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【ピープロテイン】なぜえんどう豆プロテインが注目されているのか。

 こんにちは、ANOMAです。2018年くらいから国内でも徐々にピープロテイン(えんどう豆プロテイン)が広まってきました。元々はアメリカやヨーロッパで「乳の代替食品」としてエンドウ豆が利用されてきましたが、その波がプロテインにもきた、というのが全体の流れです。
 例えば米国で今や知らない人がいない植物性肉のBeyond Meat (https://www.beyondmeat.com/)も、その主原料としてえんどう豆を使っています。

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  この「えんどう豆タンパク質のムーブメント」は、環境問題を意識している若い世代を中心に起きています。 
  そこで今回はわたしがANOMAの広報、そしてピープロテイン界の広報として、なぜ海外でえんどう豆プロテインがここまで普及してきたのかを書こうと、筆をとりました。日本でも、少しでも多くの人に知ってもらえますように...! それでは早速、見ていきましょう。

1.環境問題と直面する世界

 突然ですが、みなさんは環境問題にどれくらい関心がありますか。

これは、先日NASAが発表した「35年間で、北極の氷がどの程度融解したかの進捗具合をまとめたビデオ」です。おそらく読者の皆さんも北極には行ったことがないと思うのでイメージがわきにくいかと思いますが、あまりにも早い氷の融解の進捗を示したこの動画は、各種SNSで大きな議論を呼びました。

 また、オーストラリアでは2019年、環境変化による度重なる火災で気温が上昇し、コアラが救急隊から水を受け取る動画が話題になりました。

「コアラ」とはそもそもオーストラリアの先住民の言葉で「水を飲まない」という意味。ユーカリの葉だけから水をとるとされているコアラが水を飲むというのは、野生動物の生命の維持が困難なレベルでの環境変化を表しています。この動画は、オーストラリアだけでなく世界中の人々の環境意識を高めるきっかけになりました。

2.畜産業と環境問題について

 このような環境問題に対して、多くの日本の人々は「電気をこまめに消す」とか「レジ袋をなるべく使わない」といった解決策を見出すと思います。もちろん間違いではないのですが、実は環境問題の原因の最も大きな原因の一つは畜産業とも言われています。
 畜産業、とりわけ牛が大きな原因となるのは、牛のゲップが多くのメタンガスを含むということと、牛を飼育するためには多くの土地が必要であるためです。
 すでに世界のトップはなるべく「環境に負荷をかけない食」を目指した舵取りをしていて、例えばイギリスの名門ケンブリッジ大学では、全ての学生食堂で3年前から牛肉と羊の肉を使った料理の提供をやめていますケンブリッジ大学によると温室効果ガスの削減量は、1年間でおよそ500トンにのぼったととのことです。

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↑COWSOIRACYはNETFLIXでも注目を集めた畜産業のドキュメンタリー。

3.プロテインだから、習慣を変えられる

 英国では大学生、米国でも若い世代を中心に環境問題について興味を持つ層が増え、植物代替食品を含む様々な活動が大きなムーブメントとなりました。しかし、ヴィーガンやベジタリアンのように食生活を大きく変えるのは、国内で暮らす人々にとって、簡単ではないことも事実です。

 しかしプロテインはどうでしょう。毎朝の習慣、ワークアウト前後の習慣をちょっとだけ変える。たったそれだけで、おそらく電気を消すより簡単で、かつそれよりはるかにインパクトの大きい"地球への貢献"ができます

だからこそ、えんどう豆プロテインから始めてみる。毎日の習慣を、少しでもいい事に。地球にこれからもお世話になる"次世代の私たち"だからこその選択肢です。 

 さて次回は、こんなにメリットがあるピープロテインがなぜ今までは使われてこなかったのか、ということについて書いていきたいと思います。お楽しみに...! 

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ANOMAプロテインは、日本で初めてのえんどう豆粉末栄養食の専門ブランドです。「持続可能な粉末栄養食を提供する」をコンセプトに、多くのアスリートやトレーニー、レーサー、ビジネスパーソン、ダイエッターなどにご利用頂いています。


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