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古典的な中に邪道さを

noteを始めて1年半、70くらいの記事を書いてきました。
その中でも一番読んでいただいたのが「ウールジャケットを縮ませる」
一年程の前の記事ですが、群を抜いて読んでいただいている。

実際に当時たくさんのお問合せを頂いたジャケットで、男性にとどまらず女性の方の反響も大きかったのを記憶しています。
ご購入頂けなかったお客様もお見えになったこともあり、今年も素材を新たに再リリースさせていただきました。
(*小柄な方のためにサイズ1も加わりました。)

今年は"ウールジャケットを縮ませて"のデリバリーです。
先述した通り思った以上にウールの洗った雰囲気に共感いただいたことが一番の理由です。
今回は英国羊毛のブラッシドツイルを使用しましたが、洗いの仕上がりも申し分ありません。
裏地の白シャンブレーとウールの洗い縮率の差が良いつっぱり感やよれ感に繋がって雰囲気を作っています。
メルトンPコートのような硬さではなく、柔らかくフワッとした着心地もおすすめです。

普通すぎるくらいのブルーのデニムにダブルジャケットの王道的合わせのタートル。そんなクラシックなにおいにウールジャケットを洗ってしまう柔軟性が良きバランスにもなるかと思います。
今こそ古典的かつある種の邪道性が新鮮に映るかもしれません。

それにはしっかりとした軸と経験値の上に成立するのです。
サイズ感はもちろんのこと、少し懐かしさを覚えるような着こなし。
スエードの革靴もいいかな。

col. BLACK
col. Mid GRAY

Hi STORY
"ドイツはベルリンのbioマーケット街、「benns」オーナーの馴染の市場です。自分の目で見た食材こそ自信をもってお客様に提供できる、といつもの口癖が今日も聞こえてくる。市場連中の間でも、一目置かれる存在であることは言うまでもない。毎朝の仕入は、オーナー自らが足を運ぶ、それは60年前と何も変わらない。冬のまだ暗い早朝でも、何人もの若い見習いを連れた彼の姿がそこにあります。自転車にウールジャケットとレインブーツは、もうbennsメンバーお決まりのスタイル。今朝も壊れたブレーキ音がマーケットのはじまりを告げています。”
*Hi STORYに登場する人物や団体名等はすべて架空のものです。


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