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35日でペン習字100枚!バーンダウンチャートで学習管理した話

このブログは、ヌーラボ真夏のブログリレー2024 Businessブログの7月23日分です。

こんにちは!夏休みが始まった、もしくはまもなく始まる時期でしょうか。

夏休みと言えば、ヌーラボは、先週末(7月20日、21日)・今週末(7月27日)に「自ら勉強したくなる?!夏休みの宿題がどんどん進む親子ワークショップ」というイベントを開催します。こちらのイベントでは、夏休みの宿題を円滑に進められるよう、宿題の残量を可視化するバーンダウンチャートを作成します。(イベントの詳細はこちら:Backlog、プロジェクト管理の考え方を応用した親子向けイベント「夏休みの宿題がどんどん進む 親子ワークショップ」を全国4ヵ所にて開催決定 | プレスリリース | 株式会社ヌーラボ(Nulab inc.)

上記イベントでは「小学生・中学生の宿題」を題材としていますが、本ブログでは「私Anneのペン習字教材(1セット100枚)」を題材とし、実際にバーンダウンチャートで学習管理してみた様子をレポートします。

じゃじゃーん、実際のバーンダウンチャートです!

なかなか学習が進まなかった過去

今まで、ある日突然思い立ち「字をきれいに書きたいけど、なかなか継続できないんだよな~。今度こそペン習字やるか!」という機会は何度もあったのですが、毎回最初の数日で止まってしまい、長続きしていませんでした。(そして、部屋を片づけると棚の端っこから、やりかけの教材が定期的に発掘されるという…。)

今振り返ると、以下のような原因があったのだと感じてます。

  • いつまでにどこまで進めるかの目標を決めていなかった

    • いつまでにどこまで教材を進めるという期限、目標を決めておらず、学習管理してませんでした。

  • 学習管理をしていないため、今どこまで進んでいるかが一目で分からなかった

    • 例えば「1日3枚やる」と決めても、気分でたくさんやったりやらなかったりの状態でした。それでも最初の頃は「今日はX日目×3枚=XXページまで完了してればOK」と記憶で計算できますが、だんだん記憶がなくなり…。

バーンダウンチャートとの出会い

4月1日、今日から新年度だな、と考えていたら、新年度だから何か始めようという思い立ちました。そこで、(いつも通りの思いつきで)何度目かのペン習字をやることを思いついたのですが、今まで継続できたことがありません。なにか対策が必要です。どのように対策を取ろうか…と悩んでいたところ、以前読んだブログを思い出しました。(そのブログはこちら:バーンダウンチャートで子どもの夏休みの宿題を「マネジメント」した話 | Backlogブログ)ぜひリンク先で詳細を読んでいただきたいのですが、要約すると、小学生がバーンダウンチャートで、夏休みの宿題を余裕を持って終えられた!という内容です。

ちなみにバーンダウンチャートとは、計画の進捗が一目で分かるよう見える化したグラフです。理想のスケジュールに対し、実際の進捗がどうなっているかを確認できます。

出典:[バーンダウンチャートの概要]
https://support-ja.backlog.com/hc/ja/articles/360035644574

上記ブログを読んで、バーンダウンチャートを使えば、ペン習字教材の学習管理ができるかも…!という希望が生まれました。かつ、カスタマーサポートとして日々Backlogの機能に関してのご質問にお答えする立場として、バーンダウンチャートを実際に使ってみることでバーンダウンチャートのありがたみを実感したい!という気持ちもありました。そこで、バーンダウンチャートでペン習字教材の学習管理をすることに決めました。

そして以下リンク先の[バーンダウンチャートをダウンロードする]からバーンダウンチャートをダウンロードし、さっそくペン習字プロジェクトの開始です!(ダウンロードはこちらから:「夏休みの初日に宿題がどんどん進む親子ワークショップ」を東京・大阪・福岡の3都市で開催しました | プレスリリース | 株式会社ヌーラボ(Nulab inc.)ページ中ほどの[バーンダウンチャートをダウンロード]よりダウンロードできます。マス目が100、150、200、250と4種類あるので、ご自身のプロジェクトの大きさにあったものをダウンロードしてくださいね。)

もちろんBacklogのバーンダウンチャートで管理する方法もありますが、ブログの成功例に沿い、今回は手書きで管理することにしました。

バーンダウンチャートでの学習管理

以下の予定で、ペン習字の学習管理をしました。

【学習管理の概要】

  • 学習管理の対象:ペン習字教材100枚

  • 期間:4月1日から5月6日(35日間)

  • ペース:1週間20枚

  • ルール:1マス1ページとし、教材を進める毎に都度マス目を塗る

結果…

理想線は赤色、実績線は黒色です。

期限日1日前に、100枚完了できました!プロジェクト成功です!!!

バーンダウンチャートで学習管理をして感じたこと

実際にバーンダウンチャートで進捗管理をしてみて、良かった点は以下です。

  • ルール設計がシンプルで、迷わず学習を進められた

    • 1ページ終わったら1マス塗る、期限日までに100ページ目に到達したらプロジェクト成功というルールで、マスを塗る/塗らないの基準が分かりやすかった。

    • 着実に進んでいる感と達成感を味えた。

    • マス目を塗りたい、理想線に追いつきたいという思いが、教材を進めるモチベーションになった。

  • 学習管理を実践できた

    • 自分でスケジュールやルール、管理ツールなどを決めて学習管理するという経験ができた。

    • 進捗を可視化して管理することで、見通しが分かり安心感があった。

  • バーンダウンチャートというツールのありがたみを実感した

    • 理想線に対する実績線が一目で分かるため、現時点での遅れや進みを可視化できた。

    • バーンダウンチャートのマス目と作業量が紐づいているので、作業量の見積もりが立てやすかった。

    • 「外出予定がありX日はお休みしたいから、先に進めておこう」と、自身の予定に合わせて事前に進捗のコントロールができた。コントロールができることで、お休みの日は罪悪感なく、かつ進捗を心配せずにお休みできた。

学習管理を行う際は、シンプルな計画やルールから始めて、学習管理そのものに慣れるところから始めるのが大事だと実感しました。
こちらのブログページ(Backlogを組織に定着させる3つのステップ~変化は一日にしてならず | Backlogブログ)にBacklogを組織に定着させるアイデアとして、「まずは小さなタスク管理を通して実際に使ってもらうとところから始めましょう」とありますが、まさにですね!

上記にバーンダウンチャートで行う学習管理の良かった点を記載しましたが、ひとことにまとめると、作業量が可視化されており、かつ遅れや進みが一目で分かることで「安心してサボれた」ことが最大の魅力だと個人的に感じています!

さいごに

本ブログでは、バーンダウンチャートでの学習管理についてご紹介しました。

もちろんペン習字を100枚やっただけでは劇的にはきれいな字にはなりませんが、それでも自分で決めた期間内で100枚できたという自信になりました。そして、バーンダウンチャートを実際に使うことで、バーンダウンチャートの良さを体感できました。

弊社イベント参加者の皆さんが、イベント内で作成したバーンダウンチャートで夏休みの宿題を円滑に進められるよう願いながら、本ブログの結びとします。

以上、バーンダウンチャートでの学習管理についてでした!

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