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蟲主はどう生きるか?

 どうも、お久しぶりです。
 さて、タイトルの通り今回は、みんなに考えてもらう記事です。
 では、さっそく問題に進みましょう!

問題!

君はどう生きるか?

 あなたは公認大会に出ています。大会は1本勝負(Bo1)。
 今は、あなたのターンで、1枚のカードをドローたところです。
 あなたのデッキにはもう<とびだす>をもったカードはありません。
 この状態から、あなたは勝つことができるでしょうか?



シンキングタイム!!



どうでしょうか?勝てますか?



 では、ここでヒントです。
 追加の情報を記載しましょう。

現在の試合の残り時間は5分

 ここまで記載すると、回答にたどり着いた蟲主もいるのではないでしょうか?



 さらに情報を追加しましょう。

大会ルール:時間切れになった場合、その時点で縄張りの枚数が多かったプレイヤーの勝利


 そう、ターンを返すと確実に負けてしまうので、ターンを返さず、2枚の蜜蝋の壁を縄張りにセット。
時間切れまで耐えると、大会ルールによって勝利できます。

やったー!!君の勝利だ!!

ここで考えてほしいこと

 これは、戦術と言えるのでしょうか?
 こんなことをして勝って楽しいと感じることができるでしょうか?
 そもそも、これは勝利と言えるでしょうか?
 あなたの対戦相手がこんなことをしてきて楽しいとあなたは感じることができますか?

私の考え

 問題を定義したところで、蟲神器公式大会のルールを引用します。

  1-2 参加者マナー 
・試合中はフェアなプレイを心がけ、両手は常に対戦台の上に出しておくなどして、不正行動や疑わしい行動は慎んでください。
https://www.daiso-syuppan.com/public/mushijingigaid/より引用

 上のような、意図的に遅延する行為は、フェアプレイと言えるでしょうか?
 私の感覚では、遅延行為は完全なチーティング行為(ずるい行為)です。
 蟲神器のルールの中に、遅延行為が不正であるとの記載はありませんが、この行為は絶対に不正であると私は考えます。

 そもそも、カードゲームで制限時間はお互いに共有しています。大会時間が20分あった場合、お互いに使える時間は10分ずつです。
 シャッフルなど、開始前の準備に4分の時間がかかった場合は、お互いの残り時間は8分ずつです。

 そんな中で、5分という時間を意図的に引き延ばし、遅延する行為は、対戦相手の時間を意図的に奪う最悪な行為と私は考えます。
 しかも、それを普通に対戦してたら負ける盤面で、意図して時間を引き延ばし勝とうとする行為は不正行為以外の何者でもないと私は考えます。
 また、意図的な遅延行為は最悪最低なやってはいけないことだと考えます。そんな大げさなと思われる方もいるかもしれませんが、これが不正でないのならば、例えば先行でゲームがスタートし、手札に蜜蝋の壁があったのなら、対戦終了時間まで考えているフリをして制限時間いっぱいまで、20分でも、30分でも待って蜜蝋の壁を縄張りにセットして勝つことが認められてしまいます。それはゲームとは言えないし、不正行為と誰もが認める行いだと思います。ですので、意図的な遅延行為が5分だろうが、10分だろうがやっている行為は上記内容と変わらない行為だから、最低最悪な不正だと私は考えるわけです。

 仮に私の運営する大会でこのような行動が見られた場合、私は迷わずゲームの敗北以上を与えます。また、なぜそうなったのかの理由を説明した上で納得されなかった場合や、悪質な理由だった場合は、その大会からの退場を言い渡すと思います。
 はっきり言って、この裁定はかなり、重い裁定です。ですが、意図的に遅延するという行為は、最悪最低な積込みや、マーキングと同等のいかさま行為だと私は考えるからです。

みなさんはどう考えますか?

 っと私の考えを書かせてもらいました。
 みなさんはどう考えますか?

 公認大会を運営するサポーターの方、参加者の方、今一度フェアプレイってのは何か考えて欲しいなって思います。
 自分の大会でこんなことはおこっていないか?
 こんな不正ができないようにするにはどうすべきか?

 みなさんにも、ちょっとだけ考えて欲しいなって思います。


おまけ:この記事を書いた理由

 さてさて、この記事を書いた理由ですが、実は私が運営者でない大会で実際にこのようなことが起きてしまったのです。
 遅延行為をおこなったプレイヤーもそれが悪いことだと思っていない様子で、自らが遅延行為をおこなったことを自白したうえで、『大会ルールの穴をついた戦術』と言っていたそうです。私はその遅延行為を戦術といったプレイヤーと会ったことも無いですし、だれかも知りません。また、その人を攻撃するためにこの記事を書いたわけでもありません。
 ただ、事実としてそのような行為がおき、それを『戦術である』と堂々と述べたとのことで危機感を覚えたのです。

 それを聞き、大きく認識が異なるなと思ったので、なぜ遅延行為が『悪』であるのかを伝えたくてこの記事を書きました。
 遅延行為を相手にされたときに、違和感を覚える蟲主はいるでしょうが、明確になぜ悪いのかを言葉にすることは難しいと思います。
 そこで皆さんに問う形を取りつつ、それはやってはいけない最悪の行為であるということを私は伝えたかったからです。

 また、大会を運営される多くの公認サポーターの方々にそういうプレイヤーへどう対処すべきかを伝えたかった訳です。
 仮に他のカードゲーム(マジック)であったのならば、私は迷わず失格の裁定をだしますし、ルールにそう明記されています。
 他のカードゲームのルールを積極的に取り入れろって話じゃなく、故意による遅延行為は、それほどまでに悪いことであるとされていることが多いということです。

 ただ、蟲神器においてはカードゲームがはじめての人もいますので、これが最悪最低の行為としらず、手を悪事で染めてしまう場合もあると考えられます。そのため、まずはゲームロスを出すと私は考えました。基本的には失格を出したいし、大会景品をその人に受け取って欲しいとも思わないです。     なぜなら、そのプレイヤーは自らの意思でずるをし、フェアにプレイしている蟲主を侮辱しているからです。

 正々堂々、ルールの中で戦うから対戦ゲームはおもしろいと私は思うのです。遊びであるからこそ、真剣に向き合い戦う、それが本来の対戦ゲームだと私は考えています。
 別に聖人君子のようにゲームをプレイしろって訳じゃありません。

 手札に対処札があるのに、無いフリをする。
 本当は、負けそうじゃないのに負けそうなフリをする。

 大いに結構!これはルール内の別に問題のない行為です。ですが、対戦相手の時間を故意に奪い相手に不利益を与える遅延行為は、そういった戦術から遥かに逸脱した悪しき行為です。
私はこんな、卑劣で最悪な行為が蟲神器から無くなって欲しいと願っています。

 誰もが楽しんで蟲神器の公認大会に出られるように、伝える必要があると考え筆を取った次第です。以上が今回の記事の内容になります。

 もっと、楽しい記事書きたかったな。またね!

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