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エヴァ26話まで友人と一緒に見た



 友人は、アニメが大好きで毎日録画したアニメを見ているのだが、新しいアニメ見てるので手いっぱいで古いアニメは見ないという男だ。だがエヴァは色々なアニメに小ネタとして出ることもあり、いつか見たいと思っていた。ということで俺とお正月テレビシリーズエヴァを見ることになったのだ。

友人のエヴァ知識:ほとんど知らない。有名なセリフを数点知ってるのみ。旧と新の違いすらわからない。

俺:高校の頃エヴァ大好きな同級生がいた。妹がエヴァを見てたので後ろから一緒に見てた。漫画はカヲルくんが出てくるところまで。映画は旧と新、どちらも見た。

1. 使徒、襲来~7. 人の造りしもの

 シンジ君がめちゃくちゃウジウジしてて俺の記憶の中にあるエヴァゲリオンだ!という感じ。シンジくんの態度には気持ち悪さは感じるが、周りの奴が100倍ぐらい悪い。選択権がない状況で選択させてあげるとはなんとも邪悪な。

 友人はシンジくんの反応はむかつくが人間模様は面白いと言っていた。あと見知らぬ天井でシンジが目覚める映像がその後何度も使われてその度またか!と突っ込んでいた。

8. アスカ、来日~16. 死に至る病、そして

 シンジ君と言えばずっとウジウジしているというイメージだったが、アスカかが来てからはがらりと印象が変わった。内向的だが常識のある少年であった。あとここから全然記憶のない回がちらほら。昔の記憶と実際の映像ってものはこうも食い違うものなんだねぇ。アスカ登場から3話ぐらいはエヴァに乗って動く回が多くてここらへんが一番楽しかった。そこを越えるとエヴァの活躍が落ちてきて、う~ん。

 シンジ君結構普通だねと俺と同じ感想。俺と違いエヴァに乗らない回がちらほら出てきても、人間模様が相変わらず楽しいとのこと。ただし全員キャラがムカつくので好きなキャラはいないとか。とくにアスカに関しては、このキャラのファンいるの?と訝しがっていた。だがアスカのアンタバカ?が出る度に笑っていた。

17. 四人目の適格者~26. 世界の中心でアイを叫んだけもの

 溜めるというにはやたら長い静止画や、内向的なサイケデリックなシーン。予算が心配になる動かない絵などが増える。正直話の内容より予算と納期大丈夫?と別の部分が心配になってくる。トウジは死んだとばかり思っていたが生きていたし、ここらへんからシンジがグチャグチャになる印象だったが相変わらず内向的な常識人をしていた。記憶はあてにならないね。物語は後半になるほど意味不明が加速し、最終回で大爆発するわけだが、当時見ていた人はどう思ったのだろうか?自分は俺は何を見ているのだろう?思考の次元が低すぎるのだろうかと首を捻っていた。

 人間模様が楽しいといっていた友人も意味が分からないと一気にテンションダウン。シンジくんが常識人なのに周りがアレでかわいそうといっていた。唯一楽しそうにしてたのは涙の予告があんまりにもあんまりな内容で城之内死すじゃん!といっていたぐらいだ。あとカヲルくんことも結構楽しんでいた。最終回はこれで終わり!?と大混乱。意味不明なシーンがあってもなるほど深いって言おうというルールがあったのだが完全にそれを忘れていた。

終わり

 記憶の中のエヴァと実際のエヴァがかなり食い違っていて新鮮な気持ちで見れた。とくに中盤当たりはかなり面白いねぇ。終盤はほんと謎過ぎて頭爆発しそうだったが。印象が変わったキャラはシンジ、ミサト、アスカ。シンジくんは意外と常識人だったし、ミサトはその場その場で有効な作戦を作ってちゃんと指揮官として有能だった。とはいえシナリオとか裏でなんやかんやしてたみたいなのでシナリオに沿うように誘導されていた可能性もあるが。アスカは自傷癖の持ち主、愛しの加持がミサトと朝帰りか?となればシンジとキスしてみるし、シンジのエヴァ適性が伸びればとにかく褒め殺してみる。やりたいことの真逆をいく悲しき子よ。思い切って切腹して一気に傷つくのがイイネ!
 本来テレビシリーズが終わったら旧劇、新劇とエヴァマラソンを続ける予定だったのだが友人はテレビシリーズで完全にダウン。映画も困惑する展開なんでしょとここでリタイアしてしまった。エヴァって人気あるけどマトモにみりゃこうなるわなと改めて再確認。
 1月23日に公開されるエヴァの映画はどうなるのか?俺は見に行く。ただ最後っていってるけど続編あるんでしょ?というぐらいの心持で見に行くし、またよくわからないもの見せられるのかなと心をがっちり守っていくぜ。でもシンゴジラ面白かったし、スゴイ面白いものになるかも、とわずかに期待もする。ようは今から楽しみだぜ。

さぽーとすると映画館にいくかいすうが増えます