見出し画像

大好きだ!ソルトアンドサンクチュアリ

インディーゲームの小話第1回 ソルトアンドサンクチュアリ(Salt and Sanctuary)

私はインディーゲームが大好きだ。

そこには、開発者の創意工夫や想いが色濃く反映され、彼らのメッセージが詰まっている。人間のみえるゲームだから私は大好きなのだ。

インディーゲーム(英語: indie game)とは、インディペンデント・ゲーム(independent game, 独立系ゲーム[2])の略称で、少人数・低予算で開発されたゲームソフトを主に指す。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

私は、今までに100本以上のゲームをプレイしてきた。その中から、紹介したいゲームをレビューしていく、趣味の記事の第一回目がこれだ。

画像1

過去2年間のswitchでのゲーム購入履歴(それ以上前は消えてしまう)。76件のほとんどがインディーゲームだ。インディーゲームは値段も安く、手軽に合間の時間で楽しめるのが素晴らしい。

さっそく、1回目のレビューに移っていこう。

ソルトアンドサンクチュアリはおもしろい!

画像2

まず、結論から伝えよう、このゲームは最高におもしろい!

私は大好きなゲームだ。

1,780円 (Nintendo Switchの場合)と手ごろな価格ながら、ボリュームも十分だ。

アクション、操作性、ストーリー、音楽、雰囲気とどれをとっても大変に素晴らしい。1回目のレビューに相応しいゲームと言える。

では、そのゲーム性を詳しく紹介していこう。

2Dのダークソウル、メトロイドヴァニアだ

画像3

タイトルの通り、横スクロールのゲームで、いわゆるメトロイドヴァニアという部類のゲームだ。

メトロイドヴァニア(英語: metroidvania)は、サイドビュー(横視点)の2Dアクションアドベンチャーコンピュータゲームのサブジャンルの一種。公的には探索型アクションといった正式名称であり、その俗称。『メトロイド』と『キャッスルヴァニア(悪魔城ドラキュラの欧米版タイトル名)』という2つのコンピュータゲームシリーズの名前を組み合わせた鞄語

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

要するに、2Dの探索型アクションゲームで、ボスを倒すなどで、2段ジャンプなどのスキルが解放され進める場所が増えていくゲームである。

だが、タイトルの通り、これは非常にダークソウルに影響を受けたゲームで、そのシステムが色濃く反映されている。

画像4

たとえば、このゲームでは敵を倒すごとにソルトが溜まっていく、それはレベルアップだけでなく、店での買い物などにも使用でき、さながらダークソウルのソウルと同じ役割なのだ。

作者ものそのことを明示しており、ギャグとしてソウルの部分をソルト(塩)としているのだ。

人間性の代わりに塩を捧げるわけだ。

だが、ゲーム内容は決してギャグではない。

戦闘や敵からの攻撃力もわりと厳し目に作られており、死亡すると持っているソルトをその場に落としてしまう。ただし、ダークソウル同様、そのソルトはもう一度死なずにそこへ到達すれば回収することが可能だ。

タイトルの通り、このゲームを一言で表すのならば、2D版ダークソウルなのだ。この言葉でおもしろそうと思うのならプレイして損はないだろう。

だが、それだけではないS&S

画像5

じゃーパクリゲーなのかというと、そういうわけではない。

このゲームのレベルアップシステムはスキルツリーになっており、自分のプレイスタイルにあった強化が可能となっている。

魔法に特化させたり、筋力に特化させたりと、キャラクターの育成がより自分にあったものにできるのだ。

画像6

武器も剣だけでなく、斧、槍、鞭、鎌、ボウガンなど多種なものが用意されている。

画像7

また、装備を変更することで、見た目にも反映される。武器や防具を集めるのが楽しいのもこのゲームの特徴だ。

サンクチュアリシステムについて

画像8

いわゆる拠点になる場所なのだが、それを自分にあった形にカスタマイズできる。ソウルシリーズのかがり火がカスタマイズできると言えばわかりやすいだろうか。

このゲーム内には、いくつかの宗派的なものが存在し、そのシンボル(イコン)を置くことで、その場所が拠点となる。

たとえば、上の画像では、三神と呼ばれる宗教のシンボルを置いている(三本のロウソク)。

この場合だと、炎エンチャントや雷エンチャントがこの拠点で可能になる。

他にも、補充される回復薬の回復量や回復速度が宗派によって異なる形になっている。

冒険を進めることで、このイコンは増えていき、より拠点をカスタマイズできるようになる。

拠点を見つけるたびに、どの宗派の拠点にするかを悩む楽しみがあるのだ。

画像9

また、拠点は拡張可能で、そこに飾るものによって、商人がきたり、鍛冶屋を呼んだりと自分好みの基地にすることが可能だ。

攻略に応じて、必要な人材を呼べるのも独自のシステムでおもしろい点だ。

戦闘とアクションについて

画像10

戦闘はそれほど早くない、どちらかといえばもっちゃりしたアクションだ。

だが、そのおかげで、騎士同士の戦いが感じられ決してストレスになるようなことはない。操作性も抜群で、やっていて非常にスムーズにキャラクターが操作できることも素晴らしい。

また、モーションがはやすぎないことで、シールドによるガードや、相手の攻撃を弾くパリィがやりやすくなり、そこもアクションとして楽しい。もちろん、態勢が崩れた相手に致命の一撃をお見舞いすることもできる。

画像11

ローリングによって相手の攻撃を回避することも可能で、盾で防ぐのか、パリィするのか、回避するのかをプレイヤーが判断しゲームを進められる。

また、2Dらしくジャンプでかわすこともできるので、プレイスタイルはあなた次第だ。

魔法について

画像12

魔法は、筆者は補助的な使い方をしていたが、種類も多く、お馴染みのものもたくさん出ている

稲妻を出したり、火の玉をだしたりと、飛び道具が多く、遠距離の敵の攻略に使ったりしていた。

武器での攻略の方がはるかに簡単だが、魔法を主とした攻略も可能だろう。

魅力的なボスたち

画像13

ダンジョンに潜むボスたちはどれも魅力的だ。

攻撃方法も多彩で、ボスによって立ち回りを変えなければ攻略することはできない。

画像16

初見で倒せるボスは、あまり多くは無いが、負けから攻略の糸口をみつけクリアした達成感はたかい。

画像14

また、ドロップしたアイテムのフレーバーテキストや、CPUたちとの会話からなぜ、そのボスがそうなってしまったのかを何となく想像することができる。

それが、世界観に深みを与えていることも楽しめる要因の一つだ。

画像15

筆者は敵がドロップするアイテムのフレーバーを読むのが楽しみでかなりアイテムを集めていた。

総評

画像17

最初にも記載したが、私はこのゲームが大好きだ。

だから、総評は非常におすすめだと言える。

また、プラットフォームも、switch、プレイステーション、steam、エピックなど非常に多く誰もが手に取りやすい内容となっている。

日本語翻訳も変なところは無く、ローカライズも良い。

インディーゲームらしく、ところどころ粗削りな部分もあるが、夫婦二人と猫だけで作ったゲームと考えるならばこのゲームは考えられないクオリティだ。

加えて、コストパフォーマンスも非常に良い。2000円弱のゲームながら、15時間以上遊ぶことができた(スリープ中もカウントされるので正確な時間は不明だ)

ソウルシリーズや、メトロイド、悪魔城ドラキュラが好きな人は、きっとはまる内容になっていると思う。

是非、遊んでほしいタイトルだ。続編も制作中とのことで筆者も楽しみにしているぜ!

switch版のストアページ steam版のストアページ

※趣味の記事なので、アフィリエイトなどはありません。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?