面白いけど所々で変な「FEエンゲージ」
FEエンゲージノーマルモードクリア。ネタバレ込みで色々書く
戦闘に三すくみが復活、そしてブレイクシステムの追加
最初ブレイクは全然なれなかった。ブレイクで無力化してもう一度殴って倒す。非常にわかりやすいシステムなのだけれど、相手もブレイクしてくるから反撃の配置しようとするとき頭をいつもより捻らなければならない。更に騎馬系ですら下級なら武器が一種しか使えないので、散漫なプレイしてるとブレイクがうまくできないのが辛い
ただ上級職になれるようになり、複数武器使えるようになると一気に窮屈さから開放され、更に連携によるチェインの配置をどうしようかと楽しい方向で複雑さが増しやりごたえはあるゲームになった。
エンゲージは最後までうまく使えようになった気がしない。強力だし戦略の幅が広がるのは確かなんだが、いつ使うべきか迷う。ここらへんは高難易度でここで使う!とハッキリ決められるようになると楽しいのかも
お金が手に入りづらいのは気になる。武器の使用回数廃止の影響なのだろう。でも強化でお金使うからたくさん欲しい。印付けるのはお金いらないから楽だけど
あとSPも。普通にプレイしてたら全クリして3000程度なのにスキル習得に数千単位要求してるのおかしいよ
ここらへんは遭遇戦やれ、ということなのかも。育成重視な仕様な
よく批判されるストーリーだけど勇者が魔王を倒す、レベルなのでワザワザ突っ込むのは野暮かなと思う
一方で雑というか変な演出が気になる
二人が話してるのに正面向いて話し合ってるおかしなシーン。それ以外にも広い空間写しておいてこんだけの人数しかいないのも気になる。バストアップで会話させちゃだめだった?
全然人いなくない?と最初見てたまげた。もうちょっとカメラを寄りにして大軍感とかだせない?戦闘マップてはペガサス結構いるから上に飛ばすだけでも印象変わると思うよ?
少人数で動いてるライトなRPGのノリなのだが、軍団のような動きもあり、なんというか気持ち悪さを感じる
確かめて思ったのだが風花雪月はなるべく画面を狭く見せようとしている。上下に帯を入れた上で顔入りの文字表示だ
逆にエンゲージは広く見せようとしている。なのだが広く見せてる割には見せる意味があると思えない演出なので見るたびに頭を捻るばかりだ
野暮といったがストーリーについて突っ込む
ラスボスソンブルなのだが、ラストになって急に自分は最初の紋章士に会いたかっただけといいだす
ここに来るまで悪い魔王レベルでしか発言がなかったからエライびっくりした
もしもこれやりたいなら所々で悪の親玉にしては世界を滅ぼす以外に目的がある、何を探している、焦がれているとしたほうがキャラが立つと思う
正直あんまりにもキャラが立ってないので裏に黒幕がいるとずっと警戒してたよ
ソンブルに限らず敵幹部もそんな感じ。死に際になって心の内を吐露するので、今まで記号でしかなかったキャラが急に血の通った人間に見えて凄く面白く感じる。が冷静に思うと実はそういう所があると見せておいた方がキャラが立つと思う
突っ込みどころじゃないけど仲間になったヴェイルと敵たちの愛憎の混じったセリフは妙によく見える。コイツが主人公では?と思いたくなるぐらい。というか少女に冷たいセリフを吐かせるのが癖な人がゲーム作ってるのかも、とセリーヌの戦闘セリフとか聞くとそう思う
あとIFっぽい展開多いね。作ってる人の手癖かな
ゲーム部分は面白かったし、ストーリーは目をつむるとして演出部分はマジどうにかならなかった?
防御自慢のジェネラルが魔法系キャラにナイフでさされて死ぬとかイベントシーンとゲームシーンは別だから、言い訳してもキツイよ。せめて魔法で殺してあげて
折角風花雪月で大爆発したのだからココで更に凄いのキメてほしかったな
さぽーとすると映画館にいくかいすうが増えます