だって春だもん

小寺卓矢さんの写真絵本が大好きです。

北海道の大自然の写真とともに
自然からのメッセージが込められた絵本。

こちらは「春」を感じさせる絵本。
この時期に読む絵本の１つです。

「春」ですね。
北海道はまだ春だな～とは思わないところもあるかもしれませんが
確実に「春」が近づいているのは誰しもが感じていると思います。

はて。
何で「春が来る」のがわかるんでしょうね。
誰かに教えられなくても「春が来る」のがわかるのはなぜでしょう？
ワタシ達は
暦があるからこの時期は「春」ってね。
知識的に感じる部分はあるのかもしれませんが

森の中の動物や植物は・・・？
まだ雪がザクザクしている場所でも
「春」が近づいていることがわかっているんですよね。

不思議だと思いますか？
それとも
そういうモノだと思いますか？

ワタシ達は「コトハ」を手に入れました。
脳も発達したので色々な基準を設けました。

だから色々なことがわかります。
でも、だからこそ
「失ってしまったもの」もあると思います。

人間もね。
きっと暦がなくても・・・
こうやって文明が発達しなくても
きっと「もうすぐ春が来る」ってことは「わかる」んじゃないのかな・・・
って思うんです。

なんでも知識に頼ってしまうけど
だから忘れちゃったのかもしれないけど
きっと
そういうモノを感じるチカラって
備わっているんじゃないかなって。

この本を読んで思うんです。

自分のチカラをどれだけ使えているんだろうって。
きっともっともっと可能性があるんだろうなって。
森の動物や植物をみて思うんです。

もっと自然に。もっと力を抜いて。もっと楽に生きれたら

もっともっと人間進化するんじゃないかなって。

野生の動物や植物に教えてもらったこと。

「自然」に生きよう！

そんなメッセージを毎回頂くような気がします。