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黄金のレガシー感想 人物編、その他

前回に引き続き黄金のレガシーの感想を語ります。

今回は人物編とその他のクエスト感想です
ネタバレ含みますので、それだけご注意を。


登場人物について

◎トライヨラ

・ウクラマト(ラマチ)

この物語の主人公(ウソではない)

事前の予想とそこまで大きなズレは無かったが色々物足りないとも思う。

今回ヒカセン(プレーヤー)は話全般を通して彼女の成長を見届けることになったが、同時にヘイトも凄い受けることになったかもしれない存在。

前半と後半で評価が分かれる

前半の明るい前向きさは応援する気持ちを起こさせたが、後半ほどずれてる印象を多く持った。

スフェーン、ゾラージャとの関係はもっと深掘りしてほしかったし、リビングメモリーでの浮かれた感じは見ていてしんどかった。
後半無理に参加させなくても良かったのでは?

最後のボス戦で彼女が助けに来た時、えぇ…なんだお前かよと思ってしまったのは否めない。(せめてラハとクルルもいれば、みんなで助けに来てくれたのねと多少変わったかも)

今後討滅でここに当たるとげんなりしそうでなんだかなぁ
暁月にて「希望よ...繋げ…」でめっちゃ「うぉぉぉぉー!」ってなっただけに、同じことをするなら納得させてほしかったよ。

基本姿勢が「アタシばかだからさ、とりあえずぶつかってみて気持ちを確かめたい」でもいい。ただシナリオの物足りなさがそのまま彼女に向ってしまっていた。


・ゾラージャ

ゲーム前の印象はダークヒーロー

最初は敵対するけど、実は影でひっそり頑張っていた…みたいな予想をしていたがw、ふたを開けたらそのままボスルート直行である。

平和を意識するためには、争いの愚かさを理解する必要がある」とか言ったり、クルルさんが何か意味深に感じ取ってたりと、前半から含みを持たせて後半のあれはなんとも残念。過去に何かあったからこういうこと言うんだよね?それで今は何がしたかったんよ…?

前回の感想で某詩人による人物評を紹介したけど↓、そこをもっとストーリーに入れてよ!と思わずにはいられない。

息子(グルージャ)との関係も短いやり取りの中曖昧で(ぶっちゃけ愛情を深く感じられなかったのでクローンか何かだと思ってた)、色々と今作の親子関係はもっと深く書くことあるでしょ!( ;∀;)と今でも思っている。


・コーナ

事前の予想は今作の裏切り枠w

いやぁだって技術に興味あるみたいなこと言ってるし、それでアレクサンドリアの技術目の前にしたらこれはお兄ちゃんヒャッハー\(^o^)/しちゃうんじゃない?と思ってた。

普通に良いあんちゃんでした
ゴメンね

良くも悪くもそこまで目立たなかったなと思う。
たぶんゲーム内でももうそれほど外れて生きることは無いと思うし、国づくり頑張ってほしい


・グルージャジャ

マッチョな大王様

タイマンの戦闘があったり、イベント的討滅戦があったりとかなり優遇されていた印象。星を救ったヒカセンであっても、この人めっちゃ強くねー?って強者感が最後まで薄れなかったのは良かった。

理王さまは正直女性だと思ってました
結果はイケボイスのオジサマ(しかも言動が理詰めのSっぽいw)

物語開始時、既に亡くなってたのは残念だったなぁ
武王とは違う意味で重要キャラだっただけに、この方が生きていたら物語の方向も変わっていたのだろうなと思う。


・バクージャジャ

事前の印象が小物っぽくて当て馬かと思ってた。
何かやらかして途中退場かと思いきや(実際やらかしてる)、意外と最後まで残ってたね。

父親含め改心するのが早いって意見も分かるが、セノーテで彼の印象が大きく変わるところは、個人的に結構好印象だった。

そのあと主人公たちが故郷の事で問題解決に勤しむ行いは、勝者の押し付けであったかもしれないにしても、少しは希望のある異文化理解の姿だったかもしれない。(⇒そしてこれができなかったのが、後半のアレクサンドリアであろう)

