猫嫌いは罪なのか
こんにちは。杏ジャムです。
我が家には今、6匹の猫がいます。
もともと主人は大の猫好き。
で、私は生き物全般が苦手。よくテレビでも猫の番組があるが
「どこが面白いのか」と横目で見ていたくらいだ。
そんな我が家に転機が訪れたのは6年ほど前。
近所で熱心に保護猫活動をしているお宅から一匹の猫が訪れるようになった。朝になると「にゃーん」とやってきて一日過ごし
夕刻になると帰っていく。
そんな日々がしばらく続いた。
最初、とても怖かったのだが
比較的おとなしく、走り回ったりもせずに
ただ、居心地よさそうに眠っているので
まぁいいか、と思っていた。
そのうち、その猫がおうちに帰らなくなったようで
保護猫宅の方が
「うちの猫がお邪魔していませんか」と訪ねてこられた。
「いますいます、そこに」
猫はおなかを出してにゃーんと鳴いた。
「まぁ、こんなにリラックスして・・・よかったらこのまま飼ってくれませんか?」
「はい。喜んで。」
瞬時に主人が返答した。
「えー・・・・・・(マジか)」
と思ったものの、本当におとなしくいい子なので
少しずつ私も慣れ、許容できるまでになった。
飼えば情も湧いてきて可愛いし、なついてもくれるしね。
そうやってどうにかこうにか暮らしていたら
ある日、家の裏で鳴き声がしたのである。
見ると、子猫(6か月くらい)がいるではないか。
そのころ、我が家に来た猫はとてもとても大きくなり
どっしりとして貫禄十分な感じになっていたので
小さい猫が新鮮だった。
可愛いねぇ。などと言ってしまったので
「あのこを保護するぞ」と主人が始まった。
その日から餌付け作戦の開始だ。
警戒心が強いその子猫を少しずつ根気よく誘い、どうにかひざ上までくるようになったので、保護し医者に連れていき、幸い病気もなく、先住猫との同居も可能とのことで、もう一匹増えることになった。
次回へ続く
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?