『はじまりのとき』セルフライナーノーツVol.2 「はじまりのとき」
さてお次は二曲目。アルバムタイトルでもある「はじまりのとき」についてのおはなしです。
普段の暮らしにおいて様々な場面で社会人として担う役割。それに相応しい言動を暗黙のうちに求められ、なかなか自由で無邪気に生きるわけには行かないものだ。だからせめてうたうときや、五線譜という真っ白なキャンパスの前では、何の制約も受けず自由でありたいと思っている。心模様をスケッチするように、どこまでも上機嫌に、どこまでも悲しげに。時にカラフルに、モノクロに。自由であればあるほどよいのだ。
休日