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ヴァンガードZEROサービス終了へ。問題点と改善してほしかった点などあげてみた

どうも、元VG勢の放浪者です。
今回は、ヴァンガードZEROについて話していこうと思います。さて、みなさんはヴァンガードZEROの公式Twitterをご覧になりましたでしょうか?4月21日にてヴァンガードZERO公式Twitterアカウントよりこのような発表がありました。

ついにサービス終了という形で幕を下ろしました。無印からGZまで振り返りつつヴァンガードZEROはいったい何がいけなかったのか、どう改善していたら、続いていた可能性があったか考察していきながら記事にしていこうと思います。
前回にもヴァンガードZEROについての記事を書いていたのでこちらも参照していただけると幸いです。

ヴァンガードZERO稼働前からGZまでの道のり

稼働前のヴァンガードZERO

まず、ヴァンガードZEROは2018年冬にリリース予定でした。しかし、なんやかんやあってリリース日は延期され、2019年12月にリリースされました。リリース前にロケテなどもあり、対戦面のシステムなど実際にやってみたところなんだかんだ楽しめました。従来のヴァンガードとは違い、これならまぁ悪くはないんじゃないかなとリリースが楽しみになってきました。しかし、リリースして見れば予想を悪い意味で裏切られる内容でした。

稼働開始のヴァンガードZERO

さて、2019年12月いよいよサービス開始しました。私も当初はオラクル作って楽しむつもりでゲームを始めていきました。しかし、蓋を開けてみればシステムがとんでもないことに担っていました。

分解と生成のシステム

まず最初に気になったのがこのゲームの分解と生成システムでした。最初はシャドウバースと同じく、いらないカードを分解してほしいカードを生成するシステムと同じものだとみて(どのDCGもそうだったので)適当にパック剥いてほしいカードだけ生成しようと考えてみましたが、このゲームの分解と生成システムは余剰分かSPのカードでしか分解できませんでした。

なんでこういうシステムにしたのか意味が分かりませんでした。DCGのいいところはいらないカードを分解して生成し、戦えるようにデッキが組めるシステムなのにこのゲームだけはどういうわけか余剰分にしかできず、しかもそのクラン専用のアイテムでしか生成できませんでした。正直、やってみた身としてはなんで事前に公表しなかったんだろうと思いました。というのも、ロケテ当初はロイヤルパラディン、かげろう、オラクルシンクタンク、ノヴァグラップラーの4つの最初期のカード全部使えていたので、カードパックの排出率、分解生成システムがどういうものだったのか出ていませんでした。ロケテなどでこういうのは公表するべきじゃないのかなぁと思いました。さらにひどいのは最初のデッキもでした。

まさかのクレイエレメンタルで全部がバニラユニットでした。ロイヤルパラディンかかげろうの配布デッキが初期デッキかと思われましたが、ロイヤルパラディン、かげろうですらなかったです。せめてロイヤルパラディンかかげろうのどちらか使わせてほしかったなと思いました。稼働当初は初めてすぐにやめました。

シャドウパラディンなど人気クラン出たタイミング

時は過ぎ、Twitterを見てみると、ZEROはシャドウパラディンが初登場した弾までいき、その翌月にはもっとも盛り上がった双剣覚醒まで出てきました。毎月新しいのを出していたのでもうそこまで出てるのかぁとTwitterでもそこそこな盛り上がりを見せていました。
私もちょっと触れてみようと思い、再びやってみたところ、ストーリーモードやいろんなのやればすぐカードが集まることが分かり、いろんなミッションをこなしつつシャドウパラディンデッキを完成させました。
なんだかんだでゲーム性はそれなりに楽しいものだったので、ゲームシステムさえ改善されればもっとこう盛り上がりそうなのになぁと感じました。そんなゲームでした。
リセマラ方法ですが、詳しくはこちらの動画を見ながらやりました。

【ヴァンガード】リセマラおすすめカードを徹底解説! リセマラ終了ラインは○○枚!? みんなで一緒にスタンドアップ・ザ・ヴァンガード!!【ヴァンガードゼロ】

ホロライブコラボ

さて、時は過ぎ、ヴァンガードZEROもリンクジョーカーが出ました。そのタイミングでホロライブのさくらみこと星街すいせいが登場しました。私自身ホロライブは興味なかったので2人のことは無知ではありましたが、プロモカードとして二人が登場しました。とはいえ、2人とも特別な効果はなくG2のパワー10000バニラユニットとして登場しました。私としては特に興味もなかったのでリンクジョーカーのデッキに使用してたくらいで終わりました。

G期

さて、気が付けばあっという間にG期に突入しました。出た当初も私はやってはいませんでしたが、2022年8月ぐらいにちょろっとやってみるかーと思い再開しました。しかし、蓋を開けてみればめちゃくちゃひどくなっていました。
詳しくは前置きに私が以前書いた記事にて記載してあります。
簡潔にまとめると無課金完全にお断りのゲームになっており、今までやっていたリセマラ方法も通用しないシステムになり、完全に課金しないと強いデッキができない仕様になってしまいました。どうしてこうなってしまったのか、理解不能でした。もはや救いようがないゲームとなってしまいました。
また、後日に教えてもらったのですが、クライマックスで登場したゼロスドラゴンの入手方法もまたひどいことになっていました。

