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リボーンアートフェスティバル桃浦エリア

まず最初は、牡鹿半島エリアCの桃浦。

キュレーターは、あの小林武史。

震災後わりと早い時期に、牡蠣の合弁会社かなにかを特区かなんかを作ったエリア。仙台のスーパーに行くと「石巻・桃浦の牡蠣が~」というプロモーションビデオが延々と流れてるあの桃浦。筑波大学の先生達が早くから画期的な建築法で支援してたところ。

そこが。アートな空間に変わってました。

防潮堤の上にこれ見よがしに(?)美術館を建ててしまったSIDE CORE。2年前のリボーンアートでは石巻の街中に爆音のファンキーな展示をしてたところ。真夜中の街中の工事中のとこでローラースケートやってたりサーフボードがひっくり返ってたやつ。たぶん。

ご本人がギャラリーを説明してくださいました。これは米国人作家の作品。民主主義に疑問を呈す内容で物議を醸したとか。壁画が一番盛んなのはメキシコときいてビックリ。文字の分からない原住民(インディアン)のために描くようになったとかマニアックなことを教えていただきました。

外に出てみると、神様が修行中でした。神棚(?)の下には壊れた冷蔵庫みたいな祠がありました。

そして、草間弥生氏の水玉。なぜここに?前回はゴールのご番所公園で「お疲れさま」的に出迎えてもらったのに今回は最初にお目にかかれた。そうしたら。後ろの樹齢何百年級の木の生命力に負けないものといったら草間氏でしょう、と小林さんが思ったとか。なるほど。

久住有生という人の「泡」。少し高いところにありました。住居跡にぽつぽつと泡も落ちてた。最初はブラウンだったのだけど、木と草間氏とのバランスをみてたら青にしたくなったとか。なるほど。

パルコキノシタさんの命の循環の作品。豚さんの作品の奥には、実際の豚が飼われていて、1頭ずつ料理されて「フード」の部で振る舞われているとか。命の教室的な。

廃校になった荻浜小学校での展示。各部屋にいろいろありました。

地元の漁師さん達からお聞きしたんだろうなという30年前や40年前の牡鹿半島の様子がストーリーになってて、とても興味深かった。

どこまでが作り込みでどこが元々あったものなのか、どんどん分からなくなっていく。これは、最初からあったの?

視聴覚室には増田セバスチャンのピアノが。弾いても良いみたいだったから弾こうかと思ったけど上原ひろみはまだ練習中だし、そもそも他のを回る時間がなくなっちゃうから我慢しました。でもこれを弾いたら気持ちよさそう。

体育館やプールの作品も面白かったけど写真取り忘れました。こちらも増田セバスチャン。え?原宿のカワイイって人じゃないの?ピアノは確かにそんな感じだったけど、これも??と思いつつ階段のぼって下に降りたら。

中は、こんなんでした。さすが!なるほど。