり寄せましょう。10個ならめちゃくちゃおいしいです。1個だったら泣いていい。

グリル

発生潮位:通常・満潮

グリルとかいう謎の兵器がコジャケを降ろしながら突進してくるイベントです。後ろの赤いしっぽ?が弱点で、攻撃し続けると破壊できて金イクラを5個落とします。

グリルのターゲットは非常に明確に「赤い線」によって表現されます。赤い線でつながっているプレイヤーに向かってくるわけですね。なのでそのプレイヤーがうまくグリルを誘導することで良い位置に赤い尻尾を持っていけます。

コツ1. プレイヤーはコンテナ近くの高台に集合する
これは単に寄せの応用ですね。納品しやすい場所で倒す。

コツ2. ターゲットは、グリルがプレイヤーたちの前を通り過ぎるように誘導する
他のプレイヤーに赤い尻尾を攻撃させたいので、「グリルはターゲットを追いかけているが、他のプレイヤーには背を向けている」という状況をコンテナ付近で作りたいんですね。なのでそのような位置に誘導します。ステージごとの誘導方法は参考にした動画リンクを貼っておきます。

コツ3. グリルを(プレイヤーがいる)高台に上げない。上から攻撃する。
即死攻撃がコジャケとともにやってくるのを捌くのは無理です。ターゲットとなったプレイヤーは絶対にグリルを上げないでください。もし上げてしまった場合はスペシャルで処理するかコツ4を使いましょう。

コツ4. 段差を利用して遠ざける
高台近くまでグリルが上がりそうなときは、降りましょう。グリルは段差を上り下りできないので、ものすごく遠回りしてきます。そして安全そうなときにまた登れば、誘導前と同じような状況を作り出すことができます。

コツ5. コジャケを処理する。
短射程シューターやローラーなどの範囲攻撃がしっかりコジャケを処理しないと他のプレイヤーはグリルを攻撃できません。一人でいいのでコジャケ処理班に回りましょう。

ステージごとの誘導方法は、けんしろさんという方が動画でまとめてくださっていますね。

アラマキ

ムニエル

シェケナダム(や他の2でのステージ)


ドロシャケ

発生潮位:通常・満潮

口の中にボム、ボム風攻撃を3回投げると倒せるドロシャケが無限に湧くイベントです。
結構簡単ですが、ドロシャケが湧く場所にはランダム性があるため運が悪いとピンチになったりします。納品足りないときはスペシャルを。

ドロシャケから湧く雑魚処理をする人とボムを投げる人で役割分担をするといい感じですが、周りには自分しかいない場合は段差をうまく上り下りすることでシャケをかく乱しながら一人でボムを入れるといいですね。
口の下の方は雑魚が邪魔で入れづらいです。上の方に投げると雑魚を無視して入れられます。

意外といろんなスペシャルが効きます。
ジェットパック、カニタンクのRキャノン砲、ナイスダマ(1発で倒せる)、トリプルトルネードを投げ込むといいです。
またエクスプロッシャーも効きます。口の中の下の方を狙うと上手くいく印象ですね。

ハコビヤ

発生潮位:全て

残り70~60秒の時と残り20秒ぐらい?のときに直接コンテナから金イクラを吸ってくる禁じ手をやってくる割にはそんな難しくないイベントです。

ジェットスイーパーやRブラスターエリートなどの長射程武器はシャケコプターを浮いているうちに撃滅し、短射程武器は動き回って回収&納品をメインに動きましょう。
シャケコプターは空いている場所に優先して着陸するので、コンテナから遠いものは無理に撃滅する必要はありません。ただ、コンテナを通り過ぎようとするシャケコプターはコンテナに近い状態で倒すとお得ですね。

ハコビヤがコンテナに直接攻撃しているときはハコビヤに攻撃するべきですが、全員がそれをやっていると雑魚に囲まれて死ぬので様子は適度に見た方がいいです。

ハコビヤのリスキル

ハコビヤがコンテナに引っ付いているときも、ハコビヤ上部からシャケコプターが発生しています。そこを狙って攻撃することで金イクラを作り出すのがリスキルです。
射程の長い武器が高台から狙うとやりやすいですね。

キンシャケ探し(カンケツセン)

