今年映画館でみた映画

 コロナ禍で大作映画次々と延期となり映画館で映画を見る習慣がスポーンっと抜けてしまったが、シンエヴァを機に映画館に行くのを再開。色々見たのだが書き留めなかったので改めて列挙しようと思った。軽い感想を入れるがネタバレが入ってる場合があるので注意.。あと順番はテキトー、公開順、観た順ではない。

 エヴァ見る前に慣らさないとな、選んだ一作。世界のバランスが崩れて、マッドマックス化、蛇腹剣を使う少女がゴロゴロ転がる巨大アルマジロみたいなやつをバイクみたいに乗り、世界を復活させようとするお話
 蛇腹剣を壁やらなんやらに突き刺して移動アクション!スプリガンのワイヤー移動が好きだっただけに、こういう移動するものがスキ。世紀末世界だがキャラみんなイキイキしてて面白い。親を亡くした、仲間を亡くした、そういう傷はあるが、だからといってウジウジはしない。世紀末ゆえの逞しさが出てる。
 復活のカギとなるドラゴンがめちゃくちゃおばちゃんでノリが良くてスキなのだが、すぐ力を少し取り戻して人間に変身できるようになってしまう。正直ドラゴンのまま雑な変装で通してほしかったな。

  エヴァ好きではないが世代だし、何となく追っていた。友人がテレビ版エヴァがみたいといって丁度一緒に見た後来たのでタイムリーな。
 アクションに期待してたんだけど、Qから時間が経ってるわりにはそこまででもない。ただへんなエヴァがわらわら出てくるのは面白かった。
 ストーリーはなんというべきだろうか、ジオウの春の映画と言ってた人がいたがたぶんそんな感じ。テレビでみたシーンが出てきたり、過去作のオマージュがたっぷり。平成エヴァの呪縛を打ち破るネオンジェネシスでエヴァの物語完結だー!
 映画本編よりも、興奮して様々な解説や感想を書きまくってる人を見てるのが楽しかったかも

  吹っ切れまくった映画でスキ。ストーリーは白米であるアクションをたくさん食べるための塩である、という風に話を復讐と家族と世界がヤバイというわかりやすい部分に絞って、残虐アクションをたっぷり見せてくれる
 人類の守護者的ポジのライデンスゴイ無能じゃないか?と思ったが物語開始時点で人類側が追い詰められてるわけで、無能という評価が間違ってなさそうなのが無慈悲。 

  実はヤバい人だった系のアクション、序盤の代わり映えのない日々とダメ親父だなぁと思わせる流れが結構好き。こういうヤバい人は巻き込まれ型が多いだろうが、コイツの場合は半分ぐらい主人公が悪い、しかも相手をウッカリ殺しちゃった上にそいつはロシアンマフィアの偉い人の弟だった。主人公は憂さ晴らしのつもりだったのに組織に狙われ、ロシアンマフィアの偉い人はメンツのために好きでもない弟の復讐をしなければならないという双方にとっての事故。
 だが主人公は事を治める方向ではなく煽る方向に動いて、昔の仲間やおじいちゃんも巻き込んで大バトル。うだつの上がらない人がブちぎれた面白さはあるものの、だいたい主人公が悪いという感情とロシアンマフィアフリー犯罪組織にされすぎだろうという思いが純粋に映画に没頭させるのを邪魔した。

 評価は世間ではされてるものの、自分はこの映画の良さがさっぱりわからん。アクション部分は前作よりも強化されているが、話や展開が前よりずっと面白くなくなって全然話に入り込めない。最後の走馬灯の長さは邦吉で擦られまくるレベルの奴だろ。
 泣き笑いアクションの全部やろうとしてなにもかも中途半端になった印象だ。

