隙間をつくる

言いたがりな時期かと思ってたけど、このところ身に沁みてジジイ化が進行してる。痩せにくいに始まり、自律神経が乱れて汗が止まらなくなったり、変なところに太い毛が生えてたり、おでこのシワが深く刻まれてたりと所々で強烈な違和感を覚える。

だのに、脳内は10代のままだから無茶をするとしっかり体調を崩す。さらに歳を重ね続ければ、もしかすると運動してて体が追いつかずな損傷を起こすかもしれない。そこまでスポーツ好きではないけど、運動できませんって宣告されたら結構ショックだろうな。

ラジオでも話したけど、普段はめんどくさがってシャワーで済ませるところを、最近は意識してぬるい風呂に長く浸かるようにしたら、目に見えて変化があった。疲労の抜け方はもちろん、1日をちゃんとやり終えた達成感で充実にした気分になれる。たぶん、みんなは当たり前にやってることなんだろう。自分の生活レベルの低さに引く。

転職してからは背広を着なくても良くなり、最近はポロシャツ感動パンツスニーカーが定番になった。
自分の性格・嗜好からすると、楽するとどんどん堕落するからスーツをパリッと着た方が性に合うと思ってた。けれども、シンプルな格好になればなるほど、シワを気にして丁寧にアイロンをかけたり、汚れを気にして洗濯をこまめに回すようになった。このルーティンもまた、やりきった達成感と生活の営みをしている充足感で満たされる。
少し脱線するけど、仕事着は楽な方が絶対いい。好きだと思ってたスーツが、実はめちゃストレス要因だったと思わなかった。転職して本当によかった…

あとは番組用のTwitterをやめたのも大きな収穫だった。リスナーの感想が見れないのは少し悲しいけれど、自分にとって不必要な情報を大幅にシャットアウトできたし、ラジオの取り組み方もすごくシンプルになった。趣味の情報収集用Instagramは知り合いの投稿もほぼ見なくて済むし欲しいものをただアップするだけなので、精神衛生的にも気が楽。

風呂、洗濯、アイロン、靴磨き
営みに隙間を作ると、日々に綺麗な区切りができる。
この気づきもまた、進行し始めたジジイ化が与える副産物なのだろうか。そう考えると、川の流れのようになんでも受け入れ諦める方が人生楽しいのかもしれない。