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プロダクションノーツ

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映画『あの坂の多いまち』の製作日誌です。
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記事一覧

5|軌道修正|脚本日誌

前回の長崎訪問で、ロケ候補地を巡ったり、 いろんな人に話を聞いた中で 企画と脚本をかなり修正しました。 ①ロケ地の削減 予定していたロケ候補地が交渉に時間がかありそうで、 それに割く時間と人員がいないこと。 また予定場面としても登場回が少ないのも理由です。 ②人物の削減 登場人物は12人の予定でしたが、 キャスティングの都合上、2人減らしました。 これもロケ地を減らしたことによる影響です。 ③欠けていた視点 「映画で町を盛り上げる」という視点は必要か? という点は

3|はじめての脚本|脚本日誌

〇喫茶店・店内カウンター 私、コーヒーを飲みながら脚本を書いている こんにちは。坂道計画です。 冒頭脚本っぽく書いてみました。 恥ずかしながら、脚本を書くのは今回が初めてです。 完全に独学で、いろいろな本を参考にしながら書いています。 そんなので大丈夫だろうか。 でも、この脚本を書けるのは私だけ。 私の頭の中にある世界観を文字に起こせるのは私しかいない。 とりあえず、へたくそでもいいから完了させること。 完成ではなく。 はやく完了させて、いろんな人に読んでもら

2|製作チームについて|脚本日誌

〇自宅・書斎 おはようございます。 仕事が繁忙期につき、なかなか執筆できていませんが、 時々エディターを開くと新鮮な感じがして指が進みます。 製作委員会についてさて、6月ごろにあの「坂の多いまち」(長崎)に行ってキービジュアルの制作と何人かに映画の製作委員会についてお声かけしたいと考えています。 企画の実現可能性や撮影部隊をどうするか。 自分一人では決められないので、意思決定する仲間を作っていかなければ。 ※詳細や募集要項はこれから記事にしますね。 製作委員会は

4|中盤|脚本日誌

みなさんこんにちは。 脚本執筆もだいぶ慣れてきて、 ときどき俯瞰的にみて全体の筋が通っているか、 矛盾はないかなど検証しながら書いています。 ようやく半分ほどまで来ました。 台本にして37ページほど。 だいたい1枚=1分と言われていますから37分ほどでしょうか。 実際は情景描写が多いのでもう少し長いかと。 これからいよいよ終盤の重要な場面へと入っていきます。 ここは丁寧に丁寧にかかないと。 いちばんメッセージのこもった場面になりますからね。 来月は、長崎へ。 キービ

あの坂の多いまちへ!

6月11日~13日に長崎へ参ります。 今回で2回目のシナリオハンティング。 キービジュアルとなる写真と映像を撮ります。 そして脚本執筆も現地で進めたいと思います。 また、映画の話を聞いてみたいという方 いらっしゃいましたらぜひお声掛けください。

1|書くためのアイテム|脚本日誌

おはようございます。 脚本を書き始めて1か月。 いろんなものを参考にしながら書いております。 構成⇒プロット(大箱)⇒プロット(小箱)は企画段階でできていたので、いよいよそれを脚本として起こしていく作業です。 脚本を書くためのアイテム 脚本ソフトはオズエディターを使っています。 いろんな表示形式もあり、台本印刷も可能。 脚本家によく使われているそうです。 なんだか脚本家になった気分ですね。 実際の脚本も参考にしています。 ほかにもドラマ「すいか」や映画「西の魔