老猫介護:メモ「急に起き出して文句を言ってきた場合」

眠っていた老猫(15歳以上)が急に起き出して「ニャー」と訴えてきたら、要求の中身は、たぶん次の2つのどちらか。

①水が飲みたいから持ってきて!
②体を伸ばしたいから持ち上げて!

①はそのまま。②については少し説明がいる。

老猫は脚が痛い。特に前足(人間で言うところ手首)が痛い。筋力の低下が原因だろう。要は老化。それは仕方がないが、その痛みのせいで、自力で「伸び」をするのが辛い。痛い脚で踏ん張らなければならないからだ。そこで、人間が体を少し持ち上げて、空中に浮かべてやる。すると、猫は待ってましたとばかりに四本脚をギューッと伸ばす。体が伸ばせて満足したら、またすぐに寝に入る。猫を持ち上げる時は、前脚の間(人間で言えば胸)と、大腿骨の付け根を持つ。腹を持つと、(たぶん)苦しくて、伸びをしない。また、もし、猫を持ち上げても体を伸ばさなかったら、別の「要求」なので、「じゃあ、なに?」と考える。

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