群雄割拠フェス第二回について

皆さんはマスターデュエル最近やってますか？
今日は本日9月13日から9月25日まで開催される群雄割拠フェス（フェス前半）について書きたいと思います。
前回は天使と悪魔のデッキ縛りでうららやGが無いために一部のデッキ（主にラビュリンス）が大暴れしていましたが、今回は前回の群雄割拠フェス後のアンケートを反映して種族は増えた一方で厳しい規制内容になっています。今回はGが使えるのと制圧が甘いので後攻を取りに行く人が多い印象を受けました。

はいフェス終わり！

長引けばメタが回ってしんどくなりそうだったので即日で終わらせました。
先攻を取ってもナイチンゲールで延命ができるのと後攻でワンキルができるという利点を持つためLLがとても多く史上最悪のフェス（毎回言ってる）になる可能性があったからです。ワンキル型は言わずもがなでコバルト・スパローで対象耐性を付けてセレスト・ワグテイルで自分のターンが来るたびに墓地からX素材を回収する最強ナイチンゲール降臨！Waboku状態を続けて鬼のような防御力を持ちながら400ダメージとかG以下の火力で真綿で首を絞めるようにじわじわと嬲られるのにわしゃもう耐えられん！

ああー

うあー

うああー

最後の20戦の戦績を見てもらいました。
ボロ勝ちか？？？
そうではありません。そのうち何戦かは相手がプレミをして自分から割れて行ったり初手割れする恐ろしいデュエルでした。
ちなみに直近20戦のデッキ分布はLL6・レンタル騎甲虫4・レンタル炎王3・ バーン2・溟界1・甲虫装機1・BF1・十二鉄獣1・スパイダーワンキル1でした。
大勢の人が普段使い慣れていないデッキを使っている今がチャンスです。早くやらないとLLの疑似ベンケイワンキルや後攻スパイダーワンキルと何戦もやるはめになります。LLはSR以下のみで構築可能でスパイダーに至ってはSRは2枚であとはNRという構築（いずれもXで「群雄割拠　ワンキル」で検索すれば出てくると思います）なので多分流行ります。

とりあえず駆け抜けたデッキ紹介をしておきます

デッキ名は固定されてしまうやつです。自分の趣味じゃないです。

十二妖仙でした。これは最初に自分の好きなBFを使って勝ちに行こうとしたらワンキルLLと妖仙に痛めつけられたため構築をパクってそこから足したり引いたりして完成しました。

以下カード説明です。

増殖するGは説明不要の強カードなので3積みしましょう。墓穴とか指名者を入れてる人が全くいないので刺さります。レンタルデッキには入っていないので対面でこれが見えたらオリジナルデッキ確定です。

ジャイアント・メサイアはパクリ元のデッキに入っていたのでそのまま使ったのですがかなり強かったです。サーチができず素引きをしなければいけないのですが大幽谷響と似たような使い心地でした。後攻環境でライストと羽箒の採用が多いため手札誘発で攻撃を防げるのが素晴らしい。使ったGを装備して1700/2000の壁になってもいいしダメステ発動なので一回攻撃を躱しつつまだ攻撃してないモンスターを除去してターンをしのげます。

妖仙セットは辻斬風は入れなくていいかもしれませんが後は必須です。kama1でバウンス・kama2でダイレクト・kama3でダメージ反応サーチ・辻斬でパンプ・イズナでドローです。kama1は制限かかっていますが天キが無制限なのであまり影響はないです。ウェーブフォースや居太刀風の発動条件上エクシーズはせずに手札に戻ることが多いです。

壊獣は対象耐性のモンスターやカウンター罠の発動条件になるモンスターの除去とkama1のバウンス先として採用しています。昆虫族のkaijuが2種類いるので眠りを入れてみましたが意外とピン刺しのクモグスが手札に来て困りました。辻斬抜いてクモグスもう一枚挿してもいいかも。

十二獣セットは天キでヴァイパーを素材に色々重ねて最終的にドランシアになりましょう。先攻で立てれる妨害です。Gを投げられても一回ドローで済むので素敵です。ヴァイパー素材だと戦闘後に相手モンスターを除外できるので耐性持ちのナイチンゲールやインヴィンシブル・アトラスに特攻することが多かったです。

サンダーボルトとブラックホールと妨げられた壊獣の眠りはモンスター全除去ができる後攻の捲り札です。ブラホはSRで作りやすいです。他はURなのでCPと相談してください。眠りは一体でも除去できればkaijuが湧きますが一体も除去できないと完全に無駄打ちになるので注意です。

羽箒は魔法罠全除去できる最強カードです。今回の環境では裏目がない（やぶ蛇入れてるやついる！？）ので何も考えずに撃ちましょう。生成するとハーピィのパックが一回無料で引けるので作ることをお勧めします。

