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毒親

みなさんこんばんは。こんな夜中にふと書いてみたいと思ったことが。

今現在、’毒親’と言う言葉が世の中に認識されるようになってきましたよね。

私は大学生の頃から、周囲があー実家に帰りたい、夏休みは、冬休みは、春休みは実家でゆっくり過ごすんだー😚!!っと言っているのを耳にしながら、凄く苦しかったことを覚えています。私も実家に帰るー!、実家でのんびりするんだー!と明るく周りに言わなければならなかったあの頃。

それはなぜか?’毒親’と言う言葉も世の中で認識されていなければ、今(2021年)よりも、実家神話、家族神話に呪われていた気がするからです。

家族が苦しい、実家が嫌い。そんな事を言えるような世の中ではなかった。2021年、これだけ’毒親’がメディアで取り上げられているのだから、私のような思いをしていた人は沢山いると思うのです。

具体的にこう言う理由で家族が苦しいんです、伝えられたら苦しまないのでしょうが、少しの違和感、それが何十年も積み重なり、家族が人生の全てだった高校生に一体何ができるというのでしょうか。

家族以外に居場所なんていくらでもある、家族と距離をとってもいい、究極捨ててもいい、家族なんてそんなものだ。そう言ってくれる大人が周りに1人でもいれば、逃げ場のない小学生、中学生、高校生の私はどれだけ救われただろう。

自分の経験してきた事、これまで生きてきた事でしか物事を判断できないのは人間だれしもそうなのだろうが、両親の思う’いい子、普通の子’の価値観が世間と、時代とあまりにもかけ離れていたのです。両親の思う’いい子、普通の子’の中で生き延びなければならなかったあの頃を思い出すと、凄く苦しくなります。もう二度と戻りたくないです。

詳細を詳しく話せるほどまだ心の中の想いを話すことができないのが苦しいですが、こんなつたない文章を読んでくださり、少しでも私だけじゃないんだと思える方がいれば何よりです。

愛してくれた記憶、大切にしてくれた記憶、それももちろんあるから、苦しいんですよね。

ただ、今は距離を完全に取り、実家に帰省しない選択を取り、心身共に穏やかに生活できています。距離をおく、それだけでこんなに楽になれるのであれば、私は今はこの選択をとった自分を褒めてあげたいです。

またこの題については、自分の心の吐き出しも兼ねて、続きを書ければと考えています。

お休みなさい🌼

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