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自分を支えてくれる言葉に出会う

皆さまおはようございます☀

唐突な質問なのですが、

皆さんは言葉が好きですか!?

はい笑。唐突すぎますよね笑。ただ私が思うのは、素敵な言葉を綴ってくださっている皆様は言葉フェチに違いない!!ということです。(偉そうに上から目線でごめんなさい🙇‍♀️)


もう2度と立ち上がれないかもしれない、

究極に

そんな風にすら感じることすらできなくなってしまった状態の時に、

自分をなんとか支えてくれるのは「言葉」だったりしませんか?


眠れない、食べられない、動けない、話せないといった完全に人間らしく無くなってしまった時期

私はこの世に無限にある言葉の中のたったいくつかの言葉に松葉杖になってもらい、救われた経験があります。

大好きな作家西加奈子さんの作品の一つ、

「おまじない」の帯書きに

「あなたを救ってくれる言葉が、この世界にありますように」

とありました。私はこの帯書きをみてすぐ、大切に、大切に、抱き抱えるようにしてこの書籍を会計コーナーに運びました。

人間らしくなくなっていく自分に気付いていたのか気付いていなかったのか、、無意識的だったのか意識的だったのか、分からないけれど、


あの時の私は、確実に自分を支えてくれる、

そんな具体的でも曖昧でも、とにかく「言葉」が欲しかったんだと思います。


ここでまた西加奈子さんの優しさが滲み出て溢れすぎている言葉があるのですが、ぜひ共有させてください!!



📚言葉は祝福にもなるし、呪いにもなる

📚「呪い」は別の言葉で上書きしよう

📚「しんどくなったら、捨てていい」ということ。救ってくれた言葉のことも、正しいとされている価値観も、しっくりこなくなったら自分と距離をおいていいんです。自分をしんどくさせているもの、心を縛っているものは何なのか? そこに目をこらして、その呪いを解いた先に、あなただけの言葉や感情に出会えますように。


あーー、もう、西加奈子さんの言葉があれば生き延びれるんじゃないか、これまでも、今も、これこらも多分生きていけるよ、そう思わせてくれるんです。

今も、これからも生きていく。は分かるけれど、

これまでも生きていけるよ、とは?、、となった方もいらっしゃるかな?と思うのですが、

私たち人間って(30年近くしか生きてない若者が何を偉そうに!!)過去に受けた言葉の裁縫ばりにちくちくさせられることってありませんか?

私は、よくあるんです。苦笑

その時奇跡的に出会えた言葉たちによって、

過去の自分もまるごと救ってくれる、そんな経験が沢山あるんです。


ナイフで怪我した傷は、これ痛いの!!と言えば

多くの人は大丈夫?何があったの?痛かったね、辛かったね、と言ってくれるような気がするのですが、


一方、裁縫ばりで怪我した部分を見せて、これ痛いの!!といっても多くの人は「え?その傷の何が?」と聞き返すと思うのです。


だけれども、裁縫ばりで長年にわたってちくちく刺される痛みって、痛いですよね?痛い。すごく痛いよ!!


西加奈子さんの綴ってくださる「言葉」は、

上記のような過去にナイフで刺された傷はもちろん、

裁縫ばりで刺された傷をも絆創膏で覆ってくれるんです。

これが、これまでも生きていけるよ、そう思わせてくれる西加奈子さんの、私が感じる魅力です。

皆さんは小説を読む時付箋を使われますか?

私は一冊小説を読み終わる頃にはポストイットの3分の2がなくなっています。笑

だって、大切な「おまじない」がたくさん散りばめられているんだもの。

ということで本日のブログは終わりたいと思います。

(もはやブログではないですね、はい。笑)

大好きな小説家さんたちのことについてまた語らせていただきたいです💃💫









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