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winter_visitors

anon
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DTMは基本的にはソフトウェアの編集画面に音符を一個ずつ入力して制作するが(いわゆる「打ち込み」)、midiコントローラー(キイボード)を接続して、自分で鍵盤を弾いて音を記録することもできる。
Vocaloidも同じ機能があり、手弾きでの入力が可能だが、私が現在使っているYamaha Vocaloid5 Editorは、他の作曲ソフトウェアと違って「メトロノーム」の機能がない。
なので手弾きで入力する際は、片手で引く場合はもう一方の手で、両手で弾く場合は足で、拍子を取りながら演奏している。
今日は四小節の簡単なメロディを考え、声部ごとに拍を違えてヘテロフォニーの真似事
で一曲作ってみた(だいたい2時間ほどで出来上がる)。
Vocaloidは人声を真似るシンセサイザーなので、歌詞を考えなければならない。
私には歌詞を作る能力などないのだが、無理やりひねくって歌詞らしきものをつくる。
どうひねくっても歌詞ができない場合は、他人の作品を使わせてもらう(大正時代の歌人 木下利玄の短歌を岩波書店の著作権担当者に確認のうえ使ったことがある)。
歌詞の入力はVocaloidで作成したメロディラインの一音につき一文字ずつ入力するが、別に歌詞を一通りタイプして、メロディラインに一括して流し込む機能もあり、私はもっぱらこの機能を使っている。
一括流し込みの機能では、「カエルのう」まで歌って、数小節休止の後に「たが聞こえてくるよ」という具合の変なつながり方をすることがあるが、私は全然気にならない。
発音された言葉も「音」なのだから、単純に「音」として聴けばよいと思う。

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