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微熱でずっと寝込んでいる話

大きな話というよりは小さい話だし、自分の体験記というよりは日記です。

私には発達障害があります。
とはいえ、発覚したのは大学生の時。就職を目前に控えていたときに、偶然webで発達障害を知り、自分のことだと確信に至り、診断を受けました。

正直にいうと、私はあんまり、自分が障害者だという実感がなかった。

良くも悪くも、そんなに困らずに生きてきた……のではなく、そこまで表面化してこなかったのだ。
だから、自分がこんなに辛かったと実感をしたのも、ストラテラを飲んで普通を知ったからだった。

そうして、少しずつ、私は自分ができないことを人の何倍も努力をして努力をして、それこそ血の滲むような努力をしてやっとみんなと同じラインに立てるようになっていた……ということを他人事のように思い知った。

そのため、社会に出てみて「すっごくつまづいた!」という経験はバイトだけのもので、いまいち実感がなくて……。なんだかんだとご縁があって、今の職場に出会えた。職場では障害のこともカミングアウトしている。その辺一部配慮(視覚過敏のため常時サングラス着用)ももらいつつ、普通に働かせてもらっている。

今の職場はちょっと自分の特性上難しいことは分かっていたけれど、そもそも障害特性上難しいことが無い職場の方がないしね……。と自分を言い聞かせるように働いていました。

そして、七月の中旬から体調を崩して、ずっと、本当に今日までずっと、微熱が続いて動けないでいる。

主治医からは血液検査をしても異常がないので、ストレス性のものだろうとのこと。内科でも特に異常はないけど、体調が悪いね〜みたいな診断書をもらった。(ぼかしている)

たまに少し調子が良くなって会社に行って、数日働いては一ヶ月寝込んで……毎日毎日「すみません、今日もお休みさせてください」と連絡を入れている。

会社の人たちは優しいのでずっと心配してくれており、少しずつ状況がどうなっているのかということも上司が確認してくれているし、職場の人は悪くないんだよ〜〜本当にいい人たちで〜〜というのは声を大にしたい。

ストレス性で主治医から「仕事量を減らせないのなら出勤日数や時間を減らすしかない」と言われたときも「診断書があればそのように対応するから」と言ってもらえた。ただ、その対応をする前にまた体調を崩して顔を出せなくなっただけです。

最初は主治医も「今の職場で頑張って〜」と言ってくれていたのですが、何が原因かわからないけど、状況を見るに「体が仕事を拒否しているのだから、もう転職の方向で考えたほうがいいかも」と言われ、その旨職場にも相談、「できれば続ける方向でいて欲しいんだけどね……」と言われた。上司優しくて泣いた。本当に尊敬している。

気持ちだけを率直に書くとすっごく悔しい

「ああこれが、発達の人たちが言ってた『仕事に行っていたけど少しずつ体調が悪くなって行けなくなった』か〜〜!!」と体験している。悔しい。働けなくて悔しいし、何もできない自分が悔しい。

そして親が「ゆっくり休んでね」みたいな考え方ではないので(キッツイ内容なので、記憶が改竄されないようにSNSにログだけ取ってきたが)、日々「お前は役立たずで人が当たり前にできることもできないクソ」と思い知らされるような感じだ。そんなわけあるか。人には致死量ってものがあるんだよ〜〜クソ〜〜!!

まあ、親の圧力とか自分の世間に囚われた考え方のせいで、フルに休めているかと言われると無理だと思う。起き上がれる日は少しでも仕事に戻りたい気持ちもあり、こうやって文章を打っている。カタカタ。許してほしい。私も職場に行きたい。体は拒否しているので、本心では行きたくないんだけど。それは大体の人がそうだと思うし、許してほしい。

そんな日記、今私にできることってゆっくり休むことのはずなのに、ちょっと偏った考え方のせいでなかなか休めなくて、悔しくて、現状を変えられなくてもっと悔しい。せいぜいカタカタ打つことしかない、カタカタ。

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