濃厚接触者になりました(Day 9)

3/30(火) Day 9

体温:36.7℃

朝8時起床。
就寝は午前4時なので、ますます宵っ張りが酷くなってきた。
併せ、昨日は陰性判定が出たが故についつい気が大きくなって呑みすぎてしまった。

以下は与太話なのだが、先日、こんなニュースが流れていた。

【寄稿】日本酒にも含まれるアミノ酸(5-ALA)がコロナを100%阻害!?

一応長崎大学のガチの研究である。

私は毎晩、結構な量の日本酒を呑んでいる。
(本当に結構な量なので、皆様に引かれぬためにも詳細は秘す)
陰性判定が出た時、冗談半分で酒のお陰じゃない?と言ったら母親にしばかれそうになったが、話のネタにはなるので密かに本当にそうだったら面白いな、と思っている。

しかし何であれ、呑みすぎはよくない。
久々にあったまいってえ、となったので、取り敢えずお茶をがぶ飲みした。

そんな体たらくなので朝ごはんはパス。
ふらふらしつつも一応真面目にリモートワークすべく着席する。
申し訳ないながら、今日はリアル出勤でなくて本当によかったと思う。

酒も徐々に抜け、昼飯時となる。
今日のブランチーといえば聞こえはよいがーは、サンドイッチ二つに野菜ジュースだ。
陰性とも陽性とも解らぬ時には栄養バランスを気にして色々摂取していたが、一度陰性とわかればどんどんざっかけになっていく。
サンドイッチ伯爵の如くながらでもぐもぐしつつ、キーボードを叩く。

その後休憩を取り、30分のハードな(個人の感想です)エクササイズを行う。
すっかり気候もよく、終わった頃には滝のような汗をかいていたので半袖と短パンに着替え、窓を開けた。
外気はもう初夏なのか?という暖かさ、いや暑さだ。
私はやはり、今年の春を見逃してしまったのだろうか。

春という季節は、短いが故に毎回しっかりと体験しておきたい、刻みつけておきたい、と思う。
自分は今年のこの季節をきちんと味わえただろうか、と焦りにも似た気分を感じさせるのは、春だけだ。
そういう意味では、今年は「味わう」ことには見事に失敗したといえるかもしれない。
だが、その短さが故にPCR検査のあとに見た河原の桜は鮮明に記憶に残っているし、生涯忘れることはないと思う。

終業後、エアコンの掃除に挑む。
我がエアコンは自動的にお掃除をしてくれる優れものなのだが、ここのところ「ええ加減お前が掃除しろやランプ」が明滅しているのを見て見ぬ振りをしていたのだ。
取説を探し出し、ぱかん、と蓋を開ける。
…わあ。
これはこれは。
頑張ろう。うん。

暫しの掃除の結果、めでたくランプは消え去った。
(正しくは掃除後に自分でリセットするのだが、そこは綺麗になったからだと脳内修正する)
そして、引き続き久々に部屋の大掃除をする。
そしてその後、再び30分エクササイズをこなした。

なんだろう。
この充実感。
こんな狭い部屋から一歩も出ず、人間はこんな充実感を味わっていいものなのだろうか。
多分、私は食料と酒とFire TVとブルーレイディスクレコーダーとたっぷりの円盤とたっぷりの本、そして忘れちゃいけないWi-Fiがあれば一生引き篭もっていられると思う。
尤も、人はパンのみにて生くるに非ず、なので、旅行(特に海外)にはどうしたって行きたいのだが…

風呂に入りさっぱりとし、夕ご飯を摂る。
陰性判定は出たものの、禊明けまでは孤食としよう、ということで家族との合意が成り立った。
今日の夕飯は肉じゃが、焼鯖、舞茸、しめじ、エリンギのガーリック炒め、そして大根おろし。
今日は何故か肉が重く、肉はほぼ残してしまった。
どうも昔から、肉じゃがのような甘辛い味付けの肉が苦手である。
つまり、すき焼きは苦手だ。
関西には昔は割下などというものは存在せず、鍋の中の肉に直接砂糖やら醤油やらをぶっこんですき焼きを作っていたものなのだが、そのヴィジュアル(肉に砂糖)が強烈すぎたこともあり、今でもどうも食指が延びない。
酒飲み故、甘いおかずはやはり不得手だ。

という訳で、今日も一日が終わり、いつものように日本酒と大根おろしをつまみつつこの駄文をしたためている。
ちなみに日本酒は糖質ゼロの紙パックのものだ。
迂闊に台所に下りていけなかった時は自室に常備していたのだが、ある日、空の紙パックが転がっていることに気づき(気づくな)これは私の人生いよいよ末期だな、と反省し、きちんと縦に立て直した次第である。
そういう問題ではない、というご意見は重々承知ではあるが有り難く承る。
しかし、まだ大五郎の4リットルペットボトルではないだけましではないだろうか。
ましではないですね。すみません。

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