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037 「韓国の大学に入学して良かったか?」という「そもそもなテーマ」の答え

今回は2020年現在の私の視点から書いてみる。


【私の韓国留学ざっくり年表】
2006年:日本の高校を卒業後、韓国ソウルへ語学留学
2007年:韓国ソウルにある某大学に入学
2011年:大学を卒業。日本に戻って就職



韓国の大学に入学する過程や、就職活動についてちらほらnoteを書いてきた。今回はずばり「韓国の大学に入学して良かったか?」という「そもそもなテーマ」について書きたい。


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韓国の大学を卒業し、そろそろ丸10年が経つ。

単刀直入に言うと、私は韓国の大学に入学&卒業してほんと良かったと思っている。

①~③の3つに分けて、韓国の大学を卒業してよかったと思う理由を書こう。




① 後悔がない
韓国の大学に行くか、日本に帰るかを迷っていた時、日本に帰っていたらきっと「あの時韓国の大学にチャレンジすればよかった」と後悔していただろう。
確実なのは、チャレンジしたから「やればよかった」と後悔は一切ないということ。
加えて言うと、「自分はやり遂げたんだ」という達成感&自信を得ることができた。


② 就職に有利に働いた(ように思う)
韓国の大学を卒業後、日本で就職した経緯は以前noteに書いた。韓国語を使う仕事であれば、割と簡単につくことができたように思う。もちろん選り好みしなければ、だけど。

交換留学で韓国に1年間行っていたとか、韓国の語学学校に1年通っていたなんて日本人は本当にたくさんいる(それが悪いとは言ってないよ!)。大学に4年間通っていた日本人はまだまだ希少価値があるんじゃないかな。韓国という外国で4年間たくましく生活をしながら、語学を磨き、大学の勉強に打ち込み、韓国人たちの中で学生生活を送った日本人は、就活でもアドバンテージになると思うよ。


転職活動では、韓国と全く関連のない会社を受けたこともあった。面接まで進むと、必ず「どうして韓国の大学に入学したのですか?」という質問を必ずされます。そりゃそうだ。韓国語や韓国の大学卒業じゃなくてもいいと思う。何かしらの個性というか、強みというか、砕けて言うと「ネタ」というか、そういうものがひとつあると強い。平々凡々な経歴より、何かひとつ「ネタ」があった方が面接はやりやすい。(きっと面接官も面接に飽きてるから、多少トリッキーな人が混ざっていた方が楽しいはず)

私は今まで2度転職している。現在の職場が3社目。韓国語のスキルと、韓国の大学を卒業したという2つの武器を使って、あまり苦労せず就職・転職をしてきた。

ただし、大学のレベルによるのかも。私が卒業したのは韓国でわりと名門と呼ばれる大学。日本で就職・転職活動をする時に、出身大学の名前を見て「韓国の名門じゃないですか!」とくいついてくる面接担当者が結構いたので、やっぱり大学のレベルは大事だと卒業後改めて感じた。

当たり前だけど、韓国留学の経歴はむしろマイナスなのでは?という反応の面接もあった。韓国留学をしておけば、すべての会社でいい評価をもらえるという訳ではない(当たり前だね)ので誤解のないようにお願いします。


③ 就職・転職以外でも私の「個性」になった

就職・転職活動の時以外でも、「韓国の大学を卒業した」というのは私の個性であり武器でもある。

例えば、取引先の人に韓国の大学を卒業したという話をすると、私に興味を持ってもらえる。韓国好きの人だったら打ち解けることができる。もちろん韓国嫌いも一定数いるけど。

友達のお母さん(年配女性)と初めて会うタイミングでも、韓国ドラマが好きだったらすぐに仲良くなれる。社会人のフットサルサークルで出会った人たちと、何度か練習後飲みに行って留学してたことを話すと、食いついてくれる。笑

私=韓国の大学を卒業した人、韓国語が話せる人

…と覚えてもらえる。
ありがたいことに、中には

とても勉強を頑張る努力の人、すごい人

…と言ってくれる人もいる。

これは日本に帰国して10年近く経つ今でも変わらない。韓国の大学を卒業したことは、私という人間の個性であり武器だ。

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大きく分けて、韓国の大学を卒業して良かったと思える理由は以上の3つ。韓国語が上達したことは、あえて書かなかった。当たり前だもん。

ここまで読んでもらって何だけど…
結局、韓国の大学生活が充実していたからなのかもしれない。①~③の理由は置いといて、単純に楽しかったからかもね。

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