スペイン生活 日本から持参したもの、日本で準備したもの

1年間の期間限定での家族3人の生活を考えた時、日本からの荷物を郵送するのは税関の問題や荷物がなかなか届かない不安などから断念。スーツケース4つで乗り込むことにしました。衣類は最低限で、必要なものは適宜現地調達 と決めると楽でした。


持参したもの

  • PC関連(ノートブックとタブレット各自1台ずつ) 
    PC、携帯の充電のためには、コンセント変換プラグ(ヨーロッパはCタイプのコンセント)が必要ですが、加えて最初からこちらのコンセントに対応した延長ケーブルも大型家電店(ヨド○シ)の実店舗で購入しました。海外旅行用に特化したコーナーに行くと、色々まとめて売っていますね。

  • パソコンのバックアップ用外付けHDD
    PCが突然壊れたり、紛失した時に備えてデータをバックアップして持参します。滞在中も定期的にバックアップをとっておきます。(クラウドも使いますが、物理的にHDDでも保管しておくと安心です)

  • Amazonで購入したsimカード
    携帯電話の契約ができるまでのつなぎとして、入国してすぐ使えるように28日間だけのsimカードを事前に購入しておきました。日本にいる間にactivateだけしておき、現地で入れ替えると簡単に使えました。(アパート入居後、ネット回線を開設する際に3人分の携帯も契約しなおしました。携帯契約にはスペインの銀行口座が必要になるので、28日間のコースを選択しました。)
    ただし、2024年の時点では、おすすめはeSIMです。
    物理的にSIMカードを入れ替えたりする必要がないですし、安価でいいのがたくさんあるようです。次回の海外旅行時はairaloなどを試そうかと思っています。

  • 包丁と包丁研ぎ機(手動)
    渡航前にセールされていたZWILLING の包丁2本セットと、ネットで購入した包丁研ぎは持参してよかった物のトップです。
    これまでに海外で利用したアパートメントホテルには大概IKEAの包丁がありましたが、これは全然切れない。。。お気に入りの包丁持参を進める先人たちの記事も多くあり、我が家も持参しました。もちろん、エルコルテイングレスなどでもZWILLINGの包丁(日本製もあり)は売っているので現地調達でもいいと思います。

  • 雑貨類
    菜箸、しゃもじ、太巻き用の巻き簀、お米の計量カップ、計量スプーン、ピーラー、激落くん、洗濯バサミ、洗濯ネット、
    これらは全て事前に100均で購入しました。もちろん現地でも売っていますが、円安のいま、ユーロで買うと悔しい思いに。。。また、こちらの洗濯バサミがすぐ壊れるのでびっくりしています。

  • 文具類
    セロテープ、油性ペン、蛍光マーカーなど。これも100均で購入。また、アメリカ系のmiddle school に行く場合、関数電卓は必須ですね。カシオ製が手に入りやすいですが、学校が指定してきた関数電卓はTexas InstrumentsのTI-84シリーズ。スペインでは入手がなかなか難しいようです。幸い事前に通知があったため、日本でオンラインで日本語マニュアル付を購入しました。スペインではカシオの関数電卓は普通に売っています。

  • 食品
    お餞別で、海苔、だしパック、乾麺のうどん、インスタント味噌汁などをいただきました。これ以外に、わさびチューブ、だし昆布などを持参しました。結局、アジア食品店に行けば、持参した品はメーカーを選ばなければ大抵揃うのですが、スタート時には手持ちがあってよかったです。

  • 化粧品など
    とにかく冬は乾燥するので保湿系は必須。硬水なので洗顔もできるだけ水で洗い流すタイプは避けたほうがいいでしょう。
    化粧品については、詳しく記載されている人が多いですので他をご参照ください。デパ地下コスメはこちらでもありますが、肌色が違うので日本で使っていたものが必ずしも手に入るわけでは無いようです。韓国コスメはかなりショップも増えているので、手に入りやすいかもしれません。

日本で準備したもの

  • 通信関係
    VPN契約をしました。色々調べてExpressVPNにしました。1年契約の料金でプラス1ヶ月という私たちの滞在期間にピッタリでなおかつ同時接続台数も3台以上OKだったので、それにしました。このおかげでTVerをみたりできます。そのほかの会社でも色々なキャンペーンがあるので、滞在期間などに合わせて選べばいいかなと思います。

  • 海外旅行保険
    相見積もりの結果、AIGの海外長期留学(家族帯同)にしました。大手の留学団体も勧めている会社ですしサポートは早いです。今回、こちらに到着して比較的すぐに私のPCが壊れました。保証対象になる壊れ方だったので(ケースバイケースです)、自己負担なく修理ができました。(立替はしています)

まとめ

基本的には、マドリッドやバルセロナであればかなりの日本食材(調味料を含む)が揃うようになっているようです。雑貨も一緒に置いてあって、巻き寿司や細巻きセットなどもあります。また、美味しいお米から、カレーのルー、醤油、味噌、みりん、などもあります。お豆腐屋さんもあり、美味しい絹ごし豆腐が手に入ります。

衣類については、こちらでの気分転換もかねてブラックフライデーでコートを買ったりしました。
日本よりは高いですが、MUJIやユニクロもあるので、日本経済のためにもこれらのお店を利用したり、ZARAやアイルランドのしまむらみたいなPRIMARKもあるので、ショッピングの楽しみもあります。

我が家では、基本、自炊生活なのでいい包丁でスパッと切れることは、ストレスがたまらなくてよかったです。最初は対面のお肉屋さんで買い物ができなかったのでパックの鶏肉(もも肉)を買うと、骨を捌かないといけないことが多く、包丁の切れ味は大事でした。慣れると対面で「鶏もも肉3枚、骨取ってください」とだけ言えるようになりましたが。

また、日常の雑貨類は、日本の100均の素晴らしさを感じます。ピーラーも本当によく切れます。洗濯バサミも持参してよかった品の一つです。ただ、このクオリティを100円で販売している日本は本当に豊かなのかを考えると、暗い気持ちになります。何を犠牲にすることで100円の値段が維持できているのでしょうね。


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