なんと特定のパックを150パック引かないと手に入らない仕様に。しかも、ゼロスドラゴン自体はパックにも封入されておらず、この方法でしか手に入る方法しかなかったのです。

本当にひどい仕様でした。クライマックスに入り、運営のやけくそ仕様が本当にやばかったです。その後もギーゼも登場し、そちらは配布となっていますが、ギーゼはゼロスドラゴン最低でも5枚必要となり、上記の方法でしかゼロスドラゴンも入手うできなかったため、はっきり言って手に入れたところで使い物にならなかったです。せめて無課金でも使えるようにしてほしかったです……。

ここまでの総評

Gに入るまでは正直リセマラして遊べれた範囲だったのでまだ楽しめましたが、G以降は本当にひどい仕様となっておりリセマラが通用するゲームではなくなりました。3周年のタイミングでそれなりに待遇いい形になるのかと期待していましたが、まさかのグッズ販売だけでカムバックキャンペーンやログインボーナス類等は全くなくなんでこうなってしまっていたのか本当に謎でした。その後もバミューダの最後のパックを出し、3月以降は新パック情報等はなくTwitterの公式アカウントはランクマやなぜかブシロード経由等の情報しか流していませんでした。DCGの公式アカウントで他の情報とかの宣伝代わりに使ってるところはなくこのヴァンガードZEROだけは宣伝道具代わりに使われてきました。この時からもうヴァンガードZEROは終わりそうだなぁと思ってきましたが、4月21日ついにサービス終了告知となり、予想は多いにあたりました。

正直な感想として、私もヴァンガードを遊んできた身でもありそれなりに期待し、遊べれる環境になれるかなと思いましたが、それすらもかなわぬ願いとなり、本当に残念でなりません。では、ヴァンガードZEROはいったいどうしたら、サービス終了せず続いていけれたか個人的な分析を兼ねつつ考察していこうと思います。

ヴァンガードZEROは何がいけなかったのか?

さて、ここからはヴァンガードZEROの悪かった点を解説しつつそれに対してこうすればよかったのではと書いていきます。

作画やストーリー

まず挙げられるのが作画とストーリーです。これらほとんどがアニメの使いまわしで2Dliveで動いているキャラたちも全部がアニメでの使いまわしが多く、ストーリーもアニメの話をそのまま持ってきたものでした。確かに昔ヴァンガードを見てきた人にとっては懐かしい感じがあるかもしれませんが、正直、もうちょいオリジナル要素あった方がよかったんじゃないかなと思いました。作画についてですが、アニメの使いまわしではなく他のイラストにしてもいいんじゃないかなと感じました。というのもデュエルマスターズプレイスも作画そのままの流用ではなく完全にオリジナル絵でかつオリジナルキャラクターも登場し、ストーリーとかみ合わせてきたのでそれぐらいの要素も欲しかったなぁと感じました。リリース延期までしてこの出来栄えはいかがなものか。なぜ延期したかは不明ですが、この程度の出来ならば延期せずにすぐ出来上がったんじゃないんかなぁと思います。

カードの集め方

続いてはカードの集め方です。稼働前のとこでも触れていますが、分解と生成システムをもう一度見直すべきだと思いました。特に分解については余剰分ではなく全部カード分解できるようにしてそこから足りないパーツ類など生成していければそれなりに集めることはできる可能性はありました。とはいえ、このシステムも改善されることもなくGシリーズからはGRの生成コストもとんでもないことになってたり、毎月新しいのを出してくるDCGだったため、せっかく組めても環境が変わっていったりと追うごとに大変でした。もしガチでやっていたら、まさに課金に強いられそうな日々になっていたかと思われます。また、Gシリーズから排出が絞られていたのも謎でした。ここまで改悪されていくDCGは初めて見ましたよ。

新規ユーザーの対応

新規ユーザー対応も正直こちらもひどくガシャチケットも渋っており、配布されるパックも最新弾のものでしかもらえず、とても環境デッキとかできそうにありませんでした。スーパーデッキとG-スペシャルデッキも1個もらえますが、環境デッキで戦えるかは微妙なもので他のデッキ使いたいと思えば、3540円と7000円かかります。こちらも前置きの記事に詳細が書かれていますのでそちらを参照していただけると幸いです。また、3月以降になってからはGシリーズすべてのパックチケットもらえますが、せいぜい10ぐらいしかもらえず、これでどうやって好きなデッキ作るんだよと思いました。