  モータルコンバットはアクションのために最適化されたストーリーを選んだが、これは話の最適化すら放棄した怪作であり快作でもある。コングの貴種流離譚部分はあるが、セキュリティとか、コンピューターの止め方とか昭和か!と突っ込みたくなる。だがストーリーは不出来ではあるが不快ではなく、なにより全てを怪獣に振り切ってるために怪獣の巨大さに比べれば人間のドラマなどすべては些細なことである。
 コングが斧を片手に香港を縦横無尽にかけ、ゴジラに立ち向かう。それを遺憾なく出し惜しみなく見せつけてくれる。それだけでもう満腹なのに隠しボスもついてくる。減点方式なら-100点だが加点なら100万点、というかたぶん映像に圧倒されて自然と加点方式に流されてしまう作品である。

 アニメらしい大事件は起こらない、漁港に住むある母と娘の物語、そんな平凡そうだが、バッチリ決まって書き込まれた風景と妙に生々しい娘キクコの語りが世界へと引き込んでくれる。
 母キクコ(通称肉子、本名が娘と同じで紛らわしい)の男性遍歴がダイジェスト風味に冒頭で語られるのだが、男に騙され借金作って返して、引っ越しての繰り返しの連続でコミカルに描写されているのだが、ちょっと引いてしまった。肉子は明るく元気で誰からも好かれるタイプなのだが、テレビのインキチ占い師の話を真に受けており、コレダメなやつだなとハッキリ描写されててつらい。
 そんな母を娘キクコはしっかり観察しており、母に男の影が見えればまた引っ越すことになるのかと心の中でごちる。ただそんなでも母と仲がいいのは、母の無類の明るさに影響されたのか、はたまた深い諦めがあるのか、たぶん終盤の話を見るに後者かも
 そんなんだがあまりじめっとしておらず、そのオチは古くないかと思いつつも中々面白いはなしであった。

 三部作である、というのを知らず見たせいでここで終わるのかとなってしまった。面白かったけど事前にそういう点は仕入れるべきだったか。
 主人公が革命だ!人類みな宇宙!って頑張ってるけど、市民はムカつく連邦殴ってくれるのは嬉しいけど人類みな宇宙についてよーわからんといった温度差が生々しく面白かった。
 兵器としてのモビルスーツ描写は最高補って言われるのはわかるんだけど、クライマックスの画面が暗くてわかりにくい。ゲームでめちゃくちゃ光度を上げてプレイするタイプなので闇に弱いのだ。
 あと人質解放のシーン、あれ普通死んじゃうだろ、なにが潔いのだと笑ってしまった。

  ガンダム2連続。テレビ版の話はわからん、そして映画版の話もわからん!だがキャラたちがワチャワチャしてユルユル倫理観の中殺し合ったりするのが妙に面白い。テレビ版のブラッシュアップだからハサウェイのような映像の豪華さはないんだけど、妙に馴染む。アニメアニメしたガンダムと言ったひとがいたけれど、そういうことなんだろうと思う。天才クリムニックの接近戦で敵を切り伏せていくのは外連味が効いて良いのよね。
 テレビだとイマイチヒロイン性のうすいノレドだったが、映画だとハッキリアイーダに嫉妬していた部分が描写されていて良かったな。
 これから4部5部といくけど次でどこまで描かれるんだろうね?このペースだと5部の尺が足りない気がするが、ガッツリ新規映像でも入れてくれるんだろうか?

 クルエラと師匠の関係がいいんだよね。泥棒として充実はしてるが夢とは遠い生活をしてるクルエラがついに服の世界に飛び込むが下っ端で全然思い通りにならない。ある日クルエラが爆発して好き勝手やったら師匠の目に留まり、付き人として一気に夢に大接近。技術と立ち振る舞いを教えられるが、実は師匠は母を殺した犯人で、実の母親。
 恩師が敵だった、好きな展開!だがこの映画悪女対悪女なので、師匠への思いの葛藤もなければ、正面切ったファッション勝負もない。悪女VS悪女としては正解の展開なんだけどやっぱりアツイ物語も見たかったよ

