緊急事態宣言20日目-テレワークがそろそろ日常となる(2020/4/28)

AM8:30

今日も元気に勤務開始。
のっけから、ボンクラ上司2から「マスク50枚3000円ちょいで買いませんか」とチャットが来る。
怪しい商売に手を染めたのか、といえばそうではなく、実はこれには深い(でもないが)訳があるのだ。

このところ少し流通しだしたマスクだが、シャープの作ったマスクの第一回抽選販売の倍率が117倍(本日4月28日発表)というところからしてまだまだすんなりと買えるわけではない。
(因みに私もどうやら落選したらしい)
そんな中、とある業者が学校に適正価格でマスクを卸しますよ、と営業をかけてきた。

我が職場には派遣職員さんばかりのセクションがある。
仕事内容はオペレーター的なものだ。(少しボカす)
全学ではマスクの着用を義務付けているが、派遣さんにはその強制力を及ぼす訳にはいかず、人によってつけたりつけなかったりとまちまちらしく、そのことがどうやら彼女たちの間で軋轢を生んでいる、らしい。

それを気にかけていたボンクラ2氏、そのマスクの営業を渡りに船と受けた。
これを公費で贖い、このセクションの派遣さんに配ろうという魂胆だ。
その目的自体は悪いとは思わない。
確かに全学的にマスクを配っているわけではない現状でこのセクションのみに配布する、というのは整合性はとれないが、派遣さんばかりであるという特殊事情と現実問題としての安全性を鑑みるとやむを得ないかな、と個人的には思う。
ただ彼には一つ忘れていたことがあった。
ホウレンソウ、である。

この英断?を聞いていなかった大ボス氏、マスクの購入を断固として認めなかった。
理由は上記の整合性である。
確かになんちゃって官僚ゆえ、筋を通そうという心意気や良しである。
しかしこれで当該セクションで集団感染などが起こったらこの人、どう責任とるのだろう。
私、証言しちゃうよ?
私ならもしものことを考えて裁量権行使しちゃうけどな。
そしてその裁量も、後日精査されても緊急避難的観点から許容されそうなものだと思うが。

まあとにかく、大ボス氏は首を縦に振らなかった。
故にマスクは可哀相にボンクラ2氏が私費でお買い上げと相成った。

なんで前もって上奏しとかへんかってん、アホやなとは思いつつ、気の毒なものは気の毒なので一箱買い入れを申し入れた。
しかしこの一件、杓子定規な判断、融通の効かなさ、根回し至上主義、ホウレンソウの軽視となんだか我が職場の宿痾を凝縮したような出来事であったと思う。


PM12:00

テレワーク民に昼が来た〜(サラメシ風に)
今日のランチは豆腐とご飯少々、そしてフリカケ。
毎日ご馳走ばかり食べてたらコロナ太りしてしまう。
取り寄せたうまうまランチ要員は最低でも一日置きに食すことに決めている。
うん、我ながらストイック。
えらい。

PM2:00

トラブル発生。
やばいやばいやばい。
私の確認不足が招いたアクシデントだった。いけない。

止む無く今日出勤しているボンクラ1に電話する。
今回は私が悪いので珍しく平身低頭の体だったのだが、しかし同じ話を7度しても通じないのには申し訳ないながらも少々辟易した。
だめですよ私。
今回のボンクラは私なのだから。
自重自重。

PM6:30

なんとか解決。
テレワークなのに残業などしてしまった。慚愧に堪えない。
己への罰としてプランク2分を3セット行う。まあまあ地獄。
そして逆プランクというのか、仰向けになって行うプランクも試してみた。
これもしんどいっちゃしんどいが、腕や背筋が伸びる感じが気持ちいい。
今日は30分エクササイズはお休みだ。

PM7:30

夕ご飯。
今のスーパーには飲食店に回らなくなった上質な魚介が流通している、という噂は本当である。
今シーズンで数回カツオのたたきを食べたが、厚みも色も旨味も例年のものを大きく上回っている。
今日のラインナップはそのカツオのたたき、生のタコ、ヤリイカ、そして豊漁と伝えられるホタルイカ。
はあビール、からの熱燗が美味い。

PM8:00

ツイッターで某小泉元総理ご子息(某とは)のご発言を見る。

ごみ袋にメッセージを 収集員への激励呼び掛け―小泉環境相

ははは、こやつめ。
大人はいま忙しくしてるんだからおとなしくしてなさい。

そろそろ政治に対する絶望感が深い。
いや、絶望するまでにも至らない。
せめて絶望させてほしい。

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