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プリズム

一度死ぬようなことをしてから、生きることに自覚的になった。みんな呼吸してるとき「あ、呼吸してるな」とか思わないみたいに、生きてるとき「生きとるな」とか思わんやん?私は時々ふとそれを思うのです。あのとき死んでいたらと思うと、今でも空恐ろしい気持ちになる。生きていることに肯定的にはなれないが、あのとき死ななくてよかった、危なかったとはいつも思う。

ずっとなにかを考えていたい。余計なことを考える隙間もないほど、仕事が忙しい。考える隙間もないから、ブログもしばらく書けてなかったや。
そして誰かに語りたい。自己語りなんて誰も興味ないと分かっているけど誰かに自分の話をしたい。
もっと私の話を聞きたいと、そう言ってくれる人に私は初めて出会ったよ。

自分の過ちを認めて、ごめんなさいと言える人になりたい。過去の悔しい出来事を悔み続けて、コンプレックスを抱えたまま生きるのをやめたい。

どうしようもないことばっかりだよ。私もみんなも。

周りの人は自分の鏡だと聞いたことあるけど、だとすれば私結構いい人じゃないか?そんなはずはないんだけどな。

大抵のことはやめられると気づいた。仕事だって、定年まで勤めるのが一番いいとは分かっているけど、辞めようと思えばすぐやめられるじゃん、と思った。フリーランスとして働くとか、大学に入り直すとか、世界一周するとか、今の人生では多分できないであろうことっていっぱいあるな。でも生きることはやめられないよね、やめられるんだけど。

なんにもやりたくなくて、スマホを見たくなくなるまで見続けていたら、連休とも言えないような休みが終わってしまう。自分がダメだという思考が最近離れないな。うんうん。馬鹿みたいでしょ。わかってる。

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