はるね

Twitterの140字じゃ足りない言葉を書き殴る場所を作ったよ。

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最近の記事

今日も生きたね

精神的向上を目指してテレビを買った。 無意識にニュースを見る習慣が強くなった。 どこかで行方不明、誰かを殺した、誰かが死んだ、心肺停止状態、亡くなった兵士の群れ、コロナでの死亡者数、死者を弔う賛否…そんな情報がやけに目につくようになった。 特に興味を持った事象には、深堀して自ら更なる情報を手に入れることが増えた。 私は今日も生きることができた。 頭の思考回路のアルゴリズムが書き換えられたかのように、明日を生きることが考えられなくなった。 毎日が不安で仕方なくて、いつし

    • 無題

      一人のためにわざわざ暖房を付けるのが勿体無くて、毎朝震えながら起きている。今まで23年間、いつもいつでも適温な部屋で生活が出来ていたことに有り難みを感じる。 それに比例するように、もう実家に戻りたくない理由がどんどん積み上がっていく。物寂しいね。 2021年、誰に話しても伝わらない、自分しか感じることの出来ない大切な感情がハッキリと表面化した。 というか露見した。 自分で自分を誤魔化せなくなった。 人目を気にせず泣ける場所があるのは幸せだと思う。 誰も救ってくれる人は居ない

      • 海について

        「もし私が死んだら、遺骨は小松の日本海に撒いてね」 母親は、昔から事ある毎にこの遺言を私に伝える。 生を全うした自身の欠片を墳墓という形で格納せず、自ら自然に還ろうとする欲求が本能的に働いているのだろう。なんとも私の母親らしい。 かくいう私も、海洋散骨を望んでいる。 それはきっと、全ての起源は海から、私は水から生まれてきたと考えているからだ。 いや勿論、現実は母親のへその緒を辿って産声を上げているのだけれども、形として誕生するよりも、もっと前の話。魂や生命の類が海から

        • 健康

          気付けば5月。 先輩から「もう社会人2年目なんだから」と急に付け足された枕詞に焦る4月は一瞬で過ぎ去り、GWも終わろうとしている。 そんな2021年5月。 私は、病気認定された症状を2つ知ることになる。 重大を装って書いてみたが全く命に関わるものではなく、生きていたら誰にでも起こりうるような、そんな程度。今回たまたまタイミングが重なり薄々ブルーになっていたので、noteという媒体にこの記録をこっそりしたためておく。 ちなみに来月のボーナスは全て治療費に消える予定だ。 1

        今日も生きたね