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俳句3(四月馬鹿な話)

平成30年3月〜7月

死なないと信頼されて春の海

二番線死に得ぬ者に風光る

恋人を筆頭として四月馬鹿

舞う蝶を追って世界は水彩に

無職だし林檎の花を見に行こう

煎餅のかけらを踏みて大暑かな

ブラックホールに飲まれたら痛くない自殺

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かつての恋人は現在の夫である。
四月に限らないお馬鹿さん。
よく嘘もつく。

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