フリーガイと鳩の撃退法とベイビーわるきゅーれ見てきた

 今日も今日とて見たい映画がたくさん。夏休みは終わりだが、夏の映画まだまだ迫ってくる。多いけど一日一映画館のペースでいくぞー。今回もネタバレ入れながら見た映画を語っていこう。

 ゲームの中ということで街中に変なロボやら戦車やらいるし、モブたちが笑顔でニコニコしながら周りには銃弾が飛び交うというヘンテコ世界が繰り広げられているのが見れるだけでも面白い。
 面白いんだけどコレ見た時はジェットブレイク、スースクと頭の中がアクション飽和状態になっていたため、あまり頭の中がスパークしなかった。セリフが設定されてない未完成のキャラとか、かーちゃんが乱入してくるプレイヤーとか、モブの命を大切に運動とか、モブ死体に屈伸煽りと面白シーンはたくさんあるからスパークしなくても楽しめたけどね。あとガイとリアルプレイヤーの恋をガイが自分が何者か告げて恋を終わらせて友人と歩いていくラストはスキ。開発者たちの恋の成就は古い映画とか日本のアニメ的だなぁってちょっと笑ったけど。
 また見る機会があれば頭をふらっとにした状態で見たいね。

 邦画のサスペンスでも見たいなぁ、評判も悪くなさそうだし見るかといったら全然合わなかった。いちいち句読点打ちながらしゃべってんのか思うほどゆっくり話すやつが二人もいてなんかテンポがおかしいし、一方藤原竜也はべらべらとしゃべりまくる。カメラのアングルもなんか単調でどんな場所でも狭く空間を使ってる感じが気に入らない。
 「この男がかいた小説(うそ)を見破れるか」というキャッチフレーズだが俺が見た限りはコレは主題ではない。たしかに主人公は直木賞受賞作家で、その時かいた小説?に現実のモデルがおり、それが原因で訴えられ小説の世界を去ったという過去がある。それゆえ再び小説家として再起した男が書いた物語が今度こそモデルなしの架空の出来事なのか、それともモデルがあるのか編集者は見極めなければならないという話はある。
 その部分は物語の後半になるとなくなり(ぶっちゃけ明言こそしないが全くの架空ではなさそうなのが序盤からわりと感じる)願望と祈りの物語になる。最近ちょっと話題になったフィクションなら悲劇的な現実も避けられるとでもいえばいいだろうか。視聴者に出来ることは彼の願望が現実かそれとものただの望みなのか判断することしかできない。
 ところで編集者的には数多く現実の出来事が含まれおり、完全にフィクションじゃない点はいいんだろうか?出版するに当たってフィクションかどうか強くこだわっていたのに。ED中の席を立ったのでED後にそこらへんの言及あったりしたのかな。あと3万だけの偽札ってなんだったんだろう?大量の偽札なら色々思いが巡るが、3万だけだとなんのために用意したのかさっぱりわからない。どうせならこっちの謎を解いてほしかった。

 絶賛されていたので見に行った。順番的には鳩より先なのだが、鳩を見て評価が変わったので後に書かせてもらう。
 つい最近まで高校生殺し屋だった二人が、社会人として働きながら同棲して殺し屋の仕事もしなければならなくなった話。二人は殺しに関して倫理観がほとんどなく、椅子に縛り付けて拷問する相手を前に、拷問道具を取り出し、これひぐらしでみたやつだぁとかキャッキャッ騒いでるのが笑えて面白い。それでいてやっぱ時間ないと脳天に一撃かましてバイトいっちゃうし、死体片付け業者から脳天一発の死体は精神的に来るからやるなとネチネチ言われたり、笑いの中にも世知辛さやリアルさがあるのがいいノリを生み出してる。
 ただコミュ障マヒロのコミュ障っぷりはちょっと心にグサッとささるので辛い所もあった。あとコッチでもアクションじゃない日常は固定カメラ感があって空間をちんまりさせ過ぎてるきらいがある。
 ストーリーには縦軸がないと言ってもいいんじゃないかというぐらい話がないんだけど、キャラクターたちが結構いい出来で話のなさを消せてる。とくにヤクザの親父は面白かった。ただわりとアッサリ退場するのが悲しかったかな。
 アクションに関してはわりと素早く追いにくい所があるが、カッコよく出来ている。ジョンウィックみたいな構えでバシバシ撃っていくところは現代的でスキだ。ただナイフでブスブス刺すシーンでもあんまり血が出ないのはちょっと悲しいかな。あとアクションはカッコいいけど、迫力がイマイチないところもあり、ハリウッドのアクションって普通の殴り合いでもエフェクトとかかけまくってるんだなと改めて認識した。
 最初見た時はわりと普通のアクション映画という評価だったが、鳩を見てから鳩で感じた変なところが少なく、かなり現代的で出来がいいというのを認識させられた。次回作があるなら見たいねー

 今週はこんな感じ。孤狼の血2は気になるけど前作見てなくてねェ。どうしようか迷い中。ひとまずオールドとジブリは見ようかな。余裕があればマヨイガも。どこかで映画欲が切れて倒れるかもしれないがそれまでは頑張るぜ

さぽーとすると映画館にいくかいすうが増えます