発生潮位:通常・満潮

カンケツセンと呼ばれるマンホールじみた物体を攻撃し、キンシャケを探し当てるモグラたたきみたいなイベントです。
カンケツセンを攻撃すると、次の3種類の反応を見せます。
・「モワ……」と元気なさげな音を立てながら緑インクが噴き出る
・「モワアァ~↑↑」と高い音を立てながらまばゆい光とともに緑インクが噴き出る
・「ピキィィーーン‼‼」と音を立ててキンシャケが出る

キンシャケは「モワ……」の近くにはおらず、「モワアァ~↑↑」の近くのカンケツセンに潜んでいます。
実際は、カンケツセンがお互いに「近い」というのは「水脈と呼ばれる隠されたデータによってつながっている」と言う意味なのですが、今作は基本的には「水脈がつながっている」≒「距離的に近い」なので構わずアタリっぽいのをガンガン開けましょう。

タツマキ発生

発生潮位:干潮

簡単なのであまり言うことがありません。4人全員がやり方さえ把握していれば99%クリアできます。
あえてクリア方法を言語化するなら、
・バケツリレーではなく、全員で同じエリアにある金イクラをイクラ投げで移動させる(序盤にコンテナ周辺に陣取っても時間の無駄)
・最初の1箱の金イクラのみを全力で納品する(これだけでクリアできます)
・雑魚が降ってくる場所の中心には行かない(ほぼ即死するので)
このあたりでしょうかね。

サーモンランのテーマでもあるランダム性がほとんどないイベントなのでどういう趣旨で追加されたのかあまりよくわかりません。評価を上げるときにはボーナスステージなので助かりますが。
新ステが来ても一瞬で攻略法が確立されると思います。


オカシラシャケ戦(ヨコヅナ)

まだオカシラはヨコヅナしかいません。
ウロコは倒せば10枚、11秒残しで11枚、21秒残しで12枚、31秒残しで13枚もらえます。倒せないと削った体力に応じた枚数がもらえます。

暇ならメインでヨコヅナを攻撃し、厄介そうなオオモノはその都度処理する。基本的にはこの繰り返しで勝てます。

編成の中で特にDPSに優れているものがヨコヅナに集中的に攻撃を与えますが、必要ならオオモノ処理に参加します。逆にDPSに乏しい武器はオオモノを処理し金イクラを作ることをメインに行動しますが、暇ならヨコヅナを撃っておいてください。

スペシャルは惜しむ必要はありません。特に初動でタワーカタパなど厄介なオオモノが湧いたとき、ヨコヅナも近くにいるので非常に手が出しづらいです。味方が先にスペシャルを切ったとかでもない限り、すぐに吐いて金イクラを作ってください。
自分がホップソナーとかで干渉しにくかったら気合で何とかしましょう。

何故スペシャルを惜しまなくていいかと言うと、金イクラキャノンが実質的に第二のスペシャルとして機能するからです。
Aボタン長押しで軌道を見て、しっかり当てれば800ダメージの攻撃を一瞬でたたき出せます。しかも割と射程が長い。
バクダン・テッパン(本体)・ヘビ・ナベブタは一撃です。カタパも翼を破壊できます。
コウモリ・テッキュウには一撃とはいきませんが、かなり削れて時間とインクの節約になります。
金イクラ1つで金イクラ3つ生み出せるので、総合的に金イクラ2つ(と時間とインク)の得です。ガンガン使って盤面を整理しましょう。

データ

サーモンラン武器スペック

対人戦とサーモンランでは同じ武器でもダメージ量などが違います。なので調べる場合はサーモンラン専用のデータを探しましょう。

他にもいい一覧などがあれば記載します。

良いYouTubeチャンネル

私がよく視聴したり、参考にさせていただいている方のチャンネルを紹介します。

ホワイトクマサンさん

特定のスペシャルの使い方や、特殊waveの攻略法などについての動画を投稿されています。非常にわかりやすくまとまっていて、今作からサーモンを始めた方の入門動画として最適です。

リーズマンchさん

スペシャルを使うタイミングや、1waveを通してどのように動くとクリアしやすいのか、その立ち回り方を中心に解説されています。
つまりはサーモンランで多く遭遇する「昼の通常wave」の解説とも言えます。
この記事の「1waveの流れ」でもこの方の動画の主張が多く入っています。

まくがふさん

編成の武器・ステージの特徴に焦点を当てた解説動画などを投稿されています。スプラトゥーンの武器に慣れていない方は、予習のつもりで見るといいかもしれません。

みゆみゆーさん

今作ではテクニック紹介動画を定期的に投稿されています。
1分で視聴でき、すぐに試せるものも多いです。

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