ここの親子関係は歪だが、それでも他の人物の家族関係に比べるとこの先の未来があって良かったね。反省して今後も頑張ってほしい



◎暁、シャーレアン

・アルフィノ、アリゼー

ヒカセンの助さん格さん枠
事前予想と大きな逸脱は無かった印象

アリゼーと一緒だった時間が長い分、アルフィノはちょっと大人しかったね。ほとんどサポートキャラだったし、7.1以降はアリゼーと交代して色々やるのかな。

アリゼーは、なんか一部でこんなセリフ言うはずがないって炎上気味だったらしいけど、そこまで強く意識はしなかった。というかあまり覚えてなかったのかもw

それより今回アリゼーのセリフで一つ感心したのが
この人(ヒカセン)にあまり背負わせないでよね」ってウクラマトに言ったこれ(今作で最も個人的に刺さったセリフ)

これまでメタ的に、最後はなんだかんだヒカセン(プレーヤー)の手で事態をどうにかしてきた経緯がある以上、やっぱめんどくせーなと思うこともあるわけだけど、それを慮る言葉がアリゼーからサラッと出たのは「イイ!」って凄く心に響いた。

しかしその背負わせないのをゲームのストーリーに反映した結果が、ウクラマトの最後までの主人公化に繋がったとも言えるわけで、中々ここの判断は難しい。

辻褄合わせて納得させられる創作の描き方ってホント大変だと思う


クルル

今作では結構主要人物だと思うが、途中まであまり目立たなかった印象。
戦闘で必死に戦えるアピールをしている姿がもどかしかった、大丈夫よく頑張ってるよ。

中盤で他の鏡像世界の出身と判明
これからどうなっちゃうの?って期待を引っ張ったが、なんと終盤までほとんどお預けだった。

正直両親との関係や、両親が鏡像世界で何をしていたのか等、まだまだ深掘りする要素は多くあったと思う。

そもそも疎遠な人との再会って、どう考えても泣ける美味しい場面でしょう?(暁月でのウリエンジェとムーンブリダの両親の会話はガン泣きだったよw😭

なんかあんな風に簡単に消化して良かったんだろうか
自分だったら絶対後悔すると思う
ちなみにクルル・マイア・バルデシオンはFF5での本名

ラストではウクラマトとスフェーンの対比に重きが置かれてしまったので、その割を食ったんじゃないかと思っている。

7.1以降もっとスポットが当たるのかな
当たってほしいな


・エレンヴィル

今作の旅の語り手
前回は1NPCだっただけに、随分優遇された模様(自分の中の愛称はウサ夫)

トラル大陸に故郷があるから案内役に抜擢されたとのことだが、あれそもそも男性のヴィエラって珍しい設定じゃなかったっけ?

どんな生まれなんだろうと結構期待したら、結構普通の家だったw
第一世界とかみたいに森の中とかじゃなかったのね

北大陸のウサ系はどうやって発展したのか気になるところ

カフキワ(母親)との関係は、なんか男子とかーちゃんって感じでリアリティあったねw

それだけに本人が別れを察して著しく動揺していること、そこに気付けない鈍感な幼馴染(オイ!)、察しの良いヒカセンとしてずっとハラハラしっぱなしだったよ。

もしリビングメモリーで、ウサ夫と母の別れがもっと適当に描かれていたらもうこのゲームを見限っていたかもしれない

人はそんな簡単に割り切れるもんじゃないでしょ?ってのを教えてくれる貴重な存在だったと思う。

かーちゃん(カフキワ)はなんか好奇心つよつよでアゼム適正が高そうな人だった。別の鏡像世界でもきっと楽しく冒険していることだろう


・その他暁のイツメン

グ・ラハ
全ロールコンプの頼れる存在、もう痛くないぞ♪(イケボ)
しかしリビングメモリーはアリゼーが来ると思ったので、ちょっと便利枠に使われ出してないか?と裏読みもしてしまった。(本人にとっても不本意だろう)
グラハのつよつよファンでもないけど、キャラの使いどころは大事にしてほしい。扉開閉の維持とかほら、色々そっちで理由付けはできるでしょう?