ライトニングストームは1枚でサンダーボルトと羽箒の使い分けができる夢のカードです。ターン1と発動条件があるため器用貧乏な感じもあります。ガン伏せの場合は使えるのですが、先攻で天キを使うとか十二獣を構えた場合発動条件を満たさないため手札で腐ることが少なくないので複数採用は自分は前回のラビュリンス割拠のレベルじゃないと躊躇します。そういえば前回無制限だった拮抗勝負は今回禁止になってますね。良い事です。

深淵の宣告者は相手に除去させるので耐性を無視して除去ができるカードです。ナイチンゲール対策になります。ライフコスト1500あるので昔のリンクスなら除去をしつつプロトサイバードラゴン一体が湧きました。

炎舞－「天璣」は獣戦士をサーチして100のパンプをする炎星関連カードで制限と無制限の間を行ったり来たりしています。ちなみに炎星のカードの炎星皇と炎王は全く関係が無いが今回のレンタルデッキでは同居しています。

激流葬は召喚特殊召喚に反応してブラックホール効果。昔は制限カードだったが段々緩和されてP召喚実装時に無制限になった強いカード。フィールドがら空きになる妖仙獣と相性がいいが、召喚の終わりに使われるとかなり困る敵か味方かカウボーイみたいな感じ。

強制脱出装置は自分相手問わずフィールドのモンスターを手札・エクストラデッキに戻すカードで柔軟な使い方ができます。壊獣とかドランシア回収とかやってうまぶろう。リンクスではリミット3に設定されている強カード。

エア・フォースは相手の攻撃宣言時に相手の攻撃表示モンスターを破壊するミラー・フォースの手札バウンス版でウェーブ・フォースはデッキバウンス版。ウェーブ・フォースはモンスター不在の時のみ使えるのが妖仙獣と相性が良くリンクスで大活躍した。守備表示にならないリンクモンスターだったり対象を取らないためナイチンゲールなどの厄介モンスターだったりに刺さる。

居太刀風は手札の妖仙獣2体まで見せてその分相手の表側カードバウンスできるカード。リンクスではUR。フェスでは制限。これも発動条件がモンスターゾーンがら空きなのでちょっと厳しい。

天龍雪獄は相手の墓地からモンスターを奪ってそれと同じ種族のモンスターを自分と相手のフィールドから一枚ずつ選んで除外できる強いカードです。
選んで除外なのでスパロー素材のナイチンゲールと墓地のワグテイルを一気に処せます。生成するとドラグニティパックが一回剥けるので持っていない人は作ることをお勧めします。リンクスではURのリミット3カードで先攻実装のセレクションボックスはたくさん剥かれました。

十二獣関連はたくさんXして最後にドランシアを重ねてフリチェで表側一枚破壊で軽めの制圧をかけます。普段はワイルドボウで直接攻撃をしてメイン2でアーゼウスに乗り込みますがアーゼウスが使えないのでドランシアを最後に重ねます。制限カードのライカだけレベル4二枚で出せるため妖仙獣だけでも出せます。同じ召喚条件の牛のサーチャーがいたような…

ダイヤウルフはクロシープが編んでるあみぐるみの一体です。自分フィールドの獣関係の種族と相手フィールドのカードを一枚ずつ破壊します。主に自分が切腹します。実際に素材を使い切ったドランシアを破壊することがありました。いなくてもいいです。

ソウコは天キをサーチできますが、一回も出してないです。いらないです。

スカイペガサスは相手モンスターにLIFE OR DEADの二択を迫るドルベ関連のカードです。いらないです。

デッドリーシンは相手モンスター一体を対象に取ってスタンバイフェイズまで除外できて、攻撃が終わると300パンプしてランクが3上がります。リンクスだと対人でもレイドイベントでも激強なのですが、除外したいモンスターに限って対象耐性があるので一回も使いませんでした。いらないです。

トライヒハートはリンク版のバグースカみたいなカードです。ナイチンゲールが寝ちゃうのですが耐性があるので千日手状態になり不毛。パクリ元のデッキに心変わりが入っていたのでそれを活かしたいために投入しましたが一回も使わず心変わりが抜けていきました。いらないです。

シュライグは対象を取らない除外ができる激強カードです。稼働初期にカオスMAXを切り札にしている多くのブルーアイズ使いを引退に追い込みました。鉄獣ギミック以外で出すと素材が重くてしんどいです。ナイチンゲール対策になります。一回も使いませんでした。お守りレベルです。

カード解説おしまい！

壊獣、召喚制限－パワーフィルター、エア・フォース、天龍雪獄が他のデッキでも使えるナイチンゲール対策になるので枠とCPに余裕があるなら入れてみてください。普段使いができる壊獣と天龍雪獄がオススメです。
それでもまだ足りない人はお互いに風属性モンスターを特殊召喚できなくなる猛毒の風を入れてもいいでしょう。これはNカードなので普段使わないカードですが損はしません。