【WE観戦記】ちふれASエルフェン埼玉対日テレ・東京ヴェルディベレーザ
２０２３年１０月１日。１５時キックオフ。WEリーグカップ GS 第5節ちふれASエルフェン埼玉対日テレ・東京ヴェルディベレーザ戦を観てきました。
いやあ。。。凄かった。何もかも凄かった。WEリーグの目指す形を見た気がしました。
キックオフ２時間前に着いたら、すでに大賑わい。自転車ヘルメット啓蒙活動の警察署ブース前に長蛇の列。スポ少帰りなのかチームユニ着たちびっ子や親御さんたちが抽選のガラガラしてます。フードスタンドも美味しそうなものばかり。
私は豚巻きライスとローストビーフ丼とメロンパンと水出し珈琲。レフィルにすると選手のステッカーとピンバッジをもらえます。これはうまい！スタジアムDJさんがインスタライブやってて会場の内外をくまなく発信。私がローストビーフ丼に並んでたら「ここはお酒入りのかき氷もあるんですよ！」って声が聞こえてきて思わず反応してしまいました。
開場後は会場の中でも外でもイベント。どっちも見たくて迷いました。外ではちふれのチアさんだけじゃなくてちびっ子チア達も踊ってました。
選手がアップ中は、タイヤ抽選会。選手２人が応募用紙の入った箱から１つずつ引いていってその場でお電話。選手の「タイヤといえば？」に「グッドイヤー」と答えられたらタイヤがもらえます。会場のどちらにいますか～？なんてやりとりしてて盛り上がりました。
選手入場はちびっ子達と。しかも両チームが両手にちびっ子連れてくるから大渋滞。いろいろなユニがいたってことは、いろいろなチームの子達が観に来てたってことだよね。選手紹介のときにスタジアムDJさんが「日テレサポーターの皆様、我が家へお越しくださいましてありがとうございます」って言ってたけど、ほんとうにホームで温かかった。
そして肝心の試合というと。これが本当に凄い。なにしろ相手は決勝進出に王手をかけてる日テレなので、正直どこまで食い下がれるかってところかと思ってたら！最初から、ちふれが押してる感じはあったんだけど、コーナーとったと思ったら回転レシーブみたいな岸みのりのヘディングで先制ゴール。と思ったら５分後に仙台ユース出身の大曽根由乃がこぼれ球を押し込んで立て続けに２得点。すると（ようやく）エンジンかかったのか日テレが牙を剥いてくる。これはあっさり逆転されるのか？と諦めかけるとキーパーがナイスキーを連発。え？だれ？エルフェンのGKさんは今、代表に行ってるよね？しかしその直後、藤野あおばの力業に屈し失点。やはり難しいか、これで流れは変わるのか、と不安になった矢先に走り込んできた吉田莉胡！
WE初年度か、なでしこリーグのときか、ちふれが勝てなくて勝てなくて、ようやく勝てたときに彼女が流した涙を思い出し思わず泣きそうに。ちふれサポさんたちなんか本当に嬉しかったと思う。さらに前半終了間際、瀬野有希の美しいロングシュートでダメ押し。
ハーフタイムの座席のざわつき具合も心地よかった。お客さんも数も多かったけど雨が降ってたから自然、屋根の下に集まってたので一体感がより高まり後半はほんと楽しかった。選手のプレー１つ１つに一喜一憂し身を乗り出し、キーパーの長く伸びるパントキックに全員で惚れ惚れしてました。すると、吉田莉胡がロングパスに抜け出し持ち上がる。ゴール前、私が「勝負！」と叫んだ直後にシュート！５点目です。めっちゃどや顔しちゃいました笑。そのうちに小学生男子が「いけーーー、そこだ！打て～！」と大絶叫始めるし。太鼓エリア以外でも、ちふれユニ着てる人がすごい多かった。いろんなバージョンのユニがあったから皆さん、長く応援していらっしゃるんですね。
キーパーは小野未織選手というのね。２０歳！すごい楽しみな選手を見つけてしまいました。
帰りがけ、初観戦と思われる家族連れが「また来たいね～」と言っていました。そうだよねー。今日の試合は絶対楽しいよね。試合内容も観客席も試合前も盛りだくさんでリピートしたくなるよね。応援したいクラブがまた増えてしまいました。