サンクレッド&ウリエンジェ
アニキ枠の二人、なんだかんだコーナの先達として良い導き手であったとは思う。継承戦後も頻繁に連絡取り合ってるかと思ったら、普通に物見遊山してたわw
キービジュアルで描かれるほど大きな注目はなかったけど、襲撃時北大陸にいてくれてよかったね

ヤ・シュトラ
頼れるお姉さん
異世界渡りとエーテル扱いの第一人者なので、黄金郷の扉発見時に彼女にいの一番に相談してたら、もっと後半の展開変わったんとちゃうんか?と思ってしまう場面が多々あった。
まー結局シナリオ的に今回は外されたのかな、頼りになりすぎても駄目ということかもしれない。鏡像世界渡りについては、たぶんこの先の話で大いに語ってくれるはず

エスティニアン
自由かよw
一番夏休み満喫してて羨ましかった(同じことヒカセンがやったんじゃ物語にならないだろうけど)
さすらいの男なので、またどこかで「よっ相棒」と声をかけてくれるに違いない。



◎アレクサンドリア

・スフェーン

後半のヒロイン兼裏主人公枠の人
結果的にウクラマトと対比するキャラに設定されている

事前予想ではなんかメーティオンと被ってね??(実際そんな雰囲気あった)

のちの設定を知って、デジタル生命体の要石みたいな存在かと思った。(管理者というには受け身だし、奥手すぎる)


通常だったらヒカセン(プレーヤー)と対峙する形になっていたと思う。

遠くから眺めていると色々言動がぐっちゃんぐっちゃんで、もうヒカセンと会った時にはいっぱいいっぱいだったんだろうな

状況に振り回されてて可哀想だった。

暁月のヘルメスは、例えばアゼムが強引に旅に連れ出すか、主人公と原初世界を冒険してたらまだ救われたかもと思ったから気持ちの拠り所はあったよ。

ただスフェーンは「みんなを守れないの辛いです」って聞かされるだけで、こっちが救いの手段を提示する前に時間切れにされてしまったのが残念。

ゾラージャとの関係も不鮮明で、結果として彼女(アレクサンドリア)は侵略者なのか救われるべき被害者なのか捉えどころが難しかった。

メタ的に思うと、いつものヒカセンパワーで何とかしてあげてくださいよーっ!!って同情してしまう。

なので時間を置いても、どうすれば助けられたかを考えさせられる。


なんか最後のボス戦で、ウクラマトとスフェーンが少年漫画の素手ゴロ殴り合い的バトルwを始めたとき、これは求めてなかったなって冷静になってしまった。

ウクラマトのやってることは綺麗に言いつくろっても復讐であることに変わりはないし、理解した上でやっぱ倒すわってなるなら、エメやんとヒカセンでやったじゃない…

FF9なら盗賊(ジタン)が姫様(ガーネット)を救うし、やっぱ今回の話を振り返ると、「倒す」より「助ける」物語の方が良かったよ。ウクラマトのキャラ的にも、何があってもお前を助けるって言うほうが合ってない??

例えばもしこれでウクラマトが若い男性だったなら、敵国の代表同士スフェーンと悲恋を結ぶが、結局敵対してしまう。でも最後は力業でどうにか助けに行くとかで納得できたんだけどね笑

あくまで妄想です


あと少し話は変わって、

原初世界に来たアレク人の設定で
いまいちレギュレーター(有限のリレイズ)持ちと、永久人(肉体の無いデジタルヒューマン)を分けた意味あったのかなと少々疑問。

原初世界人からしてみればどちらも、1回目の死を克服した超越者だし、恵まれた存在だよね?元の世界環境が問題あったにせよ

だから、分けたからといってどうなのかの違いが、いまいち分からなかったな(私にアレクサンドリアの生命システムに対する理解力が無いのは理解しているw)

むしろ永久人を貴族、支配階級にして、それに従わされる労働者、奴隷階級を普通の民衆(レギュレーターは奴隷管理用)みたいな風にすれば、まだ永久人を打倒しようという気持ちになれたかもしれない。

この辺は描き方次第かねぇ…



◎ヒカセン

今回はほとんど傍観者だったね
結果として、アリゼーの言うように重荷を背負うようなことは無かったが、その分入れ込める要素が減ってしまったのも事実としてあるかも。
(いや待てよ、リビングメモリーでプレーヤーにシャットダウンさせてたわ)

私は自キャラにリアルの自分を乗せることは無いので、あくまでエオルゼアに住む一市民(ある程度設定を練っている)を操作しているという感覚である。

その人物は今回の旅をどう思ったのだろうか
楽しかったかな?

