第7期指す将順位戦 vs.なちゃちゃさん

オハヨゴザイマース! ボトッ(カツラが落ちる音)
cv.とくダネの小倉さん で始まりました、恒例の完全自己満note

今日は7月3日(日)に行われた第7期指す将順位戦3回戦、なちゃちゃさん戦の自戦記を書いていきます
※上記カツラ動画はコラだそうです
なので小倉さんはヅラじゃありません、多分

第3局

本局のお相手はなちゃちゃさん
振り飛車党ですが決まったのを一途に指すというタイプではなく、向かい飛車から中飛車までなんでも指しこなす一番厄介なタイプ

なちゃちゃさんのウォーズや24の棋譜を研究して
中飛車…40%
三間飛車…30%
四間飛車…20%
向かい飛車…9%
その他…1%
くらいのつもりで対策していました(ただ心の準備をしただけ)

こちらとしては飛車を振られたらそれに対抗するだけなので、序盤は相手の半歩後ろを歩くようなイメージで指すことを心がけました

対局

向かい飛車っ…⁉︎

本局もどうやら日頃の行いが悪かったらしく、後手番での戦い
しかも一番予想外の向かい飛車を迎え撃つことになりました

実を言うと対振りの中で一番苦手なのが向かい飛車
後手番ですしどうせ形勢不利になるのはわかってたんで
①積極的に指す
②持ち時間をなるべく残す
という2つの方針を立てて指し進めました

積極性+持ち時間温存の2つはとりあえず遂行できてる

形勢はともかく、消費時間22秒でこの局面までこれたのは個人的にポジティブに捉えています

指し方的にここから穴熊にする人もいるんでしょうけど、それだと本局の方針に背くことになるんで金無双(いわゆるロリ金)を目指していくことになります

ここで△6五歩と突かせた効果が見えてくる

たっぷり45秒使って指された▲7七金で若干の不利を感じました
感覚で「金では取りづらいから▲同桂だな」と思いながら指してたんですけど、いざ金で取られてみると継続手が難しく△8六歩〜△7七角成の一連の手順を後悔することになりました

駒損確定も…?

桂頭をこじ開けられ非常事態的に指した△8五桂ですが、結果的に良い勝負手となったようです
手元のPCでは確認できていないのですが、なちゃちゃちゃさんのツイートによると、最善は▲8七金でこれなら先手有利
ただ次善手以降だと互角になるということで、▲8七金の指しづらさも加味すると実質互角だったのかなと思います

一目苦しいが4二の金も睨んでおり攻守兼用の手である

本譜は▲同歩△同飛▲8六角と進み、確かにここまでくると桂損ではあるものの持ち角と陣形の差で互角なのかなと思います

進撃の金

5二にいた金が6三〜7四〜8五とぐいぐい前進
先手の7八の金との比較で、この局面は少しこちらが指しやすい気がします

勝負を分けた一手

感想戦で特に深掘りしたのがこの局面
金をタダ取りされる代わりに▲4四銀△同銀▲6五桂と反撃する狙いがありますが、▲5九飛△7八角成の交換を入れずに▲4四銀や▲6五桂が勝るという結論に至りました
単に▲6八飛とし△7八角成▲同飛△8七飛成▲5八飛としてもまだまだ難解だと思います

決め手

▲8六飛のぶつけに△同飛と強気に取ったのが本局の勝着
以下▲同歩△4九馬▲同銀△5九銀成▲3八銀打△6八飛▲4六角△4九成銀▲6八角と進み

投了図

△3九角▲1八玉△1七銀で投了
80手で勝利という結果になりました
以下は▲同桂△2八金までの詰み

感想

積極的かつ時間を使わないという方針通りに指せたことはとても満足しています
ただ歩頭桂や金の前進など、少しでも読み抜けがあると一気に負けにしてしまうような手を指さなければいけなくしたことは大きな反省点です
指す将順位戦はリーグ戦なので、次局以降はもっと勝ちやすい将棋を指せるように努めたいと思います

対局していただいた冴えないなちゃちゃちゃさん本当にありがとうございました
また機会がありましたらよろしくお願いします🤲

次局も頑張ります!

※見出し画像は焼肉屋さんで盗撮されるアノニマス

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