 久々のマーベル映画。久々すぎて説明がチラホラ出てきても、インフニティーウォーの前の話と気付くのに時間がかかった。
 シリーズよろしく安定して高水準のアクションによくできたストーリー、シリーズの中で飛びぬけて面白いというわけではないが、観たかったマーベルシリーズが帰ってきたと満足
 今回のお気に入りキャラは主人公のダメ父親。超人的な力は持っているが権力者から梯子を外され、昔の思い出に浸りながら生きる上に無神経とダメさの塊。ただそんなんでもいくばくか反省し、家族をやり直そうとする。今回はコメディ的な役割以上にいいところがなかったが次回作でも出番があれば見てみたい。

  細い作品は狼とか化け物の子ぐらいしか見てない。あとウォーゲーム。二つに比べると尖った部分が減って見やすくなったが、ラストの一人特攻展開はどうかと思うぞ。
 あとは自分のインターネット観とはイマイチ合わないかな。ネットの向こうには一人一人人間がおり、その中には色々な意味で本物たちがいるっていうのが俺のネット観。その中でもニンジャスレイヤー、ダイハードテイルズは本物の本物だ。

 めっちゃ面白いという話をききつけ、はじめての映画館見るクレヨンしんちゃんを決めてきたが、ラストがとても面白かったがソコ以外はそうでもないといった感想。この感じ、すみっこぐらし見た時に似てるかも。こう世間と感想がズレると自分の感覚の弱さにいやになっちゃうね

 舞台となった白色テロ時代は全然知らないのだが物語数分で、共産主義者を密告しようや、ぼうずの学生が規則正しく歩くなど、自由がない時代と一発で分からせてきて作手の巧みさを感じた。
 ホラーとしてはわけのわからないものが襲い掛かってくるとか、そういうジャンルではない。化け物にゾッとするタイプではない。ホラーではあるんだけど、不自由な時代を生きた少年少女たちの傷を抉りだす、そんな恐ろしい青春映画のよう感じた。
 波長はあわないんだけどスゴイ映画だなとは感じる力ある一作である。

 前作が児童向けには程遠いワクワク動物戦争だったのに対して、今作は少々過激だけど丸くなったなぁと感じた。
 面白いっちゃ面白いんだけど堅実にまとまっていて前の破天荒さが恋しくなる。もし次回作があるとして堅実に路線を歩むのか、また前みたいに派手に爆破させたりするのか気になるところ。

 ドウェイン・ジョンソンがジャングルを案内!勝利!といいたいが、イマイチ面白くない。時代は第一次世界大戦後らしく女性は女性らしくの時代。それゆえ主人公が俺は女性の枠にとらわれねぇぜとやたらアピールする。それはまぁいいのだが、勝手に動き回るわ、ピッキングして無断に部屋に入るわ、そんなことしてるくせにお前は信頼できないとドウェインに難癖付けるわで、自由な女性というかわがまま野郎という印象を受ける。
 中盤は大人しくなってストーリーも良くなるのだが、ラスト辺りでドウェインと熱いキッス。なんか強い女性的なことやっておいて、最後はムキムキ男とキスとか古典的な流れかーっとちょっとちぐはぐさを感じた。
 インディジョーンズ的なことと今時の価値観を組み合わせようとして上手くいかなかったと感じる。その点ブラックウィドーは女性についてことさら言わんがボスが少女を兵器につかうクソ野郎でぶっ殺すといういわんでも時代に沿った内容だったな

 タイプとしてはモーコンと一緒の白米に塩タイプ、敵になった弟と世界中の軍事システムを掌握するプログラムを奪還するため戦いが始まる。
ワイスピシリーズはスーパーコンボしか見ておらず全然知らんのだが、最高で強運に恵まれた仲間たちが悪い野郎の計画をぶっ潰す爽快アクション。ゴジラ並みに濃密アクションの連続で、とくに後半の磁石を使ったアクションはバカさと派手さが混ざり合って楽しく見れた
 物語はお兄ちゃんもっとちゃんと謝って!と感じる部分があったものの裏切り、真実、家族最高とわかりやすくいい塩加減だった。

 覚え忘れとか、去年公開だけど年始にみたとかなければたぶん今年観た全部である。フリーガイとかドントブリーズとかまだまだ見たい作品がいっぱいいっぱいなのでまだまだ見るぜ


 


さぽーとすると映画館にいくかいすうが増えます