ところで今後トライヨラではヒカセンは何て呼ばれるんだろうね
継承戦におけるウクラマト様の付き人になるんだろうか?

しばらく次の展開にあまり期待は無いが、ようやく夏休みということでのんびりしててほしい。



その他書きたいこと

①ロールクエ

まだやってない人ご安心ください
全編ギャグですw クエスト受注時の、あ~今回はそんな感じで行くんですねという理解で合ってます。

とあるクエのヒャッハーな恰好の人たち

漆黒みたいにメインの補完であったり、暁月の時のそれぞれの戦い的なことはないです。

なので、メインストーリーが終わってからゆっくり取り組んでいいと思う。(全部のロールでレベル上げしてたから、結局クリアに時間掛かっちゃった)

どれも気楽にやれましたが、アイテムレベルぎりぎりだとそれなりにボス戦は苦戦します。(キャスターとヒーラーは1回全滅しかけた)

個人的にはタンクの話が一番好き
ただ残念なことに、ジョブクエやロールクエのキャラとかって本編で出てくるわけじゃないからねぇ。(珍しく絡みを見せたのは、暁月の時のNPC集合のシーンだっけ?)

この先あまり繋がることは無いのかと思うと寂しい
サブクエやジョブクエにもっと光を当ててもいいんだよ?


②ジョブクエ

ヴァイパー、ピクトマンサー両方とも完了済み

ヴァイパーはいつもの師匠枠と何かするみたいな話なので、これまでのジョブクエと大きく変わりなかったです。

唯一、トラルヴィドラールについてヴァリガルマンダよりも先に深掘りできたので、理解が深まったかな。

ヴァイパー師匠枠の人の顔が、老けて顔の濃くなったヒロシっぽかったw


ピクトマンサーではモーグリにこき使われますw

会話で悪そうな選択肢を選んでいると、この人にピクトマンサーのクリスタル渡したの失敗だったかもみたいなことをぼやかれたりする

エンディングがまさかのビターエンドで、もうちょい救いがあってほしかった。ぜひ続きを作ってほしい


③他サブクエとか

モロコシ様:一緒に人助けできて良かった。ミニオンとして今後も一緒に冒険してね
友好部族クエで絡みそうな人達:特に荒野の金貸し青年の話が印象に残った。



まとめ

一旦言いたいことは大体書ききれたので、前回と今回の日記で黄金のレガシーについての所感は終わりです。(めっちゃ文量多くなっちゃった)

他の方の感想もたくさん読んでるけど、やっぱみんな色々語りたくなるよね(賛否あれど)

まだ何かあったらここに追記していこうかと思います
それではまた



追記

なかなか消化しきれなくて、色んな人の感想片っ端から読んできました。
残りの追加ダンジョンと、レイドも途中までだけどやってきました。

バトルに関してはそのまま楽しかったと思います。(難易度は結構上がっているが、装備弱い今だとまぁいつも通り苦戦もするかもって感じ)

ただレイド(アルカディア)で出る主人公の選択肢が、やっぱ向こうの文化を頭ごなしで否定的に捉えてるのが気になる…

もう一つくらい、まぁそういうもんかと口を挟まないという考え方は無いのかな? ちょっと今作は自由度が減りましたね。
これだと点数は変わらず60点台かな


ヒカセンの傍観者化についてはそこまで気にはしてません

ただウクラマト(誰であろうと)が主人公であると決めたのなら、それを納得できるだけのストーリーを見たかったなぁと思ってます。

あとどの辺が夏休みだったのか分かりませんが、夏休み感全開で行くんなら、そのまま継承戦で終わっても良かったんじゃないかって思いますね。そっちの方が気楽に取り組めそうですし


1個目の討滅(妨害)戦が「サンク&ウリ(+他暁)」による本気の妨害+コーナ製ビックリメカ出撃とかw
2個目がゾラニキかバクージャジャがやらかして、覚醒ビーストモードを止めるとか…
ラストが復活したヴァリガルマンダをみんなで倒して大団円って感じ

人が死なない、緊張感無くても楽しめる展開もできたと思うので、今回出たいろんな方の意見は今後の糧としてほしいと思います。

何らかのアクションをいただけると、一人で記事を書いてるわけではないのだと感じられ、嬉しくて小躍りしちゃいます。