ヴァンガードZEROはなぜ落ちぶれているのか

みなさんはヴァンガードというカードゲームをご存知でしょうか?
今や、ヴァンガードは新シリーズに入り、そこそこな盛り上がりを見せつつ今後もGシリーズで登場したクロノジェットドラゴンなど懐かしのユニットも登場し、更なる注目を浴びています。
さて、今回、私が取り上げるものはそのヴァンガードを題材としたゲーム

ヴァンガードZEROです。

ヴァンガードZEROとは、2019年12月にリリースされたスマホのアプリゲームでヴァンガードを題材としたDCGです。
懐かしのユニット等も登場しており、スマホでもヴァンガードができる唯一の代物です。
さて、そんなヴァンガードZEROのセルランなのですが、先日見たところ…

右肩下がりしてました…

私も思わずこんな顔をしてしまいました。
一体なぜ、こんなにも右肩下がりし続けているのか。
今回はその調査も踏まえてヴァンガードZEROについて今の現状を解説していこうと思います。

最初期のヴァンガードZEROについて

どうも、元VG勢の放浪者です。今回は上記にも記載されていた通りにヴァンガードZEROの今の現状について話していこうと思います。
まず、私はこのゲームをリリース開始された直後から少しやっていました。
感想はというと、他のDCGと比べると足りない部分と欠点だらけでした。
当時、12月にはデュエルマスターズプレイスもリリースされたこともあり、DCGでの注目は全部デュエプレに持ってかれていました。
それもそのはず、デュエプレには生成と分解等もできており、ヴァンガードZEROには一応生成はあるものの、なぜか分解の機能だけは一部のカードにしかできないこともあり、カードをそろえるのが非常に手間でした。
ミッションをこなしていって手に入れなければいけない点というのもあり、デュエプレのみならずシャドウバースとも比べると非常にめんどくさいシステムではありました。
あと、対戦画面について、当時はあまり触れていませんでしたが、全体的にもかなりしょぼかったです。

画質も昔のゲームレベルのもので、切札系統の登場シーンもアニメの登場シーンの使いまわしで迫力も他のDCGと比べるとしょぼかったです。それにBGMも自分のターンと相手のターンとBGMが違っていますが、これもアニメの使いまわしで迫力がありませんでした。
遊戯王マスターデュエルやシャドウバースはステージ等が違ってくるだけでいろんなBGMが流れたり、デュエプレも色んなBGM、スキンのキャラによっては専用のBGMがあったりします。
これに対してももっと頑張れなかったのかという感想でした。
さて、ここまでが私がヴァンガードZEROをやっていた時期感じたところです。いろんな突っ込みどころはありますが、とりあえず、不満点としてあげられるのはここまでですかね。
そんなこんなで月日がたち、このゲームもなんだかんだで2年以上続けているのもある意味すごいと感じましたね。
では、今現在はどうなっているのか、前途も含めて説明していきます。

今現在のヴァンガードZERO

今現在のヴァンガードZEROについて解説していきたいと思います。今はどうなっているのかというと、ヴァンガードはGシリーズに入っていて、新しいカードが毎月出ているのもあり、気が付けばGNEXTシリーズまで来ています。
こんなに早くて大丈夫なのか……。
さて、今年に入ってからというのものの、1月には新しいDCG、遊戯王マスターデュエルがリリースされました。
現行の紙の遊戯王とほぼ同じレギュレーションかつ対戦も紙の遊戯王という強豪が出ており、DCGに大きな影響を与えてきました。
そんな中でもマスターデュエルに負けじと、シャドウバースは新しく紙のシャドウバースが出てきたり、6周年のキャンペーンも行ったりとしていきました。
デュエプレもマガジンの人気作品、五等分の花嫁とコラボしたり、切札勝舞編最後を飾るクリーチャーも出てきてこちらも盛り上がりを見せています。
そんな中でヴァンガードZEROは新しい要素は追加されているものの特にこれといって大きなイベントもある訳もなく通常運転でした…。
そりゃ、他がこんな大盛り上がりしてる中でヴァンガードZEROが大きなイベントやらなければ話題になるはずありませんよ…。
さて、そんなこんなでそれだけではなぜセルランが右肩下がりし続けているかまだ本質を理解した訳では無いので実際にやってみてどうしてそうなってしまっているか確認してみました。

