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気象予報士事務所の選び方

2023.04.16更新

気象予報士の友人複数人から聞いた話や悪徳事務所の特徴をまとめました。

アナウンサー事務所について先に書こうと思ったのですが、フリーアナウンサー事務所って最近はそこまで悪い噂聞かないので内容が薄くなってしまうんです。
※もちろん合う合わないで移籍する人はいます。
私の所属している事務所も大手で、妊娠で休む方やママさんアナウンサーも多く、すでに体制が整っています。
一度休業しても復帰しやすい環境にあります。
フリーアナウンサー事務所の違いと言ったらオファーがくる仕事の内容くらいしか思いつきません。
ただ大きな仕事のオーディションはだいたいどこの事務所にも案内が行くため、すごく差があるわけではないのです。

ですが、気象予報士事務所の話を聞くとフリーアナウンサー事務所より一歩二歩遅れているどころか、まるで昭和だったので、外部の人間から見た事務所選びについてまとめました。
制度が整っていないのでフリーアナ事務所に所属している予報士さんも多くいらっしゃいますよね。
アナウンサー経験のない予報士さんはフリーアナウンサー事務所には入れませんので、悩みどころだと思います。
今回は気象予報士事務所に焦点を当ててまとめました。

有名な人が所属している、マネージメント料(仲介料)が安いのが良い事務所ではないですよ。

https://twitter.com/qco74vgzvtqkeub/status/1625826016387305473?s=46&t=LBegIZ7Nc8RFJlP9H1SIsQ

ブラック事務所の特徴


小さな事務所(目安は人数30人以下)

①マネージャーが現役気象予報士
マネージメントまで手が回っていないことが多いです。
運営側が現役の方だとどうしても自分に有利な方に物事を進めてしまいます。
例えば自分と同性の気象予報士はライバルになるため、オーディション情報を渡さないなど不平等なことが起きてしまいます。
アナウンサー事務所で現役アナウンサーがマネージャーなんてあり得ないですが…

②代表が現役気象予報士だと面倒見が良くない
大手事務所のように他の人を雇って業務を補っていれば問題ありません。
代表になるほど向上心のある人間が現役プレーヤーだと、普通は自分がもっと有名になりたいと思ってしまうものです。
そして経営は疎かになっているのが現状。
つまり事務所のメンバー一人一人には向き合えていません。
これもフリーアナウンサー事務所だとあり得ませんよね。

③HPが簡素、事務所の家賃が安い
はっきり言って儲かってないです。
なぜ人がいるのに儲かっていないかと言うと、新人を育てずに他事務所の人気気象予報士をマネージメント料安くして引き抜いてるということが多いからです。
マネージメント料が事務所に入らないということは、HPや事務所の家賃などにお金を使えません。
普通、制度の整っている事務所は、安くても3割マネージメント料が取られます。
4割マネージメント料をとるところも珍しくないです。
これはフリーアナウンサー事務所でも同じです。
つまり、ベテラン気象予報士を引き抜くだけで、新人が育っていないということは、その事務所にはオーディションや採用情報はあまり入っていないと言うことです。
人気予報士を客寄せパンダにして事務所のメンバーを必死でかき集めているだけの事務所です。


大手事務所
男性の割合が半分以上
大手でよく聞くトラブルといえば、結婚妊娠育児に関することです。
大手は所属人数が多く歴史もある程度あるだけあって、やはり採用数やマネージメント面ではしっかりしています。
ただ、質の良い人間を集めることは大手でも難しいです。
男性が多いと要注意です。
やはり男性が多いと男性の意見が通りやすくなりますので、結婚〜育児の制度は整っていないことも多いのです。
また男性の未婚率にも注目してみてください。
未婚率が高ければそれだけ働き方がブラックな事務所ということが多いです。

また、これはフリーアナ事務所にも言えますが、人数が多い分、研修が充実していないことが大いにあります。
ただ、これはフリーアナウンサーもアナウンススクールに通うように、気象予報士さんも外部の勉強会に参加して知識を補えばいい話ですよね。


どんな事務所にも言えること

所属しているメンバーの系列局に異常に偏りがある場合もかなり怪しいです。
普通は均等になるはずですからね。
あまり採用情報が入ってこない事務所である可能性が高いです。
つまり業界から信用がない事務所です。

また、事務所に所属していてもHPに載っていない人がいるので、HPだけでどんな人がいるのか判断するのは難しいかもしれません。
中には1年以上番組を持たせてもらっていない人もいるようです。
女性が1年無駄にするってかなり痛いですよ。
そんな事務所に当たってしまったら未来はないのですぐ移籍してくださいね。

事務所によって求人数に偏りがあるので、やはり最初が肝心です。


ここまで読んでいただきありがとうございました。
参考になれば幸いです。
ブラック事務所の名前まではnoteに書けないので、知りたい方はDMにてお伝えします。

またその他の質問に関してですが、もちろん私はフリーアナ事務所所属なのと、そもそも資格を持っておりませんので、質問があれば仲のいい気象予報士に聞きます。
サポートやアマギフくだされば必ず返信するようにいたしますね。

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