いただきますレストラン　ひだのかな代

札幌在住の絵本作家。ひだのかな代さんの作品。
これまたね～。
面白いけど・・・
よく考えてみると実は残酷な動物の世界が描かれています。

いただきます～と
小さいものたちを食べていく。

要は食物連鎖です。
小さなオキアミがいただきますレストランでおなか一杯になったら
「眠くなる」んですね(笑)
どうぞお昼寝でも～と言って
お昼寝させたら・・・
その次のお客さんが・・・？オキアミを・・・

そして次のお客さんも眠くなって寝ていたら・・・？

ワタシ自身人間は食物連鎖の頂点に君臨しているので
自分たちが「食べられる」という事がないので
そういうイメージね！とイメージしかわかりませんが

そのほかの動物たちはこうやって
食物連鎖の中食べる食べられるの生活を送っているんですね。

それをうまく描かれている絵本。
さかなくんも絶賛したらしいですよ💛

そして
最後に・・・
気付かないかもしれませんが・・・
「人間」の存在を感じる小さな絵が描かれているんです。

これがきっと
ひだのかな代さんからのメッセージです。

そう。
気付くか気付かないか・・・というところに
絵本の内容とはちょっと違ったところに
作家さんからのメッセージを読み取れる場所がある絵本もあります。

ワタシ達も地球に他の動物・植物と一緒に生きています。
他の動植物たちに・・・
ご迷惑かけていないかな？
裸の王様になっていないかな？

本当に・・・大丈夫かな？
一部を見ながら全体をみる。
全体としての一部として・・・
ワタシ達はこれで良いのだろうか？

考えさせられるメッセージ。
是非受け取ってみてくださいね。