個人的な改善点

個人的に思った点はまず、カードの分解生成は改善してほしかったなと思いました。何度も同じことを言って申し訳ありませんが、それぐらいしないと本当にひどいゲームになってしまうと思ってるからです。他のDCGでも無料でパックがもらえて分解と生成をうまく使えばそれなりに環境で戦えるデッキもできていたのにそのDCGのいいところすらないこのヴァンガードZEROというゲームは初めて見ました。ここまで待遇が悪いととてもではありませんが、このゲーム始める気にならないなと感じました。せめて待遇をもっとよくしてもよかったんじゃないかなと思い、せめて3周年のタイミングでそういうキャンペーンもやっておけば、少しは変われたのではないかなと私個人の意見です。まぁ、1周年の時もやっていましたが、それなりにキャンペーンとかもやってたのに本当に勿体なかったです。

なぜGZまで出してきて、運営はここまで余裕がなくなったのか

さて、ここまで改善点等を書いてきましたが、なぜ上記のような改悪してしまったのか個人的な推測と考察をしていきます。
まず、ここまで散々な結果なのにG期突入してきたのかというと、ブシロード側としては最初からGZまでやる予定だったんだろうなと思います。いつもブシロードの戦略発表会を見てきて、ブシロードは2,3年後の計画とかあらかじめ制作して行動しています。それもヴァンガードZEROも同じく最初からGZまで出す予定だったのではないかと思われます。毎月の更新頻度が高かったのも早くGZまで出しておこうという計画でいたのではと思われます。しかし、出すにつれてユーザー側もついていけれず、引退してる人も多くいました。その後においても課金額が高くなったり、排出率も低くなっていたのは、セルランが低くなっているの見計らっての改悪かと思われます。その後も戦略発表会でも情報が発表されず、気が付けば週刊情報局でもヴァンガードZEROを取り扱うこともなく放置されたままでサービスが終了となっていきました。ここまでくるとせっかく作ったアプリゲーでも終わってしまうの見ると虚しい気持ちにもなります。

もし、Vシリーズに入っていたらどうなっていたのか?

ここから、このゲームが続いていてもしVシリーズに入っていたらどうなっていたか考察します。Vシリーズに突入するとGシリーズまでの全カードがすべてスタン落ちとなり、すべてがリセットされた状態での新シリーズに入ります。そうなってくると、もし分解生成システムが上記に記載されたままでいくとまた1からカードを集めなおさなければならない状態になるかと予想します。こうした点からVシリーズに突入するとまたゼロからスタートされカードも集め直さなければならない状態になりかねませんでした。そうなると更なる課金に強いられることになるでしょう。あとゲームシステム的にイマジナリーギフトの追加もあるならばゲームバランスがかなり崩壊してる予想も大体着きます。まず、プロテクトが紙と同様環境トップになっている可能性がありました。ゲームシステム的に見るとパワーとかいくら上げようが完全ガードで止まってしまうのもありプロテクトがどう調整されてくのか少し気になっていました。……まぁ、サービス終了するのでどうなってたか見れないんですけどね(笑)。

全てまとめての総評

さて、ここまでヴァンガードZEROについて見ていきましたが、3年半もよく続いた方かなと思います。とはいえ最初からGZまで出す予定だったと推測されればまぁ運営側もやりきった感あったなぁと。Vシリーズまでやりたかったかもしれませんが、売上見たところこれ以上続けてくのが厳しいとみて改善されないまま終わってしまいとても残念な結果になってしまいました。個人的に何かしら改善あればこのゲームはまだ続いていく可能性はあったかもしれません。ただ、G以降のシステム見てみるとブシロードの悪い所が全部出てしまい、返ってユーザーもかなり減少かと思われます。課金額などどうにかしてやれば少なからずユーザーもまだやってくれる人もいたかと思われます。そんなこんなでブシロードを代表するヴァンガードでしたが、いくら有名所のTCGでもいつか終わってしまう日は来ると思い知らされました。
……さて、ここまで話してきましたが、ヴァンガードZEROのサービス終了による紙の方の影響はまずそこまで大きく影響しないかと思われます。というのも情報局や戦略発表会でもヴァンガードZEROは触れられることなく終わってしまったため、ほとんどの人がこのゲームの存在自体忘れ去られてたかと思われます。まぁ、このゲーム終わってもまだ紙の方は現役なので特に打撃を受けたってことはまずないでしょう。以上でヴァンガードZEROサービス終了までについての記事を終わります。今後のヴァンガードの進展に期待しましょう

おまけ

Twitterである方がデュエプレもやばいんじゃないか?とかほざいていますが、ご安心ください、デュエプレはバリバリ現役で頑張ってますのでまだまだ続きます。

上がヴァンガードZEROの去年のセルランで下がデュエプレのセルランです。両者のセルラン見ればわかる通り天地の差が圧倒的にデュエプレの方が上です。それにデュエプレは今ホロライブコラボだったり、デュエプレ選手権など色んなイベントが控えめいます。そんなデュエプレともうサービス終了するヴァンガードZEROと比較しないでください。ヴァンガードZEROがサービス終了するからと言ってデュエプレももうサービス終了ってことはまずないです。セルランや今のデュエプレの盛り上がりを見てから比較してください。それでは

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