『慎ましき堤案』メモ

スウィフトの『慎ましき提案/アイルランドにおける貧民の子供たちが親や国の重荷とならぬようにするために、彼らが公益に資するようにするために』をタノシク読んだ。

何がミゴトと言って、合理に徹すれば、これ以上ないほど有効な提案になっていること。この提案を拒否し退ける理由は、人間の〔依怙贔屓と身贔屓〕しかない。即ち、〔生命現象依存型知性現象でしかない人間〕の理性には「乗り越えられない壁」(=制限)が存在していることを教えてくれるのだ。痛快。

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