生き急がない生き方~電車ver.~

わたしは田舎出身で、上京してきて早9年。次の4月で10年目を迎えてしまう。
東京に来てからなのか、そもそも私の性質上なのかは分からないけれど
生き急いでいるなあっと我に返ることが多々ある。
いろいろマイペースで進めてしまいたいくせに、何かと効率化と正しさを求めている気がしていつも自分の心が置き去りにされている。

そんなわたしがふと、電車に乗っているときに生き急がないように意識していることを感じた。
それは、最寄り駅の「改札に向かう階段・エスカレーターに一番近い車両」に乗ることだ。
今の最寄り駅に引っ越してからおおよそ10カ月弱。わたしは、まだ階段から一番近い車両を覚えていないことに気づいた。
人によっては誰よりも早く電車を降りること、そして改札を通り抜けることを楽しみに生きている人もいるだろう。(憶測)
そこまで思わなくても、一番短距離で帰りたいと思っている人はそこそこいるだろう。
わたしはそこに魅力を感じない。
気の思うままに決めた車両に乗り、別のことを考えながら改札まで向かう。

わたしにとって、乗る車両を決めつけないこと。
それは生き急がないための法則のひとつ。

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