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大注目の割安銘柄

メンバー限定向けの銘柄紹介記事です❤️

のあは来年以降最も大きく上昇する業種は「化学」セクターだと考えています。

こちらは日本の化学セクター銘柄を集めたETFとTOPIXの比較チャートです。5年推移を見ると2021年まではほとんど同じ値動きをしていたにもかかわらず、2022年以降TOPIXに引き離されています。

このように近年不調な化学セクターの中でも特に不調なのが「総合化学系」です。例えば旭化成や住友化学などがそれに該当します。

今年の四半期決算は散々で、減収減益ならまだマシで、赤字転落や赤字拡大が続きました。

その理由は原材料と輸送費の高騰そして、需要の低下です。

円安やサプライチェーンの混乱で原材料価格が高騰しました。さらに皆さんもご存知の通りエネルギー価格も急騰しましたね。加えて世界的な景気後退の兆候から化学製品の需要が低下したことで化学セクターは大打撃を受けました。

つまり原材料&輸送費高騰&需要低下がトリプルパンチで襲ってきたのです。

しかし私は今後このような歪みが解消されていよいよ化学セクターが本格的に復活を開始すると予想しています。

その理由は、2つあります。
①「景気は循環するから」
②「景気回復局面の初期に化学セクターが伸びるから」

①から説明します。

景気は上昇と下落を繰り返しながら変化します。コロナ禍を思い出すとわかりやすいと思います。

コロナショック
 ↓
実体経済が崩壊
 ↓
それにより一時的に株価は大きく下落
 ↓
金融緩和(ゼロ金利)
 ↓
マルチプルエクスパンション
 ↓
企業の業績を無視した株価の急激な上昇
 ↓
資産効果と需要の回復により実体経済が復活
 ↓
景気回復によりインフレの進行
 ↓
金利引き上げ
 ↓
マルチプルコントラクション
 ↓
企業の業績を無視した株価の急激な下落
 ↓
逆資産効果と過剰供給による反動で景気後退(←イマココ)

図にするとこのようなイメージです。

現在はアメリカの利上げ停止観測が広がり、金融緩和のムードが高まっています。つまり"今"起きていることはマルチプルエクスパンションです。これは企業の業績に関係なく、赤字の会社や高PERの割高銘柄も全部の株が上昇する局面です。11月の上げ相場は凄かったですよね?

あれだけ下がり続けた日本M&Aセンターや、3年間下落し続けたカカクコムやMonotaROも株価が復活してきました。

このようなマルチプルエクスパンションの時には真っ先にある株が上がります。

・・・それは「半導体」❣️

半導体は今やあらゆる電子機器に使われています。スマートフォンや自動車はもちろんのこと、テレビや冷蔵庫にも半導体は必要不可欠です。

つまり景気が回復し始める時というのはあらゆる産業の基礎となる半導体の需要が高まります。

コロナショック後何が起きたか覚えているでしょうか?

深刻な「半導体不足」です。急激な景気回復に半導体の供給が間に合わなかったのです。それにより新車の納車期間が3年待ちとか、品不足のPS5やニンテンドーSwitchが転売ヤーの餌食なりました。

これは景気回復初期によく起こる出来事なのです。その後はどうなったでしょうか?

供給過多となって、半導体の需要は一気になくなりました。それが今年です。半導体関連の信越化学やアドバンテストは業績が低迷しましたし、韓国のサムスンは半導体事業は大赤字になりました。

そして、現在、私の超推し銘柄の野村マイクロサイエンスを筆頭に半導体関連株は暴騰を続けています。これは半導体需要が底打ちし、これから景気回復局面で大きく業績が上向くという予測が立ったからです。

ここで私が言いたいことは、半導体はあらゆる産業の素材になるため景気回復局面でいち早く上昇するということです。これは半導体を単なる電子部品として見るのではなく「素材セクター」として見ているのです。

素材セクターとは、例えば鉄などの鉄鋼業やアルミや銅などの非鉄金属業、樹脂などの化学製品といった「産業の素材」となる製品のことです。

自動車を製造には大量のアルミが必要になりますし、衣類を作るにも大量の化学繊維が必要です。

すなわち、同じ素材セクターの半導体需要が高まる局面では銅や鉄、化学製品の需要が高まってくると私は予想しているんです❤️‍🔥


だから②「景気回復の初期では化学セクターが伸びる」という理由に繋がるのです(๑˃̵ᴗ˂̵)

では、ようやく答えに移ります。

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