ヴァンガードZEROの今のシステム

さて、実際に久々にやってみました。
まず、昔ここ改善して欲しいところが改善されていました。

全国対戦やロイヤルパラディン以外のクランが使えるようになる点、最初はグレード10に上げないとできない仕様になっていましたが、今では上記の森川マケミに勝つと全国対戦や他のクランができる仕様になりました。
この森川マケミはG3しか採用してこないアホなので簡単に勝てます。
これに関してはちゃんと改善されたんだなと思いました。
しかし、このゲームにおける問題点はここからでした。

このゲームの問題点その1

さて、このゲームの問題点をあげる前に初回ボーナスとして、構築デッキが1つずつプレゼントされます。どちらも完成されているデッキでそれなりに遊べれるようになっています。しかし、これらの構築デッキの値段は…

3540円と7000円です…

どちらも非常に高いです…。
初回ボーナスとしては1つのクランでまともに戦えるカードは揃っていますが、別のクラン使いたいと思えばこれら買えば揃えられますが、いくらなんでも高すぎます。
どういう基準で決めているか知りませんが、流石にこの値段はどうかと思います。
確かに対戦できるぐらいにはそれなりには揃っていますが、ほぼ毎月新しいのが出ているゲームなのにあからさまにぼったくってる値段にしが見えません。
しかも、どの構築デッキも環境に入ってるかどうかというと、ある程度拡張パックを買って揃えなければいけないものでいくら構築デッキが揃っていてもガチで上を目指すには課金を強いられます。
他のDCGでも構築デッキ販売はありますが、せいぜい3000円が平均ぐらいで分解と生成を上手いことやれば無課金でも環境デッキ作れるようにはなっています。
しかし、ヴァンガードはいまやG環境となっており、どのクランも色んな軸が組めれる環境になっています。
構築デッキだけでは好きなユニットで組むのは非常に難しくなっています。
じゃあ、パックはどうなんだ?って話ですよ。
パックについては初回ボーナスとしてファイターズコレクションパックの1と2が貰えます。しかし、ファイターズコレクションパックはどちらもイマイチな内容で汎用カードとかは収録されていますが、これら剥けばデッキが作れるかと言われるとはっきりいって微妙です。

最初見た時はびっくりしました。ヴァンガードGシリーズからはGR、RRR、RRなどが振り分けられていて、特定枚数で出るようになっています。
しかし、GRが1枚、RRRが2枚ってあからさまに配分間違ってるだろこれ。中には4枚使うカードもあるのでどういう配分考えたら、こうなるんだこれは…。
あと、ジェムも貰えますが、せいぜい4パックくらい剥けるぐらいしか貰えず、あまりにもしょっぱいです。
でも、ガシャチケあるからそれで何とか…と思いましたが、このガチャチケ…Gシリーズは使えません…

今までは全パック共通で使えてたガシャチケですが、何故かGシリーズでは使えず、ネオンメサイアまでしか使えません。
しかも、Gシリーズにはそれぞれ専用のパックでしか剥けない仕様になっています。
なぜ、Gシリーズに入ってからこんな仕様になってしまったんだ…。

さて、ここまでガシャについて散々な仕様でカードが非常に揃えづらくなっていますが、肝心の分解と生成はどうなってるのか。
ここまでガシャが酷いと流石に分解と生成は何とかなってるだろ…そう思っていました。しかし…

何も変わってません…

えー、サービス開始した当初と変わってません。ここまで改悪しててなんでこっちは変わってないんだ…。
ちなみに、GRの生成なんですが、これがまたとんでもないことになってます…

超越のスフィアというアイテム5000個となってます…。ちなみにこのアイテムの入手方法なんですが、調べてみたところ、分解はもちろん、生成石とも交換できますが、1個500と膨大な数使用することになります。

お、多すぎる…。1枚のGR作るだけでも2500000必要とか、どういう配分考えたら、こうなるんだ…。
と以上がヴァンガードZEROの問題点その1です。
しょっぱなからあまりにも酷すぎてぐうの声も出ないわこれは…。

このゲームの問題点その2

さて、問題点が色々上がってたその1ですが、もう1つの問題点それは…
対戦のグラフィックが変わってないところです。

一応最初にも対戦画面出しましたが、Gシリーズになってからというものの、何も変わってません。
強いて言うならBGMがGシリーズになっただけです。
しかもこれもアニメの使い回しなので新鮮味がないです。
ヴァンガードZEROというアプリを発表してから1年でリリースして、この出来栄えは如何なものか…。
一応、改善されてるところはあるが、もうちょいどうにかならんかったのか。
そして、対戦以外にもミッションをクリアしていけば、クリアしていけば、ファイターズメダルなど貰えますが、如何せん交換できるものがどれもしょぼいです。

パックだけでも2000とかどんだけぼったくってるんだ…。と、報酬だけでもあまりにもしょっぱいのにカードも揃えづらい…。このゲームはユーザーにゲームさせる気あるのかと疑いたくなるレベルで酷いです。

総評

さて、ここまでヴァンガードZEROを見てきて、最初はマスターデュエルやデュエプレなどに押され気味でなにか魅力がどこがないかやって見て確認したところ、全くと言ってもいいほど酷かったです。
まず、課金額が非常に高すぎるし、カードもあまりにも揃えづらく、リリース当初よりかなり酷くなってる気がします。
まだ最初の頃はガシャチケ集めてパック買って手間はかかりますが、それなりに遊べれるくらいではありましたが、今回に至ってはカードも集めづらく課金額もこんな高いのは初めて見ました。
改善点をあげるとするならば、まず構築デッキは高すぎるので流石に安くした方がいいのではと思いました。どう見てもあんなの買う気にもなれませんし、なんであんな金額にしたのかよく分かりません。遊べなくは無いのですが、他のデッキ触る気にもなりません。次に分解をいい加減全カードできるようにして欲しいですね。そしてもっと初めてのユーザーに優しくするべきだなと感じました。
最初は改善されてる箇所はありますが、それに比にならないくらいここまで酷くなるDCGは救いようがありません。
というか、かつて出てたCOJPocketというゲームがありまして、それに似たシステムをヴァンガードZEROに輸入されてるように見えました。
輸入するゲーム間違えてるだろ…。以上でヴァンガードZEROがなぜ落ちぶれてるかについて書いてきました。
今後このゲームが続いてくのかわかりませんが、少なからず寿命は短いと見てますので、どう転ぶか見物になってます。
オマケなんですが、こちらをご覧ください

来月出る新弾でバミューダのウェディングSPが確定で貰えるセットが発売されます。しかも4400円でウェディングSP1枚…

4枚揃えるのに17600円強いられます。
こんなんに金使うなら紙のカード買った方が遥かにマシです。
以上で終わります。

さらにオマケ

えー、この間気になったことがあり、アンケートを取りました。
それは、このユーザーはいくら課金してるかについてです。
その結果がこちら

無課金でもガチデッキは作れるみたいです。
とはいえ、ミッションとかクリアしていき、そこから集めるという仕様なので恐らくそのミッションをクリアして無課金でやりすごしているでしょう。
しかし、毎月新しいのが出る度に環境についてこられるか気になるとこですがそこはあえてスルーしておきます。
さて、新弾出て剥いてみましたが、そんなにいいのは出なかったし、デッキも作れませんでしたのでアンストします。
これにてヴァンガードZEROの調査を終わります。

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