見出し画像

緑囲まれた隠れ家 和の花@小国

今回のお店は、標高760m、湧蓋山(わいたさん)の西麓に湧く高原の温泉に立ち寄った際や、黒川温泉に行った際に、何度か探したけれど見つけることができなかったお店です。
本当にこんなところにお店があるのか不安になりながら、途中で諦めたくなるような場所にお店はありました。

熊本県は小国町の国道387号経由でファームロードへ入り、わいた温泉郷を越えて黒川温泉方面へ車を約10分ほど走らせたところに、大きな看板が突然出てきます。
気持ちよく走っていると、ついつい見逃してしまいそうな、山奥の隠れ家的なお店です。
実は、何度か通り過ぎた経験があるのです(笑

道路沿いの看板

道路より曲がって進むと、駐車場の看板が出てきます。
奥手に開けた場所が見えたので、そこまで車を進めます。

駐車場入り口

開けた場所に車を停めます。
駐車場から奥に少し進むと、待合所があり、その先に母屋が見えてきます。

母屋に向かうアプローチ
お店の入り口

木々に覆われて、母屋が見えないくらいですが、とても素敵な場所です。

玄関

広々とした玄関で靴を脱ぎ、奥へ。
中に入ると様々なテイストのお部屋があります。

まず広々としたお部屋で、手前にはカウンター席があり、正面に囲炉裏、その奥に座敷席やテラス席がありました。
左手には立派な薪ストーブがあり、季節には柔らかな暖が取れそうです。

カウンター席の向こう側には、一段下がった座敷席があり、ここからの眺めがとても素敵でした。
窓の外に見える木々には巣箱が取り付けられていて、人工物が一切見えない山奥の風景は、のんびりと時間を過ごすことが出来そうです。

お座敷

腰を下ろして、早速メニューを確認。
山内膳、和膳、鶏膳・・・鶏の地獄蒸しが名物のようです。
まいたけの天ぷらが気になるのですが、お腹の具合を考えて、和膳をチョイスしました。

メニュー

テーブルの脇に、自慢の辛汁とクルミだれの説明がありました。

自慢の辛汁とクルミだれの説明

川の音が聞こえてきます。
お料理が来るまで、ゆっくりと緑の木々に癒されてます。

来ました!!! 和膳です。
もりそばと鶏の地獄蒸しのセットです。
お蕎麦は、長皿に三つに小分けされています。

もりそばと鶏の地獄蒸し

お蕎麦は、細麺でした。
それでいてしっかりとした食感があり、のど越し最高。
口に入れると蕎麦の香りもしっかりあり、旨い!!
厳選した粉を、わいた山麓の湧水(14.5度の冷水)で、毎朝その日の分だけ心を込めて完全手打ちしています、との説明書きがありました。

もりそば

鶏の地獄蒸しです。
この店の名物で、すぐに完売してしまうとのこと。
はげの湯温泉の天然蒸気(地獄)で2時間程かけて、じっくり蒸し上げたものだそうです。
味付けは、塩コショウ味・たれ(しょうゆ)味かを選べます。
今回は、塩コショウを味を選択しました。

で、これがめちゃうま!そしてヘルシーー!!
何本でも食べちゃえそうなくらい、あっさりして美味しいです。

鶏の地獄蒸し

念願のお店に来れ、そして想像以上に美味しい食事をいただき、大満足!
山奥の隠れ家的お店は、時間を忘れさせる素敵な空間で、身も心もお腹さえも満たしてくれました。

花手水

お店を出て気付いたのですが、玄関先に素敵な花手水がありました。
ここは紫陽花が多く咲いているとのことで、このこのようなしつらえをしています。
今回訪れることが出来たので、次回からは迷わず行けることでしょう。
大好きなはげの湯温泉に行った際には、ぜひ訪れたいお店です。
本当に、ごちそうさまでした。


お店: 手打ちそばと山家料理のお店 和の花
HP: http://wanohana.chu.jp/concept.html
住所: 熊本県阿蘇郡小国町上田山内河野4569-1


#小国町 #はげの湯温泉 #和の花 #鶏の地獄蒸し #